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玉響の箱

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玉響の箱(たまゆらのはこ) 玉は宝石や美しい石のこと。 そんな宝石が揺れる一瞬を、 「玉響」と申します。 一瞬のキラメキを閉じ込めた箱には、 noteで出会った素敵な記事を、 …
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2024年9月の記事一覧

【妄想1コマ漫画】(番外編)いつもの駅前

【妄想1コマ漫画】(番外編)いつもの駅前

東京都大田区のとある駅前
人通りも多いけどハトとおじいちゃんがゆったりくつろいでいてとても平和です。
なぜかどのおじいちゃんもいちごジャムのコッペパンをかなりの高確率で持っています。ある日マルエツ(駅前のスーパー)に見に行ったらいちごジャムのコッペパンだけ売り切れていました。あんバターのコッペパンは売れ残ってました。
いちごジャムコッペパンはこの辺りではひそかなブームなのかもしれません。

おはよ

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貴方はすべて知っている。自分のことも知っている。心の深いところでは知っている。すべてが今ここにあるという事をも。自分の思考が現実化することも。ふと思う思考の積み重ねが、現実化することも。貴方はすべて知っている。自分が大丈夫だと思うことは大丈夫だとも。私は私を信じる。byこの世の人

夜汽車の音と秋のこと

夜汽車の音と秋のこと

暑さが入り交じる秋の夜は、眠りが浅くなる。エアコンを使うほどではないが、寝ていると暑くて目が覚める。そうして布団を蹴飛ばして寝ていると、今度は寒くなって目が覚める。

鈴虫やらなにやら、秋の虫の音が聞こえる。ときおり遠い闇の向こうから、電車の走る音が聞こえてくる。自宅から線路までは距離があるので、「本当に電車の音か?ここまで聞こえるものなのか?」と半信半疑。日中には絶対に聞こえない音。

秋の空気

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あさのかお、生まれて初めてのようなね

あさのかお、生まれて初めてのようなね

子どもたちの声がする方へ
行ってみました
そこには誰もいませんでした
涼しそうなお顔のあなたが
いるだけでした

さはさはと咲いていました
左にひだりに巻き付きながら
だいじょうぶだからと
むずかしいことは忘れようと
上にうえに上ります

日が沈み夜の暗さが
ひと花咲かせてくれます
明日も咲きますか
もうひとつ咲かせてくれますか
ささやかな朝のはじまりに

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