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馬に乗るまでは牛に乗れ

はじめまして
大手パーソナルトレーニングジムをFC全国11店舗(年内12店舗)展開している会社でマネージャーをしております鈴木 潤と申します。

前回は初投稿ということで簡単な概要を話させてもらいましたが今回は2020年9月から2023年9月まで現場でパーソナルトレーナー兼2店舗の統括店長として経験をしてきたことについて話していこうと思います。

私は2020年9月に現職に入社
初めは墨田区Kにある店舗に配属されました。

当初パーソナルトレーナーの経験があったため即戦力ということで入社しましたが大誤算

期待を大いに裏切った当時の私でした。笑


そもそも細かい作業や頭を使うPC作業が苦手というか、やりたくない精神であったので、それが日々の業務に出るわ出るわで即戦力ということの期待値もあった中、会社に一人はいる俗にいう『使えないやつ』でした。

パーソナルトレーナーのコミュニケーション能力や本質的な技術としてはあった方かと思いますが、店舗のスタッフとの連携を要領良くこなすことが出来なかった不器用な人間でした。

今でも不器用なところは全く変わりませんが。笑

日々の業務の出来が悪く、孤独な日々を送っておりました。。。

そんな『仕事が出来ない』私でも出来ない自分を負い目に感じたり、過度に落ち込むことはありませんでした。

理由は ”目標” を周囲に公表し、自分で明確にイメージしていたからだと思います。

当時も根拠のない自信があり今思い返してみると幸せなやつだなと思います。笑

その ”大きな目標” というのが

『最速で店舗責任者である店長になること』

でした。

当時のグループ内含めて店長というと入社したてだった自分には雲の上のような方々ばかりでいわばカリスマトレーナー揃いでした。

正直なところ当時の私は死ぬ気で頑張ったら必ず達成できると確信していました。

そのせいか、色んなこと言われてきましたが『すぐに抜いてやる』『言っておけ、言っておけ』とその反骨心がモチベーションでした。

もう一つ行ったことは業務のメインになる仕事を誰よりもこなすということ
(営業職であればアポイントや商談、トラックの運転手であれば運搬数など)

幸い、自分が選んだ環境は、残業や工数に縛りがほぼなく
やろうと思えばいくらでも実務をこなせる環境でした。

ですので、店長含め自分以外のトレーナーたちに自分と変わってくれと言いまくってました。笑

工数が増えるとやはり失敗の数も自ずと増え、沢山失敗しました。
その失敗のおかげと言ってしまうのはアレですが一般的なトレーナーよりも急成長することができたと思います。

結果、当時の会社内では最速での店舗責任者の店長になることが出来ました。

運の要素も大いにあると当時は思っていましたが今の自分は運も実力でしかないと思っているので頑張った自分を褒めてあげたいくらいです。笑

ここで当時を振り返ると結果に結びついたのは


①大きな目標や自分のやりたい事、なりたいポジションなどを周囲に伝えておく
②誰よりも工数をこなす。こなそうとする。
③成績にこだわり成果を残す。


①、②は文章に書かせてもらいましたが、会社側からすると最も評価対象とされやすいのがこの③の成績

今は私も新人含め社員を評価する立場になり、プロセスももちろんですがこの”結果”というものがあってのプロセスですのでやはり重要です。

私の下積み時代はこの3つをとにかくコミットするということだけに注力しました。
今の時代は『ワークライフバランス』を尊重することや『働き方改革』『週休3日制』など仕事以外で生活とのバランスを求める人が多いと思いますが

僕がやってきたことはその『真反対』
とにかく細かいことは気にせず走り続けました。

今トレーナーなりたて、下積み時代といった方に
声を大にして伝えたいことは

『自分にリミットをかけない』

ということです。

息詰まった時は

どうしてパーソナルトレーナーになろうと思ったのか


また考えてみてください。

好きなことを仕事できているのは世の中のごく一部です。
心地良いことばかりではありません。

コンフォートゾーンに成長は無し


苦汁をなめながら這い上がりましょう。


それではまた








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