私のコレクション:チケット(観劇の記録として)
2022~2023年にかけて、ものすごい勢いで断捨離をして「捨てるものはないか?」と毎日確認してまわったほどなのですが、それでも捨てられなかったのが海外旅行の記録ノートと、チケット類です。
どちらも私自身の記録で、捨てたら二度と手に入らない、私の宝物です。
チケットの保存方法(適当)
ファイリングするには枚数が多すぎるので、年毎にざっくり日付順にして袋詰めして、大きな袋にしまいました。公表したり、展示したりするものではなく、私の個人的な記録・情報。ふと気になったときに簡単に探すことができればそれでよいのです。
1996年にミュージカルの観劇に目覚め、熱心に劇場通いをした若かりし日よ。転居によりなかなか東京に行けない時期もありましたが、今はのんびり歌舞伎座に通っております。
ミュージカルの3つの要素は、歌・ダンス・芝居。
歌舞伎の3つの要素は、歌・舞(ダンス)・伎(芝居)。
パフォーミングアートをエンタメ方面に煎じ詰めると、ミュージカル/歌舞伎になるのではないかと考えております。どちらも楽しい!!
例1:ミュージカルのチケット
例えば、ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」のチケットですが、公演、主催によってデザインが違うのがわかります。
ロンドンでは、日本のチケットよりも大きなサイズで、硬い紙を使っていることが多いのに驚いた覚えがあります。
チケットのデザインやシステムは時代とともに変化していることもあり、古いチケットを見ると懐かしさを感じます。
例2:歌舞伎のチケット
私は劇場オリジナルデザインのチケットが好きなので、1番目のサーモンピンクや、3番目の国立劇場のようなチケットを見るとときめきます。
2番目は建替え前の歌舞伎座(第四期)なので、列がひらがなです。っていうか、3階B席2,520円(税込)かよ~!安い!!
2番目と4番目を見ると松竹の歌舞伎座のチケットも変化しているのがわかります。劇場窓口(切符売場)だけでなく、チケット引取機でチケットを発行できるようになりました。
どうかしていた1999年
年間のチケット枚数が一番多いのは、1999年です。明らかに分厚い。
以前数えた時の記憶ですが、108枚でした。煩悩の数。
どんな舞台があるのか、可能な限り観てみたいという欲望に駆られて、熱心に劇場通いを続けていました。劇場街(特にミュージカル)といえば、NY(ブロードウェー)、ロンドン(ウエストエンド)ですが、東京もまたありとあらゆるエンタテインメントが集まる大都会。
色んな作品があるということ、お金は有限であることを理解し、身銭を切るからには自分が好きな作品を観よう!と決意したのでした。
そういえば、フランスの博物館の入館時に、チケットのもぎり方が独特で驚いた覚えがあります。(角を三角にちぎる、ミシン目がなく途中まで切れ目を入れる、など)
もしかすると、チケットのデザインやサイズだけでなく、もぎり方にも土地柄、お国柄みたいなものが出るのかもしれません。
#私のコレクション
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