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広島市内への寄り道旅


宮島から戻った夜、ホテルで一晩考える。

広島に来ているのだから、せっかくだし原爆ドームまで足を延ばしてみようか。
チェックアウトした後は帰るだけで、特に予定を考えていませんでした。

本通りでぶらぶらするのも良いな。

平和記念公園近くのパーキングに車を停めて、グーグルマップを見ながら本通りへ向かう。

旅行を計画している段階では広島市内に2泊して、宮島と原爆ドームを見て回ろうかとも考えていました。
ただ、市内のホテルは駐車場がほとんどないのですよね、広島には電車で行くのもアリかなと思う。

本通商店街、20年ぶりくらいだろうか。
変わっているような変わっていないような、ところどころ見覚えがある。

Tシャツでも買おうかとお店を見て回ると、まだ開店前だった。

喫茶店で涼をとりながら30分ほど時間をつぶす。
ホテルで朝食をたっぷり食べて、昼食まではまだ時間があるので軽めのモーニングを注文。

今回、サンホテル大竹という昨年オープンしたばかりのホテルに宿泊しました。
部屋も設備もキレイだし大浴場もある、朝食バイキングの牡蠣も美味しかった。
コスパも良いので、広島に来るときは常宿にしたいほど気に入りました。

広島市内までちょっと距離はありますけど、車で来るならアリかなと思う。

この後、BEAMSとSHIPSへ立ち寄りました。
結局何も買わなかったけど見て回るだけでも楽しい。


買い物を切り上げて、グーグルマップで元安川方面へ向かう。

原爆ドーム、小学校の修学旅行以来だろうか。

慰霊式の映像は毎年見ているのだけど、実際に原爆ドームを目の当たりにして心がざわつくのを感じた。
この感情の正体は何だろう、世界のどこかでは今も戦争で命を落としている人々がいる。
平和を祈り、戦争の悲惨さを後世に伝えるための遺構、しかしそれだけでは言葉が足りない。

戦争を理由に多くの一般市民を原爆の実験台にするというジェノサイドが行われた。
その事実に日本国民の一人として、自分がひどく傷ついていることに気付いた。
ボロボロの原爆ドームと自分自身が重なって見える。

たとえ、戦後生まれであっても、80年前の出来事であったとしても。

原爆資料館(広島平和記念資料館)は超大行列だったので並ぶのを諦めました。
今行かなきゃいつ行くの?というタイミングでしたが、この日も暑かったのです。
炎天下を歩きすぎて、すでに残りの体力がなくなっていました。


広島での心残りは原爆資料館もそうですが、お好み焼きを食べ損ねたこと。
宿をとった大竹駅周辺のお店は、すでにお盆休業に入っていたのですよね。

この日もお好み焼きのお店を探して駆けずり回ったのだけど、休みか行列かのどちらかだった。

ランチタイムが終わりそうだったので、お昼はラーメンにしました。

妥協したわけではありません、広島の地のラーメンも食べたかった。
昔ながらの中華そば、汗をかいた体にスープの塩味がしみわたる。

2日間、暑い中よく歩いてたくさん汗をかいたけど、観光地を巡るのはやはり楽しい。
夏の旅行先に広島を選んだのは我ながら良いチョイスだったと思う。

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