私が「宝くじ」を買う3つの理由
私は、ジャンボとジャンボミニだけですが、「宝くじ」を買うようにしています。
私が「宝くじ」を買う理由は3つあるので、noteに書いてみようと思います。長くなるかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです。
① 当たることを夢見る楽しみ
「宝くじ」は「還元率」が低いので損しかしないから、「宝くじ」を買うのは頭が悪い行動だという言説をネット上でよく見かけます。
確かに、「宝くじ」の「還元率」を考えると、100円かけて約45円しか返ってきません。
しかし、そもそも「宝くじ」を「還元率」を考慮する必要のある「投資」と考えることが不適当です。
今はNISAのような課税優遇制度もあるので、株や信託で「投資」をしたほうがよいと思います。
「賭博(バクチ)」と「投資」との区別がついていない人が、よく「宝くじ」を「投資」と混同しがちではないかと思います。
私は「習慣的な趣味」として「宝くじ」を買っています。もしかしたら、1億円や1千万円が当たるかもしれないと抽選日まで夢見て生きることができるからです。当選番号を確認するまでは死ねないなと思いながら、とりあえず生きています。
② 「宝くじ」の売上げは自治体の大きな収入
よく分からない会費とかだと、その団体が明朗会計でないと、幹部の人たちの飲み会代などの私利私欲に使われていたりするかもしれません。
「宝くじ」の「還元率」からすると、「胴元」には約55円の利益があります。
そのうち約14円は販売を受託している「みずほ銀行」に支払われます(販売員の給料など色々な『経費』がかかっています)。
約1円が『社会貢献広報費』に使われます。
残り約40円は「胴元」である都道府県と政令指定都市の収入になります。
「宝くじ」は都道府県の「歳入」の約10%を占めていたと思います。
都道府県の予算は「歳出」と同じ額の「歳入」が必要です。「歳入」が増えないと「歳出」も増えない仕組みになっています。
ムダな公共事業を減らして「歳出」が減り、「歳入」のうちの「税金」が減ってくれるのが納税者にとって理想ですが、「宝くじ」の売上げが少なくなると「地方税」や「地方債(借金)」でカバーしないといけなくなります。
「宝くじ」の売上げは自治体の大事な収入源となっており、「宝くじ」を買うことは地元への貢献になっていると思います。
③ 買うだけで何もしなくてよい気軽さ
「競馬」は農林水産省、「競艇(ボート)」は国土交通省、「競輪」は経済産業省が所管しています。
これらの公営ギャンブルの「胴元」は国であり、「還元率」は「宝くじ」よりも高いと言われています。
ただし、「競馬」等と違って、「宝くじ」は何も努力をする必要がありません。
どの馬が勝つか予想の精度を上げるための研究や当選確率を上げるための勉強をしたり、独自の演算プログラムによる大量購入システムを構築したりする必要がありません。
「宝くじ」は買いさえすれば、あとは寝て待つだけです。このラクさ(気軽さ)が、「宝くじ」の最大の魅力だと思います。
努力をする必要がないだけでなく、「カイジ」のように神経をすり減らすほどのリスクも負う必要がありません。買いさえすれば終わりで、一攫千金のチャンスにあずかれます。
おわりに
以上が、私が「宝くじ」を買う3つの理由です。
ネット上では「還元率」が45%程度であることを理由に「宝くじ」に対する否定的な言説をよく見ますが、再評価されてもいいのではないかと思い、noteを書いてみました。
「宝くじ」を買うことが頭の悪い行動だとは、私は考えていません。簡単に一攫千金を夢見て楽しい未来を想像できる点で、「マルチ商法」や「カルト宗教」にお金をかけることよりも合理的だと思います。
私はジャンボ30枚、ミニ30枚を購入しています。合計1万8000円ですが、バラ買いで前後賞の可能性も狙うために、「三連バラ」で購入しています。当選番号を調べて1枚ずつ確認するのは手間なので、次のジャンボを買うためにチャンスセンターを訪れた際に、前のジャンボで買った「宝くじ」を窓口の機械でチェックしてもらっています。そのため「宝くじ」を買うことが「習慣」です。
高額当選したことはありません。よく3000円が当たりますが赤字です。一回当たり最大1万6200円の赤字ですが、赤字分は自治体に寄付してあげた気持ちです。
ネット上では「逆張り」扱いになるような私見を書きましたが、このnoteを読んでいただいて参考になるところがあれば嬉しいです。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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