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デレステ6周年アニメPV『星環世界』を見た感想

『星環世界』のアニメPVを何度も繰り返し見る中で、私が「ここが好きだな」と思った感想を書こうと思います。
駄文になりますが、読んでいただけると嬉しいです。

見出し画像は、特設サイト「#デレステ6周年  SF(すごくふしぎな)ギフトキャンペーン」からスクショしました。
キャンペーン期間は2021年9月3日(金)12:00~9月13日(月)9:59で、抽選で3000名以上に豪華景品がプレゼントされます。詳しくはこちらのURLをご確認ください。(なお、この文章を書き上げるのがDay1の砂塚あきら賞に間に合わなかったので、あきらちゃんメインで撮った画像を見出しにしました)
https://cinderella.idolmaster.jp/sl-stage/6thgiftcampaign/sp/

また、アニメPVはYouTubeで公式配信されています。
私はとても良い出来だと思いました。
2分ほどのアニメーションの中に魅力が詰めこまれているので、ぜひ一人でも多くの人に視聴してもらえたらいいなと思います。


テレビCMも2本【Let's Launch 篇】【Starlight Party 篇】が公開されました(アニメPVと同様、YouTubeで公式配信されています)。
後日もう1本が公開予定とのことです。
【Starlight Party篇】では、ボイスアイドルオーディション(VIA)で3位に入選した「八神マキノ」の声が初披露されました。声優さんはまだ発表されていませんが、こういったサプライズは嬉しいです。
それとともに、テレビCM用の数秒とは言え、約3ヶ月(VIAの投票締切5/16)で、オリジナルアニメーションを作ったのは驚きました。昨年の「辻野あかり」の「えいっ!」が話題になったので、また同じようなことをやれば面白いなと思っていましたが、スケジュール的に無理だろうと思っていました。かなり頑張ったのだと思います。
最後の1本のCMも今から楽しみです。『星環世界』のアニメPVの最後のワンカットから、おそらくVIA1位の七海、2位の琴歌が出演すると期待しています。

「宣伝」はこれくらいにして、以下「駄文」を書いていきます。
6周年のアニメPVで、私が思う「ここ好き」を長くならないように3つに絞って書きます。

①  ただ単純に『カッコいい』

5周年の「GoJustGo」のアニメPVはアイドル190人(事務所のメンバー全員)で南の島へバカンスに行ったというコンセプトもあって、明るくかわいいお祭り騒ぎのような雰囲気でした。
うって変わって今回はクールな雰囲気で、不安な表情も時折見せながらも、レーザー光線ありまくりのライブは溌剌としていて、躍動感のあるアニメで『カッコいい』と思いました。

②  場面転換が多く『飽きさせない』

1周年から5周年までのアニバの歴代センターが描かれた各カットには唸らされました。
それだけでなく、土と緑と青い空の地球から、宇宙空間に出て、宇宙船での様子を描写してからのライブシーンを経て、細かいカットが入っています。
場面や色遣いが目まぐるしく変わることで、視覚を楽しませるとともに、ストーリー性も持たせていて面白いと思いました。何回も繰り返して見てしまい『飽きさせない』です。

③ 時勢を反映した『メッセージ性がある』

最初のシーンでマスクをしていた「砂塚あきら」がマスクを外します。宇宙船に乗り込むアイドル(限られたメンバー)は、覚悟を決めた表情や励まし合う様子を見せています。
宇宙空間で行うライブは当然「無観客」ですが、その制限された中でも歌とダンスをして、世界中に「配信」されています。宇宙から遠く離れた『地球』で別の場所にいるアイドルも、同じライブを見ています。
また、CMでは宇宙空間での制限がある中、仲間との会食を楽しむ場面も描かれています。
『星環世界』のPVやCMを通して描かれている物語は、何らかの事情があって人が住むことができない岩と砂の『惑星』(アストラ)に、『地球』から木の芽を植えに行くストーリーなのかなと、私は2DリッチのMVを見て漠然と思っていました。
最後のほうの一瞬のカットで「砂塚あきら」たちがオレンジ色の服を着ていますが、芽を植えた『惑星』では草や木が生えて空気が正常化されることで、宇宙服(強化服アド・アストラ)を着なくてもいられるようになるのかな(それが残り1本のテレビCMで描かれるのかも)と思いました。

2021.9.6  12:05追記
テレビCMの予想はずしました。【New Dawn 篇】は未知の惑星に飛び込んで行くという内容でした。
アド・アストラだと作画コストが高いので、オレンジ色の服にしたのかなと思います。とは言え、3ヶ月ほどでアニメを製作したのはすごいです。
期待どおり「浅利七海」と「西園寺琴歌」の登場は嬉しいです。琴歌お嬢様もボイス初披露です(マキノさんと同じく、声優さんはまだ発表されてないけど)。今からVIA曲が楽しみです。

私の勝手な妄想です。まだ『星環世界』については映像しか見ていないので、的外れだと思います(コミュ視点から外れたメタ視点です)。
ただ、このご時勢を踏まえた『メッセージ性がある』アニメ演出をしているように私は思いました。

曲の歌詞も、直接会うことができなくても、色々な手段を用意して、あなたに「光」 を届けられるように歩み続けるという決意を伝えているのかなと思います。

「マスク」「配信」の個性を持っていて、どんな環境下でも「あきらめない」で「楽しんで」という意味から、今回のアニバで「砂塚あきら」が抜擢されたのかと思いました。

舞台を宇宙にしたのは、「イーロン・マスク」ネタを回収した面もあると思います。
『VOY@GER』はまさしくネタ回収で、「イーロン・マスク」が取り組む「宇宙航海」をテーマにしていると思います。一つのツイートが、バンダイナムコの株価を上げ、地上波TVニュースにも取り上げられて話題になりました。アイマスチームに例年より予算が多く付いたことで製作できたのかなと思います。『VOY@GER』も「未知への挑戦」が感じられる、良くできた「コンセプトムービー」でした(功労者である「輿水幸子」が出なかったのはなんでだろ。あからさますぎてしまうので、イーロン氏に迷惑がかからないように配慮したのかな)。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、バーチャルリアリティの可能性を探ってるのが分かりました。

『星環世界』では、「未知への挑戦」に加えて、「コロナ」により強いられる「新しい生活様式」への配慮があると思います。
宇宙空間なので、マスクをしてなくても、多人数で飲酒を伴う会食をしても、ライブを開催しても、誰からも批判を浴びることはないと思います。
宇宙船に乗り込む際にマスクを外したように、宇宙なら感染の危険はないため、ソーシャルディスタンスをとる必要はありません(それでもテレビCMを見て「コロナガー」「サンミツ」「フキンシン」等と言う人には、正論で対抗するだけです)。
デレステを知らない大衆向けのテレビCMを昼夜を問わず流す上で、色々な考え方を持つ人たちからあれこれ言われないように、しっかり考えられているなと思います。その上で、希望を持たせる前向きなメッセージを発信していると思います。

さぁ 一番手に旗をたてよう
新概念を領土と成せ
法則はもう distance《距離》越えて
また会えるね

光を届けよう  手を振っててよ
空気が無くたって  震わすのが 心さ
一人じゃないんだよ  手が離れても
歌とダンスの umwelt《環世界》 
ビーム飛ばせ
つないでよ  つたえてよ
君のその声 聞かせて!
環世界(umwelt)とは、すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界を持って生きており、その主体として行動しているという考え。
普遍的な時間・空間(=「環境」)も、動物にとってはそれぞれ独自の時間・空間として知覚されている。
動物の行動は、動物ごとで異なる知覚と作用の結果であり、それぞれの動物に特有の意味をなしている。
〔以上、Wikipediaより引用〕

要は「人それぞれ」ということです。
同じ「環境」でも、「人それぞれ」で「世界」の見え方は違っていて、その「世界」の中で人は行動し、生きています。
「世界」の見え方が「人それぞれ」で違うことで、思考や行動に違いが生じて、「人それぞれ」に多様な「個性」(キャラクター)が生まれます。
そういった多様な「個性」を持つ人たちでも、コミュニケーションをとり合い、繋がりあって「共生」することで、「社会」(ソーシャル)が生まれます。

「デレステ」(アイドルマスターシンデレラガールズ  スターライトステージ)は、多様な「個性」を持つ人たちが「共生」する「歌とダンス」のソーシャルゲームだと思います。

「2021年9月」に6周年を迎えたという今この時だからこそ出せる、とても良い出来のアニメPVだと、私は思いました。

サメが宇宙の海原を行くのはカッコいいし、最後のWow!で笑った顔はとてもキュートだと思いました。
個人的な願いですが、ニコ動の溶接職人に「中毒になる動画」(自然に3回くらいリピートするやつ)を作ってほしいです。

長い駄文でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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