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【お菓子のおはなし #18】<春の旬菓(しゅんか)>バウムクーヘンキュート(さくら)&純正バターパウンドケーキ(さくら)

ユーハイムのお菓子づくりは 「< /0(スラッシュゼロ)>のお菓子をつくる」こと。

お店や、商品で伝えきれないお菓子の熱い思いをこちらでご紹介します。

< /0(スラッシュゼロ)とは>:食品表示の「原材料名」に食品添加物を表す「/(スラッシュ)」以降がないこと。

■ユーハイムの<旬菓>(しゅんか)

ユーハイムの旬菓(しゅんか)とは「季節の移ろい・今の季節や旬の良さ」を感じる瞬間をお届けするシリーズ。

季節の素材を使うということに限らず、折々のイベントや風物詩からもイメージを広げて開発した「旬を味わうお菓子」です。

シリーズの第4弾は、「バウムクーヘンキュート(さくら)」「純正バターパウンドケーキ(さくら)」をお届けします。

■バター×さくら 香りの相乗効果!

ユーハイムのお菓子は、生地にマーガリンなどの植物油脂を使用せず、油脂はバターのみを使用していることがこだわり。
封を開けた瞬間、バター特有の芳醇な香りが広がります。

その、芳醇なバターの香りにのって、旬菓では、さくらの香りも一緒に広がります。

バターにさくらの香りを移すことで、さくら単体よりも香りが広がりやすく、そこにバターの芳醇さも加わります。

■西伊豆産大島桜の桜葉ペースト

生地には、桜ののペーストを混ぜ込んでいます。(だから、生地が少し緑色!)

ペーストにしているのは、「静岡県西伊豆産大島桜」の葉。

この、西伊豆産大島桜の葉は、桜葉特有の甘く香る芳香成分である「クマリン」の元となる物質が多く含まれていることが特徴です。

塩漬けにしている過程で葉が発酵して、芳香成分(クマリン)が出てきます。

そのため、香料を使用しなくても、豊かなさくらの香りがさらに楽しめます。

また、一般的な桜葉ペーストは、桜葉を塩漬けする際に、ミョウバンやpH調整剤を使用します。
ユーハイムでは/0を実現するため、材料メーカーのご協力の元、これらを使用していないペーストを使っています。

そんなこだわりの詰まった、さくらの旬菓を2種類ご紹介します。

■バウムクーヘンキュート(さくら)

●濃厚で柔らかくしっとりとした味わいのバウムクーヘン

バウムクーヘンは、発酵バターとドイツ・リューベック産のマジパンを使用した、リッチな味わい。

バウムクーヘンキュートの詳しいおいしさの秘密はこちらをぜひ読んでみてくださいね。

●ラズベリーチョコレートコーチング

バウムクーヘンにかけているのは、ラズベリーパウダーを混ぜ込んだチョコレートコーチング。

桜葉の塩味の効いたバウムクーヘンとのバランスを考えた、甘酸っぱい風味です。

■純正バターパウンドケーキ(さくら)

●エッグメイクベター製法で焼きあげた、ふんわりしっとりとしたパウンド生地

パウンドケーキは、ベーキングパウダーなどの膨張剤を使用してふんわりと焼きあげるのが一般的。

膨張剤を使用せずとも、ふんわりとさせるために、ユーハイムでは「エッグメイクベター製法」で焼きあげています。

※「エッグメイクベター製法」とは・・・割りたての新鮮なたまごを、卵白と卵黄に分けて別々に泡立ててから、バターや小麦粉を合わせる製法。ユーハイムではそれを「エッグメイクベター製法」と名付けました。

膨張剤の代わりに、卵白の持つ「起泡性」を活かして、ふんわりと焼きあげます。割りたての新鮮なたまごだからこそ、その素材の力をさらに活用させます。

ニュージーランド産グラスフェッドバター(※)を使用し、ふんわりしながらもしっとりとコクのある生地に焼きあげました。
(※自然豊かで放牧に最適なニュージーランドで良質な牧草のみを食べて育った乳牛の生乳を原料としたバター。季節的な要因で配合肥料も乳牛に与える場合もあります。)

2つのさくらの旬菓で、春の訪れをぜひ感じてみてくださいね。


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