【歩き遍路】傾向と対策 [装備]バックパック
バックパックは次の条件で探した。
20-25リッター
軽いこと。500g以下。
レインカバーが付いていれば尚よい
荷物(ベースウェイト)は4kgに抑える
荷物を軽くしたいのに、バックパック本体が1kg以上あるのは本末転倒だ。
バックは軽い物を探した。
候補にしたのは次の三点。
モンベル「フラットアイアンパック」25ℓ(現在は23ℓ)
重さ550g、トレラン用のバックである。ウェストベルトにはサイドポケット、下部にレインカバー装備(現在のモデルには付いていない)。トレラン用なので背負って走っても揺れない(走らないけど)。背中にぴったり着く感じだ。
もう一つは、ハイカーズデポで勧められた
背負ってみて驚いた。バックが軽い。背中にぴったり吸い付くようだ。サイド、フロントポケットも大きくて使いやすそうだ。重さ510g。
重さ387g。驚異の軽さだ。背中の上方でホールドするタイプのバックパックで背負い心地がよい(らしい)。フロントの大きなメッシュポケットが使いやすい(らしい)。(らしい)というのは、この製品、どこの店にも置いてないのだ。だから現物は見たことがないのだ(笑)。これの欠点はとにかく手に入りにくいのと値段の高さだ。これが第一候補だったのだが、出発までには入手出来なさそうで、そうそうに諦めた。評判はよさそうなんだが。
結局、値段と入手しやすさを考えて、
モンベル
にした。
【使ってみて】
モンベルの25リットルは小さすぎた。荷物の量的にはぴったりのサイズだったのだが、きちきちで毎朝詰めるのに苦労した。衣類は大きめのジップロックに入れてぎっちりと空気を抜いて丸め、ぎゅうぎゅうと詰め込む。それが毎朝けっこうストレスだった。
バックパックの大は小を兼ねる。多少大きめのバックに突っ込むぐらいがちょうどいいのだろう。多分この荷物の量だと30リットルぐらいがいいと思う。Gossamer GearのKUMO36ℓか山と道のMINI 2だと余裕で荷造りが出来ると思う。(野宿遍路のULテン泊ならこのサイズで十分だと思う)
【モンベル フラットアイアンパックのよかったところ】
モンベルのバックの大きいウェストベルトポケットは大変役に立った。ポケット右にはスナック、塩飴、ゼリータイプの飲料。左にはコンパス、ヘッドライト(トンネル用)、ゴミを入れた。(現在のものはショルダーベルトにも大きなポケットが二つ付いており、これはうらやましいと思った)
次に買うバックパックにウェストベルトポケットがない場合は、追加で着けると思う。Zip Pack
このバックパックのバックパネルはX型なのだが(TOP写真参照)、真ん中が折れてしまって背負いにくかった(現在のモデルでは改良されている)。このバックパネルは汗蒸れがなく、快適だった。
フロントのバンジーコード(コンプレッションコード)は何かと便利だった。濡れたレインパーカを突っ込んでおく、コンビニで買った食料を入れる、非常食を入れておく、など使い方は色々だ。バックを探すのならバンジーコード付きかフロントポケットがあるものをおすすめする。
(コンプレッションコードは荷物が少ない時バックが揺れないように締めておけるコードだが、荷物がぱんぱんなのでコンプレッションすることはなかった)
サイドポケットも大きくて何かと便利だった。特筆すべきは背負ったままでもボトルの抜き差しが出来ることで、これは歩きながらでも水の補給が出来ると言うことだ。私は右ポケットに500mlのナルゲンボトル、左に巡拝用白衣を丸めて入れていた。
バックを下ろした時にサイドポケットに入れたボトルが落ちないようにボトルストッパー(ゴム紐)が付いているのも便利だった。付いてない場合はゴム紐で付けておくと安心だ。
バックの上下に反射板が付いているのはありがたかった。へんろ道にはけっこうトンネルが多くてこれが怖いのだ。これがあるとないとでは安心感が違う。
ハイドレーション対応なのもよかった。バックによってはハイドレーションが使えないものもあるので注意が必要だ。
チェストサポートは上下に動いて調節出来る。が、なんかの拍子にこれがすっぽりと抜けてしまった。これは参った。四苦八苦、30分かかって元に戻したのだが、山の中でどうしようかと思ったよ。
【今度お遍路に行くなら】
次回、お遍路に行く時は30リットルぐらいの軽いバックパックを探そうと思う。今のところ、Trail BumのBummer30ℓがよさそうだ。
noteでこんな記事を見つけてモンベルに行って背負ってみた。
モンベルキトラパック35
いや、これはいいです。
1.2kgとやや重いけど、それを上回る良さがある。
うーん、悩むなあ。
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