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【歩き遍路】傾向と対策 [装備]バックパック

バックパックは次の条件で探した。

  • 20-25リッター

  • 軽いこと。500g以下。

  • レインカバーが付いていれば尚よい

  • 荷物(ベースウェイト)は4kgに抑える

荷物を軽くしたいのに、バックパック本体が1kg以上あるのは本末転倒だ。
バックは軽い物を探した。

候補にしたのは次の三点。

モンベル「フラットアイアンパック」25ℓ(現在は23ℓ)

モンベル フラットアイアンパック25

軽量で機能性に優れ、日帰り登山からスピードハイクまで幅広く対応するパックです。背負ったまま操作でき、荷物の揺れを抑えるコンプレッションコードを装備。バックパネルには肌離れの良いメッシュ地を使用。凹凸を設け、熱がこもりにくくなっています。

montbell

重さ550g、トレラン用のバックである。ウェストベルトにはサイドポケット、下部にレインカバー装備(現在のモデルには付いていない)。トレラン用なので背負って走っても揺れない(走らないけど)。背中にぴったり着く感じだ。

レインカバーを下部に内蔵(現在はない)

もう一つは、ハイカーズデポで勧められた

Gossamer Gear 「クモ」(雲)36ℓ

ゴッサマーギア創業者 Glen Van Peski 氏の日本でのハイキング経験を踏まえた上で、軽さを求めながらも、強度も併せ持つバックパックとして制作された、その名も『KUMO 雲』。Gorillaが数日のオーバーナイトハイキングから数ヶ月に及ぶスルーハイキングに対応できる「軽さ」「強度」「容量」のバランスがとれたULバックパックとして本国内はもとより日本で高評価を得ました。そしてKumoは、ゴリラの強度と軽さを踏襲しつつ、Murmurのようにウルトラライトハイキングのスタイルやミニマムなハイキングにも対応する大きさやシンプルさを持っています。

Gossamer Gear KUMO

背負ってみて驚いた。バックが軽い。背中にぴったり吸い付くようだ。サイド、フロントポケットも大きくて使いやすそうだ。重さ510g。

山と道 MINI2 25-35ℓ

重さ387g。驚異の軽さだ。背中の上方でホールドするタイプのバックパックで背負い心地がよい(らしい)。フロントの大きなメッシュポケットが使いやすい(らしい)。(らしい)というのは、この製品、どこの店にも置いてないのだ。だから現物は見たことがないのだ(笑)。これの欠点はとにかく手に入りにくいのと値段の高さだ。これが第一候補だったのだが、出発までには入手出来なさそうで、そうそうに諦めた。評判はよさそうなんだが。

ミニマム装備でテント泊するためのULバックパック
山と道MINIをよりウルトラライト(UL)ハイキングやファストパッキングに特化してモデファイしました。

2021年モデルより、メイン素材を山と道の独自開発素材「70D HT PC Coated Ripstop Nylon」に変更。従来のスカイライト素材より優れた強度と耐久性を持つ生地に、一般的なポリウレタンよりもはるかに加水分解しにくい*ポリカーボネートをコーティングしました。

ゼロ年代のULバックパックを彷彿とさせる大型のメッシュポケットを搭載し、軽量でありながら、1泊ー2泊程度のUL装備を快適に背負うことができます。

山と道
山と道 MINI2


結局、値段と入手しやすさを考えて、

 モンベル

にした。

毎朝、これを詰め込む

【使ってみて】

モンベルの25リットルは小さすぎた。荷物の量的にはぴったりのサイズだったのだが、きちきちで毎朝詰めるのに苦労した。衣類は大きめのジップロックに入れてぎっちりと空気を抜いて丸め、ぎゅうぎゅうと詰め込む。それが毎朝けっこうストレスだった。

バックパックの大は小を兼ねる。多少大きめのバックに突っ込むぐらいがちょうどいいのだろう。多分この荷物の量だと30リットルぐらいがいいと思う。Gossamer GearのKUMO36ℓ山と道のMINI 2だと余裕で荷造りが出来ると思う。(野宿遍路のULテン泊ならこのサイズで十分だと思う)


【モンベル フラットアイアンパックのよかったところ】

モンベルのバックの大きいウェストベルトポケットは大変役に立った。ポケット右にはスナック、塩飴、ゼリータイプの飲料。左にはコンパス、ヘッドライト(トンネル用)、ゴミを入れた。(現在のものはショルダーベルトにも大きなポケットが二つ付いており、これはうらやましいと思った)

次に買うバックパックにウェストベルトポケットがない場合は、追加で着けると思う。Zip Pack

このバックパックのバックパネルはX型なのだが(TOP写真参照)、真ん中が折れてしまって背負いにくかった(現在のモデルでは改良されている)。このバックパネルは汗蒸れがなく、快適だった。

フロントのバンジーコード(コンプレッションコード)は何かと便利だった。濡れたレインパーカを突っ込んでおく、コンビニで買った食料を入れる、非常食を入れておく、など使い方は色々だ。バックを探すのならバンジーコード付きかフロントポケットがあるものをおすすめする。
(コンプレッションコードは荷物が少ない時バックが揺れないように締めておけるコードだが、荷物がぱんぱんなのでコンプレッションすることはなかった)

サイドポケットも大きくて何かと便利だった。特筆すべきは背負ったままでもボトルの抜き差しが出来ることで、これは歩きながらでも水の補給が出来ると言うことだ。私は右ポケットに500mlのナルゲンボトル、左に巡拝用白衣を丸めて入れていた。

バックを下ろした時にサイドポケットに入れたボトルが落ちないようにボトルストッパー(ゴム紐)が付いているのも便利だった。付いてない場合はゴム紐で付けておくと安心だ。

バックの上下に反射板が付いているのはありがたかった。へんろ道にはけっこうトンネルが多くてこれが怖いのだ。これがあるとないとでは安心感が違う。

ハイドレーション対応なのもよかった。バックによってはハイドレーションが使えないものもあるので注意が必要だ。

チェストサポートは上下に動いて調節出来る。が、なんかの拍子にこれがすっぽりと抜けてしまった。これは参った。四苦八苦、30分かかって元に戻したのだが、山の中でどうしようかと思ったよ。

【今度お遍路に行くなら】

次回、お遍路に行く時は30リットルぐらいの軽いバックパックを探そうと思う。今のところ、Trail BumのBummer30ℓがよさそうだ。

Trail Bum Bummer 389g

noteでこんな記事を見つけてモンベルに行って背負ってみた。

モンベルキトラパック35

いや、これはいいです。

 □背中にジャストフィットする
 □荷物の出し入れがしやすい
 □インナーの防水サックでレインカバー不要
 □ショルダー、ヒップベルトに大きなポケット

1.2kgとやや重いけど、それを上回る良さがある。
うーん、悩むなあ。

こちらの記事も参考になった。




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