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土木技術者が読んでおきたい書籍 ~委員によるビブリオバトル~ vol.16

全国の土木技術者の皆様、こんにちは!土木学会教育小委員会の宮田です。
5月下旬となりました。皆さまGWはどのように過ごされたでしょうか?私は所用のため田舎に帰省しました。子供たちは当然カレンダー通りに学校がありますので、飛行機で田舎に着いたと思ったら用事を済ませて数日で帰ってくるとなかなかタイトな旅程でした。そんな中でも子供たちは従兄弟と再会できて楽しい時間を過ごしたようです。しばらく見ないうちに従兄弟の子供たちがすっかり成長してお兄ちゃんお姉ちゃんになっていました。体格も大きくなりましたが、話していてもかなりしっかりしてきたと感じ、『男子三日会わざれば刮目してみよ』とはよく言いますが、育ち盛りの子供はまさにその通りですね。

私たち土木技術者も負けないように日々成長していきたいものです。成長のためにも勉強!知識を得る手段の一つとして読書!ということで本日の犬の巻は、現場管理や事務所業務の参考資料となる、用語辞典についてご紹介します。
本日は豪華2本立て!『土木用語大辞典』『地盤工学用語辞典』です!

土木用語大辞典


地盤工学用語辞典

教育小委員会のなかでも随一の読書家、井川委員からのコメントです。

土木の分野は非常に幅広く、様々な用語も非常に多いです。そのため、土木は学び始めた頃から、用語の意味がわからずに調べることが多くありました。
用語の内容を把握する時に使用した土木用語大辞典、地盤工学用語辞典を紹介します。
この辞典は、土木学会、地盤工学会が製作した辞典であるため、専門的な内容が簡潔にまとめられています。また、その解説に記載されている用語についても解説されているため、わからない用語について学ぶことができ、土木、地盤工学用語の全般の理解を深めることができると思います。
また、日本語の用語だけでなく、対応する英語も記載されているため、海外の情報を扱う際にも役立つのではないかと思います。現在ではインターネットで検索すれば、用語の解説を読むこともできると思います。しかし、正しい情報であるかを判断することが必要であるため、正しい意味を知る、学ぶことも大切なことではないかと思います。

新入社員ではじめて現場配属になった際、現場でベテランの職人さん同士のやり取りを聞いていると、意味の分からない単語が飛び交っていたことを思い出します。
「ネコ持ってきて~」 「ごめ~ん、メガネ貸して~」
ここから先の笑い話は、土木現場あるあるで皆さんも聞いたことがあるネタかと思いますが、実際に単語を知らないと同じ土俵で話ができません。特に新入社員の皆さんは、これらの用語辞典をうまく活用して、「知っている!」を増やしていきましょう!

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