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土木学会誌マガジン

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土木学会が会員向けに発行している機関誌「土木学会誌」と関連した記事をまとめた、土木学会公式noteで運営するマガジンです。読まれた方の感想など、noteに投稿された土木学会誌に関…
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#土木

土木学会誌 第108巻 第8号 特集「土と木」

 「土木」という言葉は、紀元前2世紀の中国の思想書「淮南子(えなんじ)」にある「築土構木」という言葉から取られた、と言われています(諸説あり)。近世になり、例えばお城をつくる場合などは「普請」という言葉が使われ、天守閣など建築物をつくることは「作事」と呼ばれ、今でいう「建築」分野との棲み分けが意識され始めました。  明治になり、土木の訳語として civil engineering が当てられ、日本における近代土木の分野の礎が築かれました。ちなみに civil engineer

土と木-土木学会誌2023年8月号 特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2023年8月号特集は 「土と木」。以下、特集目次をご案内します。 土木の語源となった土と木に焦点をあて、歴史的な活用事例や材料としての進化を振り返るとともに、土と木の将来を展望した本特集が、土と木の特性を生かした未来のインフラづくりに繋がりましたら。 特集-土と木- 目次PART1 土と木の役割 鼎談|国土の基盤を支えてきた「土」と「木」  知野 泰明(日本大学工学部土木工学科准教授)  古井戸 宏通(東京大学

土木学会誌2023年3月号 特集-こころ弾む次世代建設現場

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2023年3月号特集は 「こころ弾む次世代建設現場」。以下、特集目次をご案内します。 本特集で、新たなことにどんどんチャレンジしていくんだという建設業界の姿勢・気概を感じていただき、未来の建設業に期待感を抱いてもらえましたら。 特集-こころ弾む次世代建設現場 目次座談会|現場の生産性と労働環境 30年の軌跡を振り返る  -今こそ好機、ICTで現場を変える-  建山 和由(立命館大学総合科学技術研究機構教授、     

土木学会誌7月号を読みました。

 こんにちは!若手パワーアップ小委員会です。秋の足音が聞こえ始める今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。  若手パワーアップ小委員会では、若手の自己研鑽の一環として、土木関連書籍の読み合わせ勉強会を始めました。  今回読み合わせたのは、土木学会誌7月号に掲載の [新会長インタビュー]   産学官の垣根を超えた議論で「ビッグピクチャー」を描こう  です。  会長関連記事のバックナンバーは、土木学会のホームページからも読むことができるんですよ。 ▽△▽こちらからど