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271. 東京ドーム直前 菅井友香クライマックス


2020年7月16日

配信限定ライブ
KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!

初めてアイドルのライブを配信という形で観たあの日。

色んな感情を押し殺したような姿。
でもはっきりと伝えなくてはいけない。
たくさんのものを背負いながらメンバーの一番前で改名を伝える欅坂46キャプテン菅井友香がそこにはいました

グループ最年長として
自分と同世代の女の子が震えるように言葉を発している...

私はその瞬間にとてつもない責任感ととてつもない内から滲み出るパワーを感じ
この先何年も語り継がれるような瞬間に今立ち会っているんだという実感になりました。


それからさらに深く欅坂の歴史を調べ
何度も2016年までタイムスリップし
菅井友香が味わってきた感情を少しでも知りたいと思っていました。

菅井友香自身
私の背中について来い!!!
というような引っ張るキャプテンタイプではなく
誰かが転けたら「大丈夫?」と横でさすって一緒に寄り添ってくれるようなタイプだったと思います。

個性の強いメンバーが多かったからこそ
バランスを見てグループ全体のコントロールをすることに苦労し
気がつくと自分の意見はどこかぼやけていってしまったのかもしれません。


それでも
2020年10月14日
新たなグループ「櫻坂46」の一員として彼女は立ち

2021年1月4日
引き続きキャプテンとしてグループの長を引き受けました。


2期生が伸び伸びと成長し始めて
1期生にも心の余裕が出始めると共に
キャプテンの表情も段々と柔らかくなっていきました。


2022年8月22日

W-KEYAKI FES.2022を終えた直後
菅井友香は卒業を発表しました。

その時私自身としては寂しい...
という感情よりも
本当に...お疲れ様でした...!
という感情の方が強く思いました。

人生一回分と言ってもいいような
とてつもない密度の濃い7年間を過ごし
体も心も犠牲にして人前に立ち続けた。

十分過ぎるといっても足りない程の力を注いできたと思います。


これは何度も思ってしまいますが
1期生が櫻坂にいる
という事実は本当に本当に凄い事実なんです!

インタビューでも答えていましたが
改名と共に1期生は皆いなくなっていた世界線もかなり現実的だったと思います。


壮絶な5年間を経験しても尚
新たなグループに進んだ。

そしてそのグループの長として
新たに大きな責任を菅井友香は背負った。


まさに「背負い人

その背中はあまりにも大き過ぎます。





同じ世代で日本全国、世界の思いを背負い人前に立っている姿をみて
逞しく、堂々と立つ姿が非常にカッコいいと感じました。

そしてどんなにちっぽけでもいいから
自分も自分の場で堂々と逞しく立てるような人間にいつかはなりたいと本気で思いました。

グループを卒業しても人生はまだまだ続いていきます。
一般人だって人生における重要な選択を
節目に節目に選んでいきます。

人はいつ死ぬかは分かりませんが少なくともその瞬間まで同じように歳を重ねていけること、非常に嬉しく思います。

彼女自身の成長を並行して見ながら
自分自身ももっと人として深みのある人間になれるよう。



2022年 櫻坂46菅井友香としての最後の瞬間


とにかく目に焼き付けたいと思います。


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