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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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#桜花賞

厩舎指数で穴馬サーチ 桜花賞

JRDB永野です。 最近のトレンドと言えばそれまでだが、桜花賞は2歳若しくは3歳早々に賞金を確保して、間隔を空けての出走が多い。 今年も阪神JFの上位馬は直接、3歳の早い時期の重賞勝ちの馬も多く、力の比較が難しい。そこへ有力馬の1頭のチェルヴィウニアの乗り替わりが混戦に輪をかけている。 人気上位馬の厩舎指数算出TMの印は、 02.クイーンズウォーク   ◎・◎・◎ 12.ステレンボッシュ    ○・▲・▲・◎ 09.アスコリピチェーノ   ▲・○ 18.チェルヴィニア 

競馬雑記帳 2024/04/04

JRDB永野です。 先週末にドバイで行われた国際競走。 日本での馬券の発売もあり、大いにもりあった。 勝利を収めたのはUAEダービーのフォーエバーヤングだけだったが、四つのレースで2着に食い込んできて、日本調教馬のレベルの高さを示してくれた。 フォーエバーヤングはレース後のインタビューで矢作師はアメリカ行きを明言、さらには来年にはドバイワールドCのためにフォーエバーヤングがドバイに戻ってこれるようにと。多少はリップサービスの面もあるだろが、さすが世界のヤハギ。 レースの進

競馬雑記帳 2024/03/28

JRDB永野です。 今週末は大阪杯にドバイで国際競走。 スポーツ紙の競馬欄は週末のレースに加えて桜花賞の1週前、皐月賞の2週前の情報もあり盛りだくさん。 その桜花賞は当初収得賞金1600万円あたりがボーダーがと思われたが、ファンタジーS勝ちのカルチャーデイ、すずらん賞勝ちのドナベティらの登録がなく、取得賞金1000万円がボーダーで抽選の確率は3分の2。なかには新馬戦でのちの重賞勝ち馬2頭を負かしたボンドガールも。鞍上には先週の日経賞勝ちの鮫島駿騎手。久々なので人気の盲点にな

競馬雑記帳 2024/03/07

JRDB永野です。 先週からクラシックのトライアル戦がスタート。 しかし近年は、速い時期に賞金を加算して、年明け初戦が本番というパターンも多い。 重賞を勝っていれえが収得賞金は最低でも2000万円で桜花賞・皐月賞は賞金で除外されることはほぼない。 現3歳牝馬では、皐月賞出走のレガレイアをのぞいたは重賞勝ち馬は7頭。チューリップ賞で優先出走権を得たスウィープフィートを含めここは出走は安定。そのチューリップ賞では1勝馬が3枚の切符を分け合ったので、賞金順での出走のボーダーライン

厩舎指数で穴馬サーチ 桜花賞

JRDB永野です。 桜花賞といえば、チューリップ賞からというのが王道だったが、最近は年明け初戦が桜花賞で好走というパターンも多い。それだけ育成牧場の存在が大きくなったということか。 さて桜花賞の人気上位馬の厩舎指数算出指定TMの印は、 03.リバティアイランド     ◎・◎・◎ 05.ハーパー          ▲・〇・〇・注・△・▲ 02.ライトクオンタム      △・△・△ 04.ドゥアイズ         注・◎ 14.ペリファーニア       △ 下位人

厩舎指数で穴馬サーチ 桜花賞

JRDB永野です。 記憶にある一番古い桜花賞は雨の中でのホースメンテスコの先行押し切りでの波乱のレース。その時の鞍上は今年アネゴハダを出走させる佐々木晶師。調べると1979年のレースなので当時の佐々木晶騎手は23歳。今年でいうとナミュールに騎乗する横山武騎手が23歳。 基準人気上位馬の厩舎指数算出TMの印は、 18.ナミュール      ▲・◎・○・◎ 16.サークルオブライフ  無・○・▲・○ 14.プレサージュリフト  ▲・△・△・▲ 6.ウォーターナビレラ   ▲

競馬雑記帳 2021/4/14

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 桜花賞はソダシが無敗のまま載冠。 無敗の桜花賞馬は昨年のデアリングタクトに続くものだが、5戦無敗での桜花賞馬は1990年のアグネスフローラ以来。 阪神JFの際は、腹帯だけ黒かったが、桜花賞ではその腹帯も含めて、メンコ・頭絡・手綱も白で統一。 翌日の朝の情報番組でも話題になっていたが、ルックスでも人気が出てぬいぐるみも完売だとか。 気になるのはこのあとの路線。 自信は2歳時に1800Mの札幌2歳ステークスを勝っているが、父がク

厩舎指数で穴馬サーチ 桜花賞

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 クラシック第一弾の桜花賞、昨年の阪神JFの1・2着がぶっつけのローテーションで人気は割れ加減。 怪我や騎乗自粛、騎乗停止もあり、鞍上にも注意が必要。 ルメール騎手は何頭はいるお手馬の内18.サトノレイナスに騎乗。 阪神JF2着の実績があり、陣営も早々に直行を決定して鞍上も確保。 厩舎指数も19とシッカリ評価されており、同じ国枝厩舎の5.アカイトリノムスメの厩舎指数が4なので、国枝厩舎の2頭では素直にサトノを上位に取るべきか。

競馬雑記帳 2021/4/8

コンテンツ一覧はこちら photo by Rumi Enokida JRDB永野です。 サクラの季節とクラシック戦線開幕、この高揚感もあり桜花賞はJRAのGⅠレースのなかで1番華やかなレースだと思う。 この時期にオープンで走っている牝馬は繁殖馬としての価値も高く、何年か後の桜花賞出走馬の血統表にその名が現れることも。 今年の場合は、 アカイトリノムスメの母は10年の勝馬、アパパネ。 2010年4月11日 阪神11R 桜花賞 優勝馬 アパパネ 返し馬 ストゥーテ

競馬雑記帳 2021/3/17

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 桜花賞のトライアルレース3競走が終り、その勢力図も見えてきた。 優先出生権を得たのは以下の8頭。 メイケイエール    エリザベスタワー   ストゥーティ シゲルピンクルビー  ヨカヨカ       ミニーアイル     アナザーリリック   ジネストラ フルゲートが18頭なでの、優先出走権の馬から回避が出なければ賞金順に10頭ということになる。 以下が現在の賞金順 ソダシ(6850) アカイトリノムスメ(2650) サト

競馬雑記帳 2020/4/9 思い出の桜花賞

JRDB永野昌治です。 令和への改元は昨年の5月だったので、桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)は令和最初の施行。 こういった「初物」に強いのが武豊騎手。 先日の弥生賞は今年から「ディープインパクト記念」のタイトルも添えられたが、2番人気のサトノフラッグでキッチリと勝利。 平成最初の桜花賞を勝ったのはシャダイカグラとコンビを組んだ武豊騎手。デビューから2年とひと月、現在のキャリアで言えば西村淳騎手が勝つようなもの。 まあ、武豊騎手は前年の菊花賞をスーパークリークで勝っており