競馬雑記帳 2021/4/8
photo by Rumi Enokida
JRDB永野です。
サクラの季節とクラシック戦線開幕、この高揚感もあり桜花賞はJRAのGⅠレースのなかで1番華やかなレースだと思う。
この時期にオープンで走っている牝馬は繁殖馬としての価値も高く、何年か後の桜花賞出走馬の血統表にその名が現れることも。
今年の場合は、
アカイトリノムスメの母は10年の勝馬、アパパネ。
2010年4月11日 阪神11R 桜花賞 優勝馬 アパパネ 返し馬
ストゥーティの母リラヴァティは14年、ハープスターの9着。
2014年4月13日 阪神11R 桜花賞 リラヴァティ 返し馬
ククナの母クルミナルは15年、レッツゴードンキの2着。
2015年4月12日 阪神11R 桜花賞 クルミナル 返し馬
ジネストラの母ハッピーパスは01年、テイエムオーシャンの4着。
ホウオウイクセルの祖母メジロドーベルは97年、キョウエイマーチの2着。
が、桜花賞に縁のある牝系。
滑り込みで出走のククナは母と同じ4枠7番となかなかドラマチック。
母の走った桜花賞は、レッツゴードンキは引き付けてのスロー逃げで前半800Mが50.0秒。(昨年の重馬場で逃げ粘ったスマイルカナの800Mが46.5秒だったのでいかに遅かったか。)後続が大渋滞を起すのを尻目に逃げ切るレッツゴードンキには届かなかったが、メンバー中2番目のタイムで追い込んだ末脚は娘に受け継がれているか。
抽選での滑り込み出走は一時期ほど好走は多くはないが、昨年の秋華賞で9番人気ながら3着と好走したソフトフルートは、抽選突破での出走組(除外になったのが大阪杯を勝ったレイパパレ)。
人気落ちなら面白い存在かもしれない。
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