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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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記事一覧

厩舎指数で穴馬サーチ 神戸新聞杯

JRDB永野です。 先週中山でのセントライト記念は、春の実績馬は人気に応える形に。 今週の神戸新聞杯は、春の実績馬がやや手薄。 メイショウラバルやビザンチンドリーム、ジューンテイクといった重賞勝ち馬もいるが昇り馬に注目。 プリンシパルS2着でダービーの権利を取れなかった6.、メリオーレム。夏の早い時期に賞金を加算してここへ。まだ馬券対象を外していない堅実さは魅力。 友道厩舎2頭だしの5.オールセインツは、中京で既走馬相手のデビュー戦を勝っており、3勝目は新潟と左回りに実

厩舎指数で穴馬サーチ ながつきS

JRDB永野です。 土曜中山のメインはダートの短距離のオープン特別のながつきステークス。 活きの良い3歳馬は不在。4歳馬も2頭だけと、10歳馬も含めての初老での一戦。 JBCスプリントにも賞金的に微妙なメンバーとなった。 3戦振りに岩田康騎手とのコンビの10.スズカコテキタイ。中山のダート1200mで1勝クラスからオープンまで4連勝。その後はややムラ駈けだが、まだ5歳で老け込むには早い。 オープン特別で2勝を挙げている12.サンライズアムール。重賞より堅実に賞金の稼げる

厩舎のお膳立て?!

JRDB永野です。 北海道での調教中の落馬負傷で休んでいた今村騎手が今週から復帰。 復帰初週は土曜日にひとクラだけ。 自厩舎の関西馬だが、関東に遠征して騎乗。 未勝利馬を含めてもフルゲートでならないレースで、復帰初戦で勝ちを意識した厩舎のお膳立てか。

競馬雑記帳 2024/09/19

JRDB永野です。 来週にはスプリンターズSで秋のGⅠシリーズが開幕。 ということで、人馬ともに動きが活発に。 今週からドイツの名手のシュタルケ騎手が4年振りの短期免許で来日。 スプリンターズSではエイシンスポッターに騎乗の予定。 そのスプリンターズSにはキーンランドCから継続してサトノレーヴにレーン騎手がかちらも短期免許で来日予定だが、こちらはスポット参戦という話も。 ほかには、C.デムーロ騎手も天皇賞の頃を目処の短期免許を取得予定だとか。 外国人騎手への短期免許交付

厩舎との相性抜群

JRDB永野です。 この夏はフランス遠征だった岩田望騎手。 帰国後は3週で6勝、騎乗馬もシッカリと集まっている。 月曜も9頭と騎乗は集まった。 中京10レースの桑名特別ではリチャードバローズに騎乗。前走はフランス遠征中で坂井騎手に手綱を譲ったが、今回は坂井騎手の海外遠征もありコンビ復活。 管理する上村厩舎では今年10勝と厩舎別ではダントツの成績。

厩舎指数で穴馬サーチ セントライト記念

JRDB永野です。 3日間開催最終日のメインは菊花賞トライアルのセントライト記念。 春にクラシックを闘った馬と夏の昇り馬との比較がポイントか。 春の実績なら断然8.コスモキュランダ。弥生賞勝ちで、皐月賞は2着。ダービーより1ハンロの距離短縮は歓迎。 ルメール騎手に乗り替わる1.アーバンシック。ハービンジャーの肌にスワーヴリチャドはホープフルS勝ちのレガレイラと同じ配合。決め手勝負に 夏の昇り馬では12.スティンガーグラス。新馬1戦で臨んだスプリングSでも大負けはしてお

減量を効果的に。

JRDB永野です。 2場開催で頭数も落ち着いての開催だが、8頭と騎乗の集まった原騎手。 メインでは関西馬の騎乗依頼も。 7レースのニシノヴィヴィは、原騎手の手綱で未勝利を勝ったが前走は野中騎手が騎乗。 一息入れての2走目で再度原騎手の手綱。減量で1キロでも軽くなるのは歓迎。

厩舎指数で穴馬サーチ ローズS

JRDB永野です。 3日間開催の中日、メインは秋華賞トライアルのローズS。 このところ本番の秋華賞では紫苑S組の活躍が目立つが、さて今年は。 オークスでは好位から早め抜け出しも切れ負けした2.クイーンズウォーク。この距離の方が良さそう。春の時点で良くなるのは先という話もあり、夏を越えての成長に期待。 これまで牡馬相手に闘ってきた15.レガレイラが牝馬路線に。決め手は同世代の牝馬同志なら上位。 オークスの出走は叶わなかった1.カニキュルだが、古馬相手も1勝クラスを勝ち上

厩舎指数で穴馬サーチ ケフェウスS

JRDB永野です。 土曜中京のメインは3歳上オープンのハンデ戦のケフェウスステークス。 過去4回いずれも9月開催だが、京都競馬場の改修に伴う開催変更があり、3回は中京での開催。 友道厩舎から福永厩舎への転厩2戦目の6.フライラクバード。福永厩舎が初めてルメール騎手を鞍上に迎えての一戦。年齢もありハンデは56キロと他馬より1キロ軽い感じ。 連勝で勢い付く10.マイネルメモリー。4勝のうち3勝が和田竜騎手の手綱と相性は抜群で、速い時計にも、荒れ馬場にも対応。 2歳時に東ス

好調 福永厩舎

JRDB永野です。 3月の開業から先週までで9勝の福永師。 この数字は同時に開業した8人のなかではトップの数字。 現在の管理馬は43頭で、2歳馬が22頭、3歳上が21頭という内訳。 3歳上は当然、他厩舎からの転厩だが、2歳馬はデビューから、馬によってはセリの段階から自らが育てる馬で、すでに現役は2歳馬の方が多く自らのカラーを出す工夫を。 その2歳馬は9頭がデビューして2頭が勝ちあがり、2着があって勝ち上がり目前の馬も3頭と成績は悪くない。 今週も土曜と日曜に新馬がデビュー

競馬雑記帳 2024/09/13

JRDB永野です。 先週の日曜中山のメイン、京成杯オータムハンデ。 勝ったのは、アスコリピチェーノに騎乗のルメール騎手だが、2着に競馬学校1期の柴田善騎手、3着に2期の横山典騎手、4着に3期の武豊騎手。 パリ五輪の馬術団体で銅メダル獲得のチームが、平均年齢41歳あまりで初老ジャパンと呼ばれたが、競馬学校1期から3期生の3人の平均年齢は56歳超え。 柴田善騎手は既にJRAでの最年長勝利騎手で、今後勝てばそのたびに記録更新。 横山典騎手は今年最年長でダービー制覇。 武豊騎手は

アレンパに向けて、代打鮫島駿

JRDB永野です。 日曜は韓国のソウルで国際競走が2クラ。 日本から計5頭が参戦で、川田騎手、横山武騎手、団野騎手が遠征。 中京で行われるスプリンターズSのステップレースのセントウルS。昨年のスプリンターズSの覇者のママコチャがここから始動。 ただ主戦の川田騎手が韓国遠征のために鞍上は鮫島駿騎手に。 本番のスプリンターズSでは川田騎手に戻ることも報じられており、ここは代打。 ただ、鮫島駿騎手とママコチャのコンビは、昨年の安土城S勝ちで北九州記念2着と2戦2連対。そこで

厩舎指数で穴馬サーチ 京成杯AH

JRDB永野です。 中山開幕週の日曜のメインはサマーマイルシリーズ最終戦び京成杯オータムハンデ。 現在シリーズの順位は、米子Sと関屋記念を勝ったトゥードジボンがチャンピオンの資格をもって18ポイントでトップ。 ただディオがここを勝てば19ポイントで逆転可能。 しかし、このシリーズ過去3年は初戦の米子Sを勝った馬があとのレースでポイント加算してそのまま逃げ切っている。 春まマイルのGⅠで連続2着の10.アスコリピチェーノがここから始動。55.5キロは背負わされえた感はあ

厩舎指数で穴馬サーチ 紫苑S

JRDB永野です。 中山の秋競馬開幕のメインは紫苑ステークス。 桜花賞トライアルのアネモネSは本番には結び付けないが、紫苑Sは重賞に格上げされてからは毎年のように秋華賞で好走する馬を送り出しており注目の一戦。 前走のクイーンSから更に1ハロン距離延長の11.ボンドガール。現3歳世代ではトップとの評価を受けながら、順調に使えなかっただり、レースで不利を受けたりとまだ1勝馬の身。ここでタイトルをとって本番へ。 フラワーC勝ちの1.ミアネーロ。オークスで走れなかったように左