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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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記事一覧

厩舎指数で穴馬サーチ

JRDB永野です。 今年で29回目を迎えるNHKマイルC。 創設当時は外国産馬が主体で第1回は16頭中14頭が外国産馬。勝ったタイキフォーチュンも当然外国産。以降第6回のクロフネまで勝ち馬は全て外国産馬。 しかし、ダービーの外国産への開放や、サンデーサイレンスの登場による内国産馬の血統の底上げ、活馬の輸入関税の引き上げなどの要因もあり、外国産馬は下火に。 今年の出走馬のうち、外国産はノーブルロジャーのみ。 人気上位馬の厩舎指数算出TMの印は、 14.アスコリピチェーノ 

戦列復帰

JRDB永野です。 京都開催に替わった初日に落馬負傷で休んでいた松山騎手が今週から復帰。 落馬当日の午後は乗り替わった6頭のうち3頭が勝ち上がり。 松山騎手としては勝ち星を積み上げるチャンスだったのだが。 復帰初週は土曜は京都。日曜は東京で騎乗で共に5クラと抑え気味だが、両日の重賞にはシッカリと騎乗。頼られている証か。 10レースの平城京Sではゼットリアンに騎乗。 4・5走前に手綱を取って連勝。オープン昇級後は他の騎手に手綱を譲ったが大崩せずに走っている。クラス慣れも見

厩舎指数で穴馬サーチ

JRDB永野です。 土曜は京都のメインはダービーへの最終便京都新聞杯。 皐月賞組が圧倒的に上位のダービーで、キズナ、ロジャーバローズと勝ち馬を出しているレースだけにシッカリとチェックしておきたい。 収得賞金の上積みは1着なら2700万円なので1勝馬でも賞金順での上位は間違いない。2着だと1100万円で2勝馬なら出走のボーダーラインか。 12.インザモーメントは未勝利勝ち直後にホープフルSに挑戦。そこでは青葉賞で2着だったショウナンラプンタとは時計差なし。前走で自己条件を勝

競馬雑記帳 2024/05/02

凱旋門賞4勝の名手、ペリエ騎手が鞭を置いた。 そのニュースはスポーツ紙のみならず、一般紙のスポーツ欄でも取り上げられた。 ペリエ騎手といえば、海外の一流騎手の短期免許の先駆け。 JRAの通算は379勝で、うちGⅠは12勝で、有馬記念3連覇や4週連続GⅠ勝ちなど派手は記録も。 来日初期の頃には、大阪梅田のゲームセンターで、当時流行したいた、騎乗型のジョッキーシュミレーシュンに興じている姿も目撃されている。 51歳。武豊騎手が55歳というのを思えばまだまだやれる気はすのだが。

厩舎指数で穴馬サーチ 天皇賞・春

JRDB永野です。 今年は春の天皇賞にダービー馬が参戦。 ダービー馬の参戦は2021年のマカヒキ以来、ダービーを勝った翌年での参戦は2014年のキズナ以来となる。更にダービー馬の春の天皇賞勝ちは2007年のメイショウサムソンを最後に途絶えている。さて、タスティエーラは。 人気上位馬の厩舎指数算出TMの印は、 14.テーオーロイヤル    ◎ 12.ドゥテッツア      ▲・▲ 07.タシティエーラ     ▲・無・△・△・△・△ 05.ブローザホーン     ◎・△・

主場でも存在感を

JRDB永野です。 続いた落馬事故の影響と香港での国際競走の影響もあり、騎手の遣り繰りが大変そう。 怪我から復帰3週目の佐々木騎手は、土曜は新潟で騎乗していたが日曜は東京に移動して11クラの騎乗予定。 10レースのブリリアントSではダノンラスターに騎乗。休み明けながら継続しての騎乗。前走は1番人気で2着と悔しい思いをしているだけに、今回は結果をだしたい。

得意の新潟で

JRDB永野です。 今年これまで2勝と成績の上がっていない今村騎手。 京都・阪神の中央場での騎乗が中心で、今年ローカルでの騎乗は、小倉が1日、中京が2日の3日間のみ。 先週まで福島開催では騎乗はなし。 今週からローカルは新潟に開催替わり。 今村騎手にとっては新潟はデビューの年にブレイクした地。 これまでの勝ちクラは22勝で、小倉と並んで最多で、勝率、連対率は自身のなかではトップ。 で、今週は土日とも新潟での騎乗。 両日で5クラ、関東から声が掛っていないのは寂しいが、得意の

厩舎指数で穴馬サーチ ユニコーンS

JRDB永野です。 ダート路線の整備でユニコーンステークスは今年から京都で施行。 東京ダービーへ向けてという位置付けに。 ダート三冠ロードだが、初戦の羽田盃は8頭立て。 昨年まではフルゲートの16頭や15頭の多頭数で行われていたが、中央の馬が参戦となり一気に頭数が減った。(JRA所属は最大の4頭が出走) 地方所属の馬にとっては高額賞金のレースへの出走機会が減ることになるのかも。 東京ダービーのJRA枠は4頭、うち3枠は羽田盃上位の馬で埋まっているので、ここで権利取りを。

厩舎指数で穴馬サーチ マイラーズC

JRDB永野です。 京都のメイン、マイラーズCは特別登録の17頭全てが出走の多頭数。 京都の芝外回りのレコードは2018年のこのレースでサングレーザーが記録した1.31.3。 リニューアル後の昨年も1.31.5と高速決着で、今年も高速決着か。ただ天気が・・・。 GⅠ勝ちを含め重賞4勝の3.セリフォス。3歳秋のマイルSC以降は勝ちはないが、GⅡ戦なら力は上。 14.ソウルラッシュは晴雨兼用が強み。昨年のこのレースでは0.1秒差の3着。マイルSCでも2着とコース適性も高い。

オークスの権利獲り

JRDB永野です。 ジャスティンミラノで皐月賞を制した戸崎騎手。 ルメール騎手不在で存在感が増している。 日曜は東京で10クラの騎乗予定でうち、2クラはルメール騎手からの乗り替わり。 メインのフローラSでは6.トロピカルティーに騎乗。 このレース前走で戸崎騎手が手綱を取った馬が3頭いるが、それらの馬ではなく6.トロピカルティーに騎乗。 トロピカルティーは新馬戦は戸崎騎手の手綱だったが、2戦目の若竹賞では津村騎手が騎乗。この日戸崎騎手は東海ステークス騎乗のために京都で騎乗し

ルメールの代役

JRDB永野です。 ドバイで落馬負傷のルメール騎手がようやく日本に帰国。 ただ、復帰までは暫く時間がかかりそうで、ルメール騎手への依存の高かった厩舎は大変。 土曜の競馬で浜中騎手が東京での騎乗。乗りクラは5クラとそれほど多くはないが全てが乗り替わり。 うち9レースの新緑賞のクラッシファイド、10レースの湘南ステークスのマンドローネはルメール騎手から乗り替わり。 浜中騎手とルメールは騎手は騎乗依頼仲介者が同じ。 ルメール騎手の長期の離脱を見越しての騎手の手配か。浜中騎手に

厩舎指数で穴馬サーチ 福島牝馬S

JRDB永野です。 今週から東西の開催は、東京と京都に。ともに夏競馬まで跨いでの10週のロングラン開催。 ローカル開催は3週で終了の福島開催が今週最終週に。 土曜のメインは、ヴィクトイリアMの優先出走権を懸けた福島牝馬ステークス。 フルゲート16頭と混戦模様。 ディープ最終世代の13.ライトクオンタム。前走吉田隼騎手の手綱で復調気配。吉田隼騎手はテン乗りよりも継続騎乗の方好成績だけに前走以上を期待。 牝馬限定の重賞で3着の3回ある1.コスタボニータ。小回りコースの180

競馬雑記帳 2024/04/18

JRDB永野です。 今週から開催は東京・京都へ。 特に関西は先週の開催終わりで阪神競馬場がリフレッシュ工事に入ったため、京都開催が、例年の東京開催と同じく10週間のロングラン開催で、開催後半は夏競馬で2歳新馬も控えており、ラストは宝塚記念。 宝塚記念が京都で行われるのは、ディープインパクトが勝った2006年以来。この年は阪神競馬場に外回りコースが設置された馬場改修によるもの。 その前は1995年の阪神・淡路大震災の復興支援競走として施行されたレースで、ダンツシアトルが勝った

厩舎指数で穴馬サーチ 皐月賞

JRDB永野です。 混戦と言われ人気も割れた先週の桜花賞。 終わってみれば2番人気と1番人気での決着。 今週の皐月賞も人気は割れているが果して。 人気上位馬の厩舎指数算出TMの印は、 10.レガレイラ      ◎・○・○・◎ 13.ジャスティンミラノ  ◎・◎・○・△ 14.シンエンペラー    △・注・◎ 08.ジャンタルマンタル  ○・無・△・◎・△ 02.メイショウタバル   無・△ 下位人気で厚い印があるのは 03.エコロヴァルツ    △・◎ 05.ミス