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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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2020年10月の記事一覧

京都で全レース騎乗予定

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 天皇賞のため、川田騎手など関西のリーディング上位の騎手の多くが東京で騎乗。 その為か、松山騎手は京都で12レース全てに騎乗。 新馬戦が2クラあるが、前走からの継続騎乗は2クラだけであとは乗り替わり。 多くは前走で人気を集めて結果も出した馬達。 松山騎手のこれまで1日の最多勝ちは2018/12/28に11クラに騎乗して5勝。 自己記録更新の可能性は十分。 もうひとり、京都で騎乗で注目は吉田隼騎手。 土曜は東京で重賞を含めて2勝

厩舎指数で穴馬サーチ 天皇賞

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 ネガティブな話題は多いなか、この秋JRAが推しているのが、「秋の偉業達成。」 ここまでは、牝馬三冠、父子での無敗三冠と順調に進行。 残るは天皇賞でのアーモンドアイのGⅠレース8勝目。 東京の芝2000Mが恐らくアーモンドアイにとってベストの舞台。 秋競馬前半のGⅠ戦はJRAの思惑とおりに完結するか。 休み明けでのGⅠ戦は9.アーモンドアイの必勝パターン。使い込むよりフレッシュの状態の方が信頼度は高い。 牡馬相手の宝塚記念を圧

休業騎手のフォローは。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 急性虫垂炎で先週の騎乗を全てキャンセルした三浦騎手。 今週の天皇賞もカデナの騎乗依頼があったが、復帰は来週以降に。 リーディング上位の騎手なでの、毎週それなりの騎乗馬がいるが、今週出走の前走三浦騎手騎乗馬は、福島ので出走馬は三浦騎手と騎乗依頼仲介者が同じ菅原明騎手に替わっており、東京での出走馬は重賞騎乗のために東京で騎乗の関西の騎手に替わっている印象。 ただ、天皇賞は関西の騎手をそれぞれお手馬がいるので、田辺騎手が手綱をとる

厩舎指数で穴馬サーチ スワンS

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です 京都土曜のスワンステークスが、長期改修前最後の重賞。 こういうメモリアルなレースは武豊騎手が強いのだが。 1.サウンドキアラ、2.アドマイヤマーズの有力2頭は下の悪い内を引いた。 多頭数なので外に持ち出すタイミングが難しそう。 ならば、スンナリと馬場の良い外目を通ることができる16.ステルヴィオの出番か。 3歳秋にマイルチャンピオンシップを制しており、淀の坂越えは問題ない。5歳馬だが使われたレース数はそれほど多くなく上積みの余地

競馬雑記帳 2020/10/29

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 菊花賞はコントレイルが距離不向きもあったが、地力で三冠を達成。 抽選突破で出走して、コントレイルを追い詰めたルメール騎手(アリストテレス騎乗)は、あわやコントレイルの父のディープインパクトに初めて土を付けた場面の再現かと言う内容。あと少しのところで番狂わせを逃した。 その菊花賞の売り上げは前年比で130.4%。昨年の菊花賞はその前の週に関東地方に台風があり、3日間開催のうち2日が中止になり、そのうちの1日が菊花賞施行の翌日に振

厩舎指数で穴馬サーチ 菊花賞

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 先週はデアリングタクトが無敗での牝馬三冠を達成。 今週の菊花賞で3.コントレイルが史上8頭目、無敗では3頭目の三冠馬を目指します。 金曜発売の時点で単勝のオッズは1.1倍と圧倒的な支持。父のディープインパクトの菊花賞の単勝は100円の元返しだったが、その点でもどこまで父に近づけるか。(当時はプラス10がなかったので、支持率はほぼ同じ) ダービー終了時点で矢作師がイメージした、神戸新聞杯から菊花賞というローテーションをシッカリ

菊花賞より東京で騎乗

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 菊花賞に出走するブラックホールはデビューから石川騎手とのコンビで重賞勝ちもあり、春のクラシック2戦も戦った。 しかし、今回の鞍上は藤岡佑騎手で主戦の石川騎手は東京で騎乗。 石川騎手の騎乗は6クラだが、そのうち2クラは自厩舎相沢厩舎の馬。 菊花賞よりも乗る価値ありと判断したのなら、馬券の対象になってもおかしくない。 三浦騎手が病気のために今週の土日の競馬は全て乗り替りに。 金曜の段階で枠順の決まっていた土曜のレースと日曜の菊花

松岡騎手、戦列復帰

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 2月の落馬負傷で戦列を離れていた、松岡騎手が今週から復帰。 土曜は2クラ、日曜は3クラと騎乗数は少ないが、来週の天皇賞にはお手馬のウインブライトがスタンバイ。 松岡騎手の騎乗依頼仲介者は専門紙エイトのヒロシ記者でその印を確認出来る方は必見。 土曜東京10レースの赤富士Sでは関西馬のマリオに騎乗。基準10番人気ならがIDMでは対抗の印。買える要素は十分。ヒロシ記者の印は・・・・・。 松岡騎手は私自身好きな騎手のひとりだけに、く

競馬雑記帳 2020/10/23

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 令和三年度のJRAの開催日割が発表されました。 京都競馬競馬場はこの開催が終ると改築のため二年余りお休み。 五輪の予定もあり、開催日割はかなり苦労のあとが見受けられる。 五輪のマラソン対応で、夏の北海道開催は札幌→函館→札幌の順。日数は同じだが、札幌3週、函館6週、札幌4週での実施。 また、今年と同じく7月下旬から8月上旬の3週に関しては、函館と新潟の2場開催。暑さ対策という説明もあり、今後はこれが定番になるかも。 さて、

厩舎指数で穴馬サーチ 富士ステークス

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 今年からGⅡに格上げになった富士ステークス。 1着馬はマイルチャンピオンシップの優先出走権が得られるが、今年はそのマイルSCにはグランアレグリアというとてつもない高い壁が。 多頭数になることが多いレースで12頭立てというのはそういう事情もあるのか。 狙いは昨年のこのレースの2着馬で厩舎指数指定TM(BB)が敢然と◎を打ってきた6.レイエンダ。 ルメール騎手から池添騎手への乗り替りになるが、高松宮記念のグランアレグリアの例がある

競馬雑記帳 2020/10/21

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 少人数ではあるが、競馬場へのファンの入場の再開、レースと発売時間を制限してのWINSの営業再開と少しづつ以前に近づきつつある。 もっともJRAの売上自体は電話・インターネット限定でも前年をシッカリとキープしていたが。 秋華賞の売上の前年比140%というのは、昨年は台風により東京開催が土日ともに中止になり、売上が前年の78%だったのが大きい。 その秋華賞で、電話・インターネット限定発売時には起らなかった現象が久々に発生した。

厩舎指数で穴馬サーチ 秋華賞

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 ディアリングタクトが6頭目の牝馬三冠を達成するかが、大きな興味。 来週の菊花賞では、コントレイルが8頭目の三冠馬を目指すが、3歳牝馬の三冠が整備されたのは1970年のヴィクトリアCの創設から。これまで50年で5頭なので、牡馬よりは達成の頻度は高い。 13.デアリングタクトは脚質的に内回りの京都2000Mは決して向いているとは思われないが、極端な内枠ではないので包まれる危険も少なくここは信頼したい。 前走の紫苑Sでは17番枠から

吉田隼騎手は関西ジョッキーだ。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 先週の競馬で落馬した吉田隼騎手。 落馬の瞬間の映像では「大怪我かも」と思われたが、脳震盪で先週の騎乗を取りやめただけで、今週は新潟で元気に騎乗。 土曜は3勝2着が2回でいずれも関西馬。 まあ、土曜の騎乗7クラは全て関西馬だったのだが。 日曜も9クラに騎乗予定だが、8頭までが関西馬。 池江厩舎や安田隆厩舎などリーディング上位の厩舎からの依頼も多い。 メインの信越ステークスでは安田隆厩舎のケイデンスコールに騎乗。 2019年以降

居残るのは理由がある。

トップページ(その他のコンテンツ)はこちら JRDB永野です。 2月の落馬負傷で戦列から離れていた松岡騎手が天皇賞に向けて騎乗再開というニュースが。天皇賞ではお手馬のウインブライトとのコンビで参戦予定とか。 障害王者のオジュウチョウサンも主戦の石神騎手の怪我の回復を待って秋の始動戦を遅らせている。 ただ、騎手の都合に合わせてもらうケースは稀で、やはり大きい所を狙う馬はローテーションがあって、鞍上の調整というこに。 以前にも書いたが、この秋はルメール騎手の争奪戦が熾烈