読書録129 高鳥都著「あぶない刑事インタビューズ「核心」
小学生の頃、日曜の夜といえば「西部警察」だった。多士済々の刑事達の中で、俺のご贔屓は舘ひろしさん演ずるポッポこと鳩村刑事だった。アメリカ帰りでダンディかつスマートそしてちょっとキザ。華麗なバイクアクションに痺れまくったのである。
時は流れ、中学生の時に始まった「あぶない刑事」は、「鳩」村から「鷹」山にグレードアップした舘ひろしさんに加え、柴田恭兵さん演ずるフリーダムなユージ、トオルにカオルに中条静夫さんの近藤課長などなど、楽しくてかっこいいメンバー達が、我が街横浜を舞台に暴れ回るんだから、夢中にならない訳がないじゃないか(笑)
本作は、「必殺シリーズ三部作」で、個人的に1番ハマっている高鳥都さんが最新作の映画の公開に合わせ「あぶない刑事」の演者やスタッフへのインタビュー集なのである。ちなみにタイトルの「核心」は、あぶない刑事本編のタイトルが2文字で構成されていた事へのオマージュであり、この辺のこだわりからして最高なのだけれど、インタビューもまたマニアックかつ読みやすいのが素晴らしいのだ。
Huluで連ドラ版から見返しているのだけれど、面白さが倍増するのは間違いないです。
もう一度見返す組だけじゃなく、これから「あぶない刑事」見ようかな?って人にもおすすめの一冊です。ぜひぜひ!
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