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鹿児島欲

先月、1週間ほど東京出張があった。
久々に東京に胸が踊ったが、空港に着くなり、
「鹿児島に帰りたい」

人に溢れる空港、電車、街並み、息苦しかった。
2年ほど前までは全くキツく無く、夢見溢れていた東京生活。

久々の東京は心地悪かった。

多分、東京で打ちのめされた事が多くて、その自分に向き合う事が嫌だったんだと思う。

入社一年目の仕事を辞めた事。アルバイト3つ+個人イベントで心身ボロボロだった事。コロナ禍で酒類提供禁止が始まり、大好きな酒業界で働く事が困難になった事。etc
今思い出しても苦い思い出ばかり。

それはさておき
今回の出張。

池袋に一週間ほどの滞在。

池袋のデパート(東武店)で鹿児島の食文化を発信していました。

自分は「茶ぶり」をメインに鹿児島の食を発信。
*茶ぶりとは餌にお茶を食べているブリの事。餌にお茶を食べる事で余分な脂を落とし、良い脂のみ使用している。お茶の他にも黒酢、コラーゲン、高麗人参など使用。鹿児島は鰤の養殖が日本一。その中でも生産者が1人の茶ぶりの紹介。

やはり茶ぶりの反応は凄くいい。手応えを強く感じた。一週間の滞在なのにデパートに常連がくる。これは物凄いことだと思う。

茶ぶりが食べられるお店は鹿児島だけで無く東京にもある。丸ビル「どん薩摩」池尻大橋「火の玉ボーイ」の2箇所。
2箇所とも自分が学生時代アルバイトをさせて頂いたお店だ。

仕事が終わると当然の様に飲みに出歩いた。
コロナも終わりを見せ、街は人に溢れている。

東京視察(要は飲み歩くだけ)

学生・社会人の頃、常連になりたい。人脈を増やしたいという気持ちで片っ端から飲み歩いた東京。メインの各駅ごとに行きつけを作る・誰かに紹介したいと飲み歩いた。(新宿・池袋・渋谷・赤羽・浅草etc)


結局、自分の行きつけを数十軒程作っていたとしても全部顔を出す事は難しいし、金銭的にも時間的にもかなりハードである。

今回、顔を出せたのは3軒ほど。
渋谷の「カクニマル」さん
新宿ゴールデン街「かおりノ夢は夜ヒラク」さん
赤羽「カドナシヤ」さん
どれも愛してやまない愛溢れるお店。

2年ぶりに顔を出しても「おかえりー!待ってたよ」と嬉しい二言でお出迎えしてくれるお店ばかり。

何を言いたかった訳ではないが、
結局、自分は鹿児島が大好きである事を
再確認した出張だった。

鹿児島の程よい都会、自然、ご飯の美味しさ、お酒(焼酎)、文化そして歴史。

鹿児島の発信・鹿児島から世界に

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