見出し画像

大きな買い物(当社比)をしました。

いつも数百円〜数千円単位で無駄な消費を繰り返すことでお馴染みの私ですが、この度大きな買い物をいたしました。

大きなと言っても、「車」(ペーパードライバー)とか「バーキン」(無縁)とか、「不動産」(ぴえん)とか、そういうスケールの話ではなくて、冷静に考えてみれば、それより今私がこの手に握っているiPhone13の方がよほど高いわけなんですけど。

少額無駄遣いの積み重ねで消えてゆく高額は見ないふりができるけど、大きくて目の前に残る高額商品を買うのにはすごく躊躇してしまいます。もしかしたら安物買いの銭失い属の特徴なのかもしれません。

やっぱりあれかな。万一その買い物が失敗だった時に、目の前から消して無かったことにしてしまえないからでしょうか。

以前のマスク切り刻み関連とパルスオキシメーターで多分3、4万くらい吹き飛んでる気がするんですけど、マスクは切り刻めば目の前からなくなるし(切り刻まずに使用してください)、パルスオキシメーターは小さいから隠せるもんね。

でも、3、4万の手元に残る商品にはすごく気合が必要です。 本当なら3、4万あったらOculus Quest2とか買えそうですよね。

説明しよう!(ヤッターマン世代)
Quest2とは、何かすごいVRのやつのことである。(説明できない)

そもそもVRで何ができるのか、それさえいまいちしっかりとは把握できてませんが、「没入」ができるとは聞いています。とりあえずこの商品写真のラスト2枚のVRをエンジョイするお姉さんたちだけでも、購入を躊躇させるインパクトがありますね。

察しの良い方はお気づきかと思いますが、この部分はもちろん長い無駄話で、私が購入したのはVRのスゴイやつ、ではありません。

私が今回買ったもの。お値段なんと78,100円。たっけぇ。私の月給の○分の1です(各自かわいそ気味の数字を想像して、気の毒そうな表情を浮かべながら先へおすすみください)

ここ数年お菓子だのパンだのを焼くようになって、細々とした道具がかなり増えてきました。
いちおうギリギリ収納スペースに収まってはいるけど、ギリギリで収めているだけあって、出し入れがすごく面倒くさいんです。

ボウルを一つ出し入れするにも、

ガスコンロ下の開き戸をあける→ボウルの手前を遮っているフライパンの柄をくるっと回して避ける→設置してあるラックのプラスチックの棚板がたわんで割れそうなくらい棚板の高さギッチギチに押し込んである重なったボウルを引っ張り出す→必要なボウルを取る→残りのボウルを戻す→フライパンの柄を戻す→扉を閉める

です。しまう時も同じ。

ご存知ですか?散らからない家の鉄則。

「片付けのアクション数を減らす」です!(ネットの知識をドヤ顔で披露)

収納の扉を開ける、物をしまう、収納の扉をしめる(3アクション)

よりも、例えば

定位置に置く(1アクション)

の見せる収納にすれば、片付けのハードルがさがり、オヘヤ・イツモ・キレイ。みたいな話です。多分。見せる収納を推してるわけじゃないけど。とにかくモノを片付けるための手数をなるべく減らしましょうね、という話ですね。

ではここで、先ほどのボウルの例を、見てみましょう。いち、にぃ、さん、しぃ……

驚きの7アクション。しかも「必要なボウルをとる」は、厳密には、

重なってるボウルをどける→必要なボウルをとる→残りのボウルを元通り重ねる

で構成されているので、本当は9アクションなのにサバ読んでいたのです。さらには「ギッチギチ」とかいう修飾語までついて、余計なストレスがかかっています。

そうするとどういうことが起こるか、わかりますよね。
出しっぱなしになります。とりあえず使ったやつ全部そこら辺(うちではオーブンの上)にひょいっと置いてそのまんま。何日か絶対何も作らないよ、という時だけしまいます。めんどくさいんだもん。

ケーキやお菓子の型、ハンドミキサーなどの、中くらいのサイズ感の器具も、カップボードの深い引き出しに立てて収納していて、これは数が少ない間はなかなかよかったのですが、だんだんと数が増え「重ねた上で立てる」みたいな状態になって出し入れが難しくなり、そして、ついに最近それでも入らなくなって、立っているメンバーの上にポイって置かれる新メンバーが現れ始めました。そうなるともう、圧倒的にしまいにくい。

それから、ヘラとか麺棒とかの細長系はガスコンロの下の棚、ボウル置いてるラックの上段が引き出しになっていて、そこに適当に放り込んでいるので、しまうハードルは低いのですが、数が増えてしまったので、取り出す時にとても探しにくい。下なのでちょっと暗いし。

口金だとか搾り袋とかの細かい道具は、カップボードの浅い引き出し、お箸とか入ってるところに、スタッキングできるケースを重ねることで、無理やり空間を作って入れているのですが、そう、ご想像のとおり、一応使用頻度の低いものを下にしているのにも関わらず、「スタッキングされてる上のケースをどける」というアクションのハードルに負けて、徐々に整頓が雑になり、なんだかカオスへの入り口が見え始めています。(見え始めていますっていうのはもちろん見栄を張っていて、もう長いことハッキリ見えてる入り口を、出たり入ったりうろうろしています)

さらには、粉とかナッツとかの材料も、最初の頃は密封容器に入れ替えて、カップボードの別の引き出しに入れていたのですが、種類が増えてきたので、もはや容器もスペースも足りなくなって、余裕がないので奥のものは取り出しにくくなっているし、それでも入らないものは輪ゴムやクリップでぎゅっと留めて、丈夫な紙袋にまとめられてしまっています。そしてその紙袋は、ダイニングテーブルの空いてる椅子に所在なくずっと座っています。(仮)の処置だったのに結構長いこと座ってる。

生活感しかない。もはや「ちゃんと片付いている」みたいな瞬間は訪れません。

しかも、紙袋に入っているものは探しにくいので、何かを作るたびに必要のないものも含めてほぼ全メンバーが外に出てきて一瞬でテーブルの上を賑やかに演出します。悪い意味で。

せめて探しやすいように、何かちゃんとしたボックスとかに整理した方がよさそうなのですが、そのボックスの置き場自体がないのにそんなことをしたら、「ダイニングチェアに常に置いてあるちゃんとしたボックス」です。それは絶対正解じゃないですよね。ボックスはご飯食べないので。ですから、(仮)のままになっています。

あの時片付けられるようになってきたはずの私はどこへ行ってしまったのか。

となれば、もう新しい棚か何かを設置するしかない。ただ「新しい棚」には、必要不可欠なものがあります。それは、

空いてる壁。

その位置に何が大きめのものが鎮座してしまっても、通行や視界や生活を妨げない壁。

狭小マンションの我が家には、すでにそんなものはありません。何かが置けそうな壁沿いには、既にテレビ、ゴミ箱、家電、その他、それなりに必要そうなもので、埋まっています。「何かを置いたら明らかに不自然な壁」しか空いていませんし、ましてキッチン周りとなると、もはや一分の隙もありません。

それに、さすがにすべての壁を埋めつくしてしまったら、Web会議とかする時に背後に生活感があふれ出してしまいます。まぁそんなのやったことないけど。会議なんてないんだけど。あれでしょ?本当は何か背景変えられるんでしょ?よく知らないけど。

ついでに言えば、壁際以外にもテーブルだのソファーだのがありますから、もはや「通る場所」と「ギリギリでリングフィットする場所」くらいしか空いていません。棚なんか置いたら、「家の中に不自然に表れた出っ張り」みたいになるのが目に見えています。

強いて言えばキッチンから一番離れた部屋の隅、あるいはキッチンからダイニングテーブルをコの字に迂回したところの壁なら、今ある物をどかしてなんとかなるかもしれません。

…そんなとこにキッチン用品しまいに行くわけないじゃん。片付けのハードル上げてどうする。

そんな時、私の中のマリー・アントワネットが囁きました。

壁がないなら、そこらへんに置けばいいじゃない。
鎮座がダメなら、移動させればいいじゃない。

というわけで、

およそ3000文字にわたってお待たせいたしました!今回購入いたしました商品はこちら!

ボビーワゴン。

ご存じの方も多いでしょう。コンランショップなどお高め輸入インテリアのお店でよく見る、収納力抜群(という触れ込み)のオシャレ(と言われている)ワゴンです。ボビーワゴンといえば美容院、美容院といえばボビーワゴン、というくらい、美容師さん御用達でもあります。

AmazonアソシエイトとしてAmazonさんへの忠誠心からAmazonリンクを貼ってみましたが、正規輸入代理店はこちら。私もここで買いましたし、説明も詳しいのでご存じない方はこちらをご覧ください。

ジョエ・コロンボさんという天才デザイナーが考えた多機能ワゴン。ボビーワゴンの存在自体は、学生時代から知っていました。でも「オシャレだと言われている」ことは知っていても、正直「オシャレだな!」と思ったことはありません。私には理解できないハイセンスな世界です。

こんな樹脂製の、ヘンテコな作りのワゴン、どこが良いのかサッパリわからん!何でそんなに高いんだよ!と思っていました。

収納力抜群って言ってもちょっと見ないデザインで、むしろ使いにくそうだし、使いこなし方さっぱりわからないんですけど。オシャレって言われてるから、オシャレって思われたい人たちが買ってるんじゃないですか、って。

しかし、激狭キッチンからダイニングにまであふれかえる道具や食品に囲まれた私は、イマジナリーフレンド(見えてません)のアントワネットさんの言葉にハッとしたのです。

「もしかして、今こそボビーワゴン?」

こまごまとした道具が入りそうな、浅いトレー。
型とかが入りそうなちょっと深めのトレー。
ボールやハンドミキサーなど、やや大きめのものをヒョイっとおけそうなフリースペース。
もしかしたら材料類が入るかもしれなさそうなサイドポケット。
トレーに収まりきれない道具類の一部ならいい感じに収まるかもしれなさそうなフレキシブルボックス。

そういうことじゃない?いろんなサイズのいろんなものを、一か所にまとめて収納できる。それがこの「多機能ワゴン」の魅力なんじゃない?しかもトレーは引き出しと違って、180度回転するので全体が見やすいし、しまいやすそう。元が片付けられないタイプだったものですから、気がつきませんでした。「樹脂製の、ヘンテコな作りのワゴン」とか言って申し訳ありませんでした。

もちろん全てが収まるわけではないと思いますが、お菓子やパンの時だけしか使わないようなものだけでも、このワゴンに移動させることができれば、今のギッチギチ無理やり収めてる感が解消されて、他のところも面倒くさいアクションが減らせる予感がします。

それに、このワゴンなら、鎮座されたら困る壁際にあっても、いざというときはどかせるし、キッチンから離れた壁際にあっても、使うときに連れてくればいいし、最悪そのまま戻さなくても、ちょっと邪魔なだけで、オシャレに見えなくもないんでしょ?知りませんけど。っていうか、そんな巨大なものが部屋の真ん中にあったら、ちょっとどころじゃなく邪魔で、さすがに戻さざるを得ないかもしれないし。

そう思ったらすごく欲しい気がしてきました。でも、「片付けられない」から少し進化した程度の私が考えたことなので、間違っているかもしれません。「片付かないキッチンは据え置き!巨大なオブジェがついてくる!」というキャンペーンが始まるのかもしれません。

何万円もするのに、「失敗した!」と思っても目の前から消せないサイズ感。怖いですよね。なのでちょっと落ち着いて慎重に考えてみました。

例えば、まず考えたのは、ボウルとかのキッチン道具みたいなものは、衛生的な観点からいっても、本当は今まで通り扉付きのところにしまいたくない?ってこと。それはすごくに気になります。でも思い出してください。私ついさっき、今現在そもそもしまってないって言ってましたよね?出しっぱなしって。

ちなみに今も見に行ってきたけど今日もやっぱりオーブンの上に乗ってました。ほらね。片付けるのめんどくさかったんでしょうね。多分だけど一昨日から乗ってる。(見に行ってきたってのはうそ。家の中のおよそ70%の場所からはキッチンが直接見えます。どうだ、狭いだろう。)

それにボウルとワゴンのスペースのサイズを確認してみると、ボビーワゴンに置いたとき、重ねたボールの上側に、そこまで大きな空間が開くわけでもなさそうなので、何かの拍子に上から異物が入るという可能性はそんなに高くなさそう…かな?まあだめだったら上にキッチンクロスでもかけておくことにしましょう(ハイ、アクション増えた)

それから、もし買うなら3段にすべきか4段にすべきか、という問題。私はあまり高さのあるものをこの激狭ホームに置きたくないのです。4段の高さ94.5センチは結構存在感があって、ちょっと圧迫感を感じそう。でもそんな理由で選んで収納力が不足してたら、なんかすごく中途半端なことになりそう…。そこで実物を店舗に見に行きました。そしたら、3段は私の脚の付け根より少し低いくらいでちょっと低すぎるし、4段はお臍とみぞおちの間くらいでちょっと高い…。

デスクワークのサイドワゴンとしてなら、絶対3段だと思うけど、キッチンで立って作業しているときに、こまごました道具が、あまり低い位置にあると、出し入れもしにくい感じがするし…。収納力も低くて出し入れもしにくい、となると、オブジェリスクが高まりそう。どっちかといえば4段かな。でも失敗だった時の目障りさも3段の1.3333…倍です。お店って広いから、たいていのものは家に届いてみたらめちゃくちゃデカイんだよね…。

そしてもう一つ。ワゴンの天板部分は、ペンなどを置いても転がり落ちないように、ごく浅いトレー状になっているのですが、むしろ平らだったらいいのに、台として使いたい、と思っていました。そしたらなんと、この窪みを埋めてフラットな天板にして作業台として使えるように、オプションの板があります。しかもなんと天板耐荷重、39㎏!(4段の場合)すごくない?アクリルなのに。だったら是非上に置きたいものがある!嬉しい!ますます欲しい!今すぐ欲しい!

どうですか。慎重に検討している、というのはあくまでポーズで、「絶対欲しい」の方向に自分を説得しているだけのプロセスです。大きめの衝動買いをされる際には、よかったら参考にしてください。

ここまで来たらもう、Q&Aにある

  • 開閉時、摩擦音がします→仕様です。

  • 窪みや丸い跡があります→仕様です。

  • ネジが緩んでます→締めてね。

  • 経年による変色は?→します。濃い色なら目立たないけど、代わりに傷が目立ちます。

という、「こんな樹脂製の(中略)何でそんなに高いんだよ!」を思い出してしまいそうな、いかにも海外製品といった特徴も、まあいっか、みたいな気持ちになってくるから不思議(愚か)。

そんなわけでクリックしちゃいました。4段。色は白。ハイセンスなハウスにお住いの、インテリア上級者さんなら絶対に赤とか緑とかカワイイ色にできると思うんですけど、私には無理。悪目立ちさせる自信があります。

と、ここまでがクリックした後に書いたお話、数日が経過し、本日商品届くことになっております!

正直、配送がヤマトさんじゃない方さん(婉曲表現)なので心配でした。一体いつ来るかな、ちゃんと今日来るかなって。問い合わせ番号で確認してみました。

ハイ怖い。

無いってさ。

私のボビー…どこへ行ってしまったの…?(ボビーに捨てられた女)

でもね、送り状ナンバー確認しろって書いてあるから、確認しました。メールに直リンクのカタチで記載されてたんですけど、リンクじゃないところの番号も照合してみました。

合ってる…

となると、やはりボビーが失踪したか、ショップのメールが間違っているかです。伝票は発行されたけど、実はまだ発送できてないからシステムに載ってませんとかだったらどうしよう。今日届くと思って、安心して散らかしてあるのに…。どうせ荷物の大移動あるし、いっか!みたいな感じで。

ショップに電話してみましょう。

メールの末尾に記載された番号にかけて、呼び出し音を聞きながら気がつきました。

今日は、定休日…がーーーーんショッ…

「ハイ○○です」(リンク貼ってるのに伏せる意味なし)

あれ?出た。そういえば、オンラインショップと実店舗の定休日が違ってた。電話は共通なんですね。助かりました。

「問い合わせ番号見たら荷物が無いんだけど(を丁寧に)」
「あごめん間違えてた。正しい番号言うね。今それで確認してみたら配達中になってるしちゃんと今日届くから安心して(を丁寧に)」

結構大事なとこ間違えたね。もしよかったらもうちょっとだけ恐縮してくれてもいいんだけど、ま、今日届くんならいっか。

「ありがと!ばいばい!(を丁寧に)」

(この出来事書いたら電話口のお兄さんには身バレするよねって思いながら、読まれる可能性はないと信じて書いています)

そんなやりとりから、一時間半。

ボビーさん、見つかりましたよ(SまだSんすけさんの声で)

ちゃんと届きました!!

梱包解く時に、指三本折れそうになったけど、無事に設置出来ました。

開閉時に摩擦音もするし、ネジはしっかり緩んでたし、棚板に、丸いあともありました!

浮き気味のネジと、バリ取りの粗い丸い痕。

間違いなく本物です!(正規輸入代理店で買ってるので)

でも、一つ私が勘違いしてたことがあって、天板のトレーの窪みを埋めるための板は、三つに区切られたスペースの、2箇所分だけでした。なぜなの…。だったらこっちのお店で3枚の板買えばよかったかな。

考えることはみんな同じらしく、このお店、代理店にない3枚目の板だけ、今、売り切れています。正直ここまで、正規輸入代理店で買ったメリットはあんまり感じなかったので、心配性じゃなくて安さを求める人は、Amazonで並行輸入品を、逆に対応の良さを求めるなら、コンランショップ、上の板が欲しいならバニラさんなどを経由して買った方がいいかもね、という気も、ちょっとだけしてきています。

まあ、天板の上に置きたかったものは、2枚分のスペースでギリ置けることがわかったので、おいおい考えていきましょう。

さて、せっかく届いたので全体像を撮っておけばよかったのですが、全体像はウェブにいくらでも出てるし、大きなものを家のアラを写さずに撮れる場所がわからなくて諦めました。

劇的ビフォーアフターも、ビフォーが酷すぎたので諦めました。

正直アフターも、本当にちゃんと整理できてる人からすると、全然アフター感がないのでお見せできません。

そんなわけで、多少置けたよ!感があるところだけ、ちょっとだけ、ご覧いただきましょう。

懸念となっていたボウルとパンなどの型

ボウルは、今使ったり洗ったりしてるので本当はもっと中までマトリョーシカ的に重なります。下の段に型を置いたらハンドミキサーは置けなくなったので、ちょっと不自然な感じで横の穴に入ってます。(不自然なので見せない)

そして、これ。見せたくないけど見てほしい。

トレーにピッタリ幅のトレー(とトレーにピッタリじゃなかったパイナップルケーキ型)

こんなところにいたのね、シンデレラ(フィット)!

スタッキングされてカオスの入り口を盛り立てていたニトリの整理トレー。幅がピッタリでした!奇跡!

トレーの幅はピッタリだったけど、長さは別にピッタリじゃなくて、さらにそのトレーに一個だけ入らなかったパイナップルケーキの型が涙を誘います。ちなみに口金は、今はまだ、ボビーと出会ったばかりなので、上品ぶって上を向いて探しやすいフリをしていますが、この後、本性を見せてぐちゃぐちゃになる予定です。

でもまあ、それなりに当初思い描いたとおり(よりはちょっと窮屈そう)にモノが移動できましたし、元々の収納場所も、当初思い描いたとおり(ほどではないけど)多少は出し入れしやすそうな雰囲気が出てきました。

ダイニングの椅子の上の材料の一部は、まだ座ったままですが、きっとなんとかなるでしょう。

何よりこの機会に「絶対に捨てた方がいいけど、良心が咎めて捨てられなかった不用品」のいくつかを処分することができました。

きっと、明日、または明後日、もしかしたら来週、場合によっては来月には、さらに片付いていると思います。

狭い我が家では、突然現れた大きなワゴンの異物感は否めませんが、それでもモノが整理しやすくなった感じがして今のところ大満足です。

不思議なことに、おそらく狭いからこそだと思いますが、壁際に鎮座するよりは、中途半端な場所で放置されている時の方が、イキイキして見えます。壁際に置いてしまうと、普通に圧迫感と生活感が溢れるカラーボックスみたいなものと変わらない印象。白だから特に。

とはいえ、中途半端な場所の放置を許容できる広さの家ではないので、大半は、「不自然だけど生活は妨げない壁際」で過ごしていただくことになるでしょう。

とりあえず、しまうことはできたので、今後、本当に使いやすくなっているのかどうか、やっぱりこれはただの高額邪魔オブジェだったのか、徐々に明らかになってくると思います。

私が何も書かなかったら、ボビーと仲良くやってるんだなって思ってください。

サポートしていただけると、幸せな気持ちになります。