見出し画像

敬語の総まとめアクティビティ

みんなの日本語であれば49課、50課に尊敬語と謙譲語がでてきますよね。

総まとめのアクティビティとして使えるものを紹介したいと思います。

「お/ごVします」のアクティビティ

学生同士で敬語を使って練習するのは現実的ではありません。

なので、敬語を使う相手となると「教師」になりますが、教師が相手をしていると授業の半分が教師の発話で埋まってしまいます。それは避けたい。

なので、視覚的に「目上の人」を作っちゃおうと思います。

準備するもの:王冠やパーティ帽子

画像3

画像4

王冠やパーティ帽子はドンキ・ホーテで安く手に入りますし、適当で良ければA3用紙で作ることも可能です^^

これを「目上の人」役の学生に渡せば、学生はその気になってくれるでしょう。また、交換することで「目上の人」「目下の人」のスイッチも簡単です。

1.上記のもの(王冠またはパーティ帽子)を準備する

2.「目上の人」役が何かしようとする

3.「目下の人」役が、動きを察知して、「お/ごVします!」と言う

4.「目上の人」役は、合っていたら「ああ、ありがとうございます」と言う

画像5

どうでしょうか。良かったら試してみてください。


広告を使った敬語の勉強

画像1

たまたま自宅に入ってきていた色んなチラシを見ていたんですが、敬語が結構書いてあるんです。

特にスーパーのセール系ではなく、不動産や胡散臭い系の、「うちのサービス使ってくれ」シリーズに。(笑)

●●、買取いたします!とか。

私このエリア担当の●●と申します!とか。

手順

1.1~2週間ほど、自宅に届く広告を捨てずに集めておく

2.白紙と、その広告が一枚になるように(例:A4の広告+A4白紙=A3のプリントに★)する。

3.学生たちに2のプリントを配布する

4.今まで習った尊敬語・謙譲語をピックアップして、白紙部分に書いてもらう

画像2

いかがでしょうか。結構簡単にできると思いますし、生教材を使うので、学生たちにとっても新鮮でおもしろいと思います。

良かったらやってみてくださいね★


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは次の記事制作のための活動費として使わせていただきます。