落合 陽一氏講演「2030年の世界地図」から考えたこと
こんにちは。日本生産性本部事務局の松沢です。
本日は、トップエグゼクティブ朝食会 3月例会 落合陽一氏の講演について考えたことを書いていきます。―――――――――――――――――――――――――――――
本ポストは、なかなか招聘できないゲストによる、大変貴重な講演を「勉強会の1コマとして終わらせるだけではもったいない!」と感じ、事務局(松沢)が講演内容から考えたことをお伝えします。―――――――――――――――――――――――――――――
1.講演内容は…
講師の希望で、配布資料も録画・録音もないという状況で、このNoteを書くため、講演に全神経を集中し、思考を巡らせた。
なるほど、アートか。
なるほど、歴史を学ぶことか。
なるほど、SDGsは必要か。
その理由は…なるほど、わからん、まぁ仕方ない。
最後のまとめは、「SDGsや地球環境保護は今取り組むべき課題である」だったが、そこに至るまでに、南方熊楠*の思想や歴史、アート、ご自身の体験などさまざまな要素を鑑みて、「やはり必要である」とのことだった。
*南方熊楠(みなかた くまぐす):明治から昭和初期にかけて活動した博物学者・生物学者・民俗学者。
…
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なぜその要素からSDGsが必要という結論に至るのか!?
誰か教えて欲しい。
幻冬舎編集者 の箕輪厚介氏も「落合氏の話はほとんど理解できない」と書籍で記していた。
やはり落合氏は天才で、思考回路が一般人の私とは違うのだろう
2.天才と呼ばれる理由を探る
今回のポストで、講演の「内容」について伝えられることはほとんど無い。
ただ、講演を聞いて落合氏が「天才」と呼ばれる理由を感じることができた。
私が感じたのは世の中を見る視点が圧倒的に多いということ。
皆さんは、一つの物事をどのような視点から見るだろうか。
例えば、SDGsについて。
私はせいぜいニュース等の情報をベースに経済や政治の視点、研修の繋がりで経営の視点から、程度である。
一方、落合氏は、一つのテーマを歴史、地政学、地理、宗教、芸術、テクノロジー、その他多くの視点から見ている。
この「視点の多さ」が、ニュースで目にする一般的な情報ではない考察を生み出す。「天才」と呼ばれる理由だと感じた。
そもそも、歴史、芸術、テクノロジーなどの各分野に深く精通することがまず私にはできないが…。
講演では、“SDGs”に対して、落合氏の頭の中で歴史、テクノロジー、アートなどの複数の視点を行き来していたが、私はこれらの分野に詳しくないため、つながりが理解できなかったのだと、振り返って考えた。
3.自分はどうする
落合氏の真似をしようとしても、寿命が1000年あっても足りない。
ただ、自身の業務(研修の営業・運営など)に関わる範囲で、視野を広げ、そして深める努力はしたいと思う。
そのためにはどうすれば良いか。かなり色々と考えた。
・経済を勉強する
・芸術を勉強する
・WEBマーケティングを勉強する
…
…
違う、どれも本質的な解決にはならない。
なぜなら、興味がない・やりたくないことはやりたくないのだ。
私の結論は「好奇心を高める」
これだ。
落合氏は様々なことに興味があるので、自身で調べ、勉強し、視点を増やしたのだろう。
様々なことへの好奇心を高めることが、自身の視点を広く、深くする近道であるという結論に至った。
調べたところ、好奇心は生まれつきのものだが、大人になってから獲得することも可能なようだ。
この方法を調べることが好奇心を高める第一歩のような気がする。好奇心を高める方法について、実践した結果を別途報告することとしたい。
日本生産性本部 トップエグゼクティブ朝食会
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