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転職することが当たり前の社会へ

働き方が日本でも徐々に多様になり、数年前に副業という言葉が広がり、企業でも副業を解禁する流れができました。

最近はこの副業が複業という言葉になりつつあります。会社員で働くことに危機感を覚えている人、とりわけ大企業で何十年も働くことにリスクを感じている人が増えてきているのではないでしょうか。

なぜならば人が働く期間は、組織が存続する期間よりも長いです。もちろん長年存続している企業もありますが、人生100年の時代に突入した現在、一つの企業でその組織の中だけで通うじる知識だけでは不十分です。

別の組織でも働ける力をつける必要があります。ではどうすれば一つの企業だけでなく別の企業でも働くことができるのか、それは転職することではないでしょうか。

一度も転職したこともなく一社で働き続けることも、それはそれで一つの価値観だと思います。けれども転職したこともなく何十年も一つの組織で働くことは、別の世界を知ることもなくその組織だけに染まってしまうリスクもあるのではないでしょうか。

また、転職をすることで自分の価値を客観的に知る機会もあります。自分の価値が転職市場ではどれほどのものかを知ることもできますし、将来自分が何をしないのか、人生プランを考えるきっかけになるのも転職ではないでしょうか。

日本でも大企業の早期退職を実施する企業も増えています。コロナ渦中で会社を退職した人も増えています。また、改めて自分の人生を見つめ直して転職する人も増えています。

転職することが当たり前の社会の方が、健全な社会ではないでしょうか。もちろん転職万歳だとも言うつもりはありません。一つの組織で、自分から主体的に挑戦し、学び、成長する意欲を持って変化していく事もできます。

挑戦すること、変化することが当たり前の社会になることが、健全であり日本でも転職することが当たり前の社会へとシフトしていることは良いことだと思いました。

それでは良い1日を。

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