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新人セミナーを開催しました!

こんにちは!新入社員の伊藤ひびきと申します。今回は、初めて新人2人で企画・運営をした新人セミナーについて書いていきたいと思います!

このnoteではジョイゾーの中で”新人の登竜門”と言われる新人セミナーを終えるまでの、紆余曲折を裏話を交えてご紹介します!

はじめに

ジョイゾーでは毎年、4月からの3ヶ月の研修の集大成として新人が企画・運営を行う新人セミナーというものを実施しています。

昨年の新人セミナーについてはこちらからご覧ください。

私たちも6月26日(月)に、新人セミナー「システム開発ってこんなに楽しい!ジョイゾーでしか味わえない対面開発の魅力をご紹介!」を開催しました。前半ではkintoneとジョイゾーのサービスについて、後半では対面開発のライブデモを初公開しました。
今回のセミナーは弊社JOYZOスタジオから配信を行いました。

バナーやタイトルも自分たちで考えます!

テーマは、ジョイゾーのサービス(システム39エコシステム39kintoneカスタマイズ開発)紹介です。
今回のセミナーでは、システム39の対面開発を初公開で行いました。エンジニア役を笹川さん・お客様役を松田さんに依頼し、リアルに寄せた対面開発を実現することができました。

ここからはセミナー本番までチャレンジの連続だった話を書いていきます!

何もかもが知識ゼロ。

先輩方から最初に「新人セミナーは企画も運営も集客も新人2人で行います。」ということを伝えられました。私はそんな無謀なことを言われるとは思っていなかったので、「2人共、企画・運営したことがないのにできるのかな。」というのがその時の正直な気持ちでした。

セミナー企画・運営全体を通して不安がありましたが、特に苦労した3つを書いていきます。

はじめから丸投げ?企画書って何を書くの?

まず「企画書って何を書くものなの?」と2人で疑問を持ち、Googleで調べるところから始まりました。
私たちにとっては企画書の作成が最初の難関でした。

2人で相談し納得のいく内容の上、企画書を提出したのですが全ての項目において指摘され、再提出を言い渡されました。ここで初めて新人セミナーとしてレビューをいただいたのですが、”中学生ぶりに大人の人に面と向かって指摘される”という久しぶりの感覚になりました。

何度も企画書を提出していくうちに指摘されるところがわかるようになり、事前に2人で予想して企画書提出に挑んでいました。

実は企画書は4月後半に作っており、私たちはジョイゾーのサービスについて知識がほとんどなかったので、いろんな先輩に聞きながら企画書作成を進めていきました。
当時は、「みんな仕事中だし聞きにくいな。」という気持ちでいましたが、今となっては、わからないことを先輩に聞きに行くということも研修のうちの1つだったのかなと思います。

配信の無理難題を投げた先輩は凄腕だった!

今回、ジョイゾーの主力サービスであるシステム39の対面開発をライブデモで行うことになり、配信方法が懸念点でした。
私たちの希望は、JOYZOスタジオともう1つの部屋で中継をしながらライブデモを行いたい。そして配信の画角は、モニターが見えてかつ人も見えるようにしたい。ということでした。「やりたいことはあるけど、それが実現できるのか、安定した配信をすることができるのか」というところを不安に思っていました。

でもジョイゾーには、ジョイゾーのセミナーの配信を全て対応している4年目の凄腕・小渡先輩がいらっしゃいます。小渡さんがいなくては、配信ができなかったのではないかというほど、サポートしていただきました。

JOYZOスタジオでの配信テストの様子 小渡さん・松田さん

これまで、今回のような中継やカメラを2台使って行う配信はしたことがなく、試行錯誤をしながら私たちの希望を全て叶えてくださいました。そして当日の配信も私たち2人で行うことから、当日は発表に集中できるようにオペレーションも最小限になるように組み立ててくださいました。

一から小渡さんに配信方法を教えてもらい、2人で回せるようになりました。その結果、ジョイゾーで2番目に配信ができる2人という称号をいただきました!もちろん1番目は小渡さんです!

読みが甘かった集客  使える手は使おう、新人の集客作戦

今回のセミナーの集客目標は100人に設定しました。
集客の方法としては、コーポレイトサイト掲載、サイボウズのセミナーサイト掲載、SNS更新で進めることになりました。

私たちの想定では、毎週約16〜17名の申込者数で目標を達成することができると思っていましたが、今思えば相当読みが甘かったように思います。
セミナーサイトの掲載をしてから1ヶ月でお申し込みされたお客様は、27名でした。集客目標の約3割で非常にピンチの状態でした。

そんな時に弊社の社外に向けたイベント、スナックジョイゾーvol.16〜新人ナイト〜がありました。スナックジョイゾーで告知のお時間をいただき、来ていただいた全員に申し込んでいただく気持ちで告知をしました。

スナックジョイゾーの詳細についてはぜひ、こちらをご覧ください!

その後もメールを打ったり、イベントに登壇するメンバーに宣伝をお願いしながら集客を進めていき時間の許す限りで努力していきました。
集客を始めてからは、休みの日にも集客人数を確認する日々が続きました。

本番直前の絶望的な一言から始まった最後の試練

資料作りや、集客、ライブデモについてなどやることが山積みの中で、発表の練習が加わりました。私たちは人前で話すことに慣れておらず、声が小さかったり、パソコンだけを見てしまったりする初歩的な課題がありました。

ここだけの話なのですが、最初は私たち2人だけで練習するのもどこか恥ずかしいという気持ちがあり、全然練習にならなかったような思い出もあります。

"本番まであと2日"の捉え方による可能性の話

先輩方にアドバイスをいただきながら資料作りをはじめて2週間が経ち、日に日に時間に追われている感覚がありました。毎日本番までをカウントダウンしながら準備を進めていました。

本番2日前に四宮さん、琴絵さん、BBさんからいただいたレビューは厳しいものでした。

「話が長くてつまらない。」
ターゲットってあってる?
「でも話し方・テンポはいい。」

という内容です。
企画書の段階でかなり苦労していた、ターゲットについて本番2日前にして、指摘されるとは思っていませんでした。でも、2人で心配していた話し方については褒められて、改善点はあるものの自分の自信になりました。

話が長くてつまらないという意見に対して、「その通りかも。」と思う節がありました。実は何回か喋る練習をしている中で、同期とこんな話をしていたからです。

「1人が話している時間が長すぎない?」
「でももう日が迫っているし、喋るところを今から変えられないよね。」

でも、このレビューでこれまで思っていた「あと○日しかない。」という気持ちが間違っていたのだと気付かされます。
四宮さん・琴絵さん・BBさんは「本番まであと2日もある!!」という気持ちでレビューをしてくださいました。
「あと2日しかない。」と「まだ2日もある!」は真逆の気持ちで、ポジティブに捉えることで可能性が広がります。より良いものにしようと考え、できる限りやり尽くす気持ちが大切だと思いました。

ここからは絶望感よりも頑張ろうと思う気持ちにすぐ切り替えることができました!

がむしゃらに朝から晩までやり抜くだけ!!

朝8時から構成全体を見直しました

次の日の朝8時から、スライドの作り方・最初の挨拶から最後のアンケートまで細かくアドバイスをいただき、話す順番や内容を見直していきました。

今からスライドの作り方?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
BBさんから「君たちはスライド作りを横着してます。」と言われ、PowerPointのスライドマスタの使い方を教わりました。
正直「スライドマスタっていうもので作っていくものなのか〜!」と心の中で思っていました(笑)恥ずかしながら一つ前の「何もかも知識ゼロ」という題名通りです。

先輩方のサポートもあり、その日中に資料完成と話す内容を固め、練習ができるところまで持っていくことができました!

セミナー前日は、夜の20時まで準備・練習をしました。
資料と発表の最終レビュー、配信の流れの確認、ライブデモの段取りについて確認をしてあっという間に1日が終わってしまいました。

夜20時まで行われた最終確認

リハーサルをしてみると、自分たちの発表以外のところでやらなければいけないことが見えてきました。視野を広く持ち、何が必要なのかを考え行動していかなければいけないと反省しました。

「資料内容はこれでいいか、デモはできるかな、当日配信の不安定さはないかな、集客人数は達成したかな」など、どんなに準備しても練習をしていても本番に対しての不安は消えませんでした。

いよいよセミナー本番

いよいよ6月26日(月)セミナー本番です!
朝からソワソワして、落ち着きがない私たちに先輩方はたくさん勇気づけてくれました。ジョイゾーのメンバーはとても温かいです…

・緊張すると思うけど、落ち着いてがんばって!!!
・根拠なき自信でもいいので、口に出して自信持つこと大事!
・本番は楽しみましょう〜!
・新人セミナー応援しています!!!
・セミナーがんば!
・力出し切って!

ジョイゾーメンバーからの当日のメッセージ

当日は、2人で朝の声出しをして、最終的な配信の流れを通しました。
不安だった配信機材も調子が良いようで安心しました。

2人でライブデモの配信をする様子 同期の川嵜さん・私

そして伸び悩んでいた集客人数はなんと、123名!
最高視聴者数は102名という驚異的な数字を記録することができました。
約2週間で96名の方にお申し込みいただきました。

ありがとうございます!!

みなさんの期待に応えるように、私たちも精一杯頑張りました。いざ始まってみると、「ニコニコ!ゆっくり話して!マイクに近づいて!」とカンペが出て、2人とも思い出したように表情や話すスピードを意識して進行していきました。

配信にも問題なく、対面開発のライブデモでは302の部屋との中継方式で完璧に行うことができました。

ライブデモしている笹川さん・松田さん

ライブデモをお願いした、笹川さん・松田さんは全く緊張されている感じがなく、いつも通りのお二人で、本当にリアルなライブデモをしてくださいました。心臓バクバクの私からすると「先輩ってすごい!かっこいい!」と思いました!

私たちの中では、反省点が一つもないセミナーではありませんでした。でも、初めての企画・運営したセミナーを無事に終わることができたことが良かったと思っています。

BBさんにケーキをご馳走していただきました

おわりに

新人2人でセミナーを企画・運営するという、私たち新人にとってはかなりチャレンジな企画でした。
企画していく中で「私ってこんな当たり前なことも知らないのか。」と落ち込むことも多々ありましたし、同期と一緒に「もう何もできない。」と嘆く時もありました。

それでも私たちが最後までやり遂げ、セミナーを成功させることができたのは、たくさんサポート・応援をしてくださったジョイゾーのみなさんのおかげです。

先輩、参加してくださったお客様、本当にありがとうございました!!

新人セミナーは辛いことがあった分、自分の成長に繋がったと思います。
このnoteも公開当日に内容をひっくり返されているのですが…(苦笑)
しかし、こうやって私はジョイゾーで成長していくのだろうと思いました!
今回の新人セミナーの経験を忘れず、今後の実務に活かしていきたいです!

同期の川嵜さんからのコメント

新人セミナーでは、企画から運営まで行うという初めての経験ばかりでした。
その初めての経験に挑戦していく感じが、とても楽しかったなと思います。もちろん、「セミナーをきちんと成功させられるか」「集客目標を達成できるか」などの不安もありました。しかし、先輩方からの応援やサポートがあったおかげで、セミナー当日まで頑張ることが出来ました。
大変なこともありましたが、この経験は今後の業務に活かすことができると思うので、これからの業務も頑張っていきます!

川嵜さんの視点でも新人セミナーについて書いています。
ぜひこちらも読んでください!


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