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amor
2023年6月25日 21:26
嫌うのも嫌われるのも、怖いと思う。世界が唯唯、“好き”で溢れてれば良いのに。なんて願うのは、可笑しいのかな?「ねぇ、アズサ」彼は蕩けた甘い声で、“私”を呼ぶ。それはまるで、世界で一番私を愛すみたいに。『何、リョウ』リョウは基本的に誰にでも優しい。だけれどそれは、幼馴染相手なるとより糖度を増す。だからかな、ほんと時々、勘違いしそうになる。リョウが好きなのは、私