見出し画像

じいじ 保育士を目指す! まだまとまらない!

 期末レポートの中身

 がまとまらない。かなりの参考文献を読んでいて、資料的には充実してきた。例のE.H.エリクソンの「青年ルター」のレポート。

 参考文献としてマルティン・ルターの伝記的紹介、神学的な説明、ルター学の系譜。。。精神分析まで。本書を読んで理解できたのかと言えば、後半の部分は難解で

 サクサク読めたのは、前半部分のみ。神学と精神分析の部分は、難解だった。そう言う意味では論文を先に読みながら本書を読めば理解の具合は進んだのかもしれない。

が、レポートだから締め切りがある訳で、どういう方向性でレポートをまとめるかとなると、困ってしまった。

 私的には、ルターが好きにはならなかった(ごめんなさい!誰に?)。いわば農民を見捨て、ナチスに利用される(これはルター自身のせいではない訳であるが)その思想的中身がである。

もちろん、農民戦争に加担していれば、今日の宗教改革は終わっていただろう。

 更に言えば、世俗権力に守られる事でローマ・カトリック勢力から生き延びられた(異端で処刑されなかった)とみる事もできる訳で。。。

 民衆の味方で殉教という話しならば、キリスト的で私的には好きになれたのだが。

 そんな事をツラツラ考えながら、エリクソンが描いたマルティン・ルター像もやっぱりしっくりこない。父と子の関係性(エリクソンの精神分析におけるメインテーマ)を強調し過ぎていない?という感じだ。

 エリクソンのアイデンティティの問題も、彼の出自が強く作用している(彼は父親を知らない。その父親を探し求めた)。ルターの歴史的論文や神学系の論文を読んでも、それほどにエリクソンの精神分析的な親子関係の強い葛藤を感じないのだ。

 この辺を書けばいいのだろうが、精神分析学的な知識が不足している上に、心理学に興味がある訳でもなく。。。困った(苦笑)

それにしてもサクサクとレポートを書ける人が羨ましい。

今日は、文献を取りに大学院に行かなければならない。

さて、今日はこの辺で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?