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じいじ 保育士を目指す! 院試

今日は入試当日

 自宅を出て、電車を乗り継ぎ駅(この駅は初めて来た)を出ると、少し勾配がある登り坂の脇を更にきつい坂道を数分登ると古風な西洋風の建物が見えた。入り口には大学院入学試験会場という立て看板がある。ここで間違いない。

 入ると守衛さんがいて、まだ試験会場には入れないと言う。確かに試験開始1時間より前に着いてしまった。中でトイレを済ませると試験会場に入って良いとのことで早速試験会場へ。建物は重厚な佇まいではあるが新しくもある。綺麗だけど歴史的建築の雰囲気を醸し出している。

 試験会場の教室は誰もいない。どうやら4名しかこの研究領域での受験生はいないらしい。幼児教育学系は人気がないらしい。

 最初は論文記述式の問題90分である。1000文字と800字の二問。一問目は非認知能力に関すること、もう一文は二問設定でどちらか一問を選んで解答せよというもの。私は、問題がレッジョ・エミーリアの方を選択。二問とも答えられる内容であったので、ほっとしたが1000文字と800字。。。書けるだろうか?と思うが時間は過ぎる。文章構成を構想しながらアイディア(設計図)を書いて、書き始める。1000文字は越えないが900字程度は書けた。次の問題も700字程度は書けた。残り15分、見直しして、汚い字を手直し(総じて悪筆だからどうしようもないが。。。)。残り10分、受験番号と名前をチェック。これで論文は終わった。

 多分、落とそうという試験問題ではない。社会人、特に保育士経験者向けの試験内容だ。受験生も全員社会人だ(学生っぽい人はいないし、年齢も40歳代以上だ)。という事で論文記述式試験は何とか通過。

次に面接が待っている。30分の休憩を挟んで面接へ。

 面接官は2名、うち1名の教官は指導教官のご指名(院試では、指導教官を指名できる。)の先生だ。面接では志望動機、卒業大学での事(私は大学を都合3つ通っている。その内、最初は工学部(電子工学科)で、一つは大学院(工学研究系)で、最後に通った大学は工学部ではなく教養学部で卒論は医療人類学)を聞かれ、最後に研究計画関連を少し聞かれた。この辺は、ツッコミがあるだろうと覚悟していたが先行研究(参考文献)はよく調べてあると言われた。

でお昼ちょっと前に終わった。結果は5日後だ。

さて、今日はこの辺で。

非認知能力

「認知能力」と「非認知能力」の定義
人間の能力は、大きく「認知能力」と「非認知能力」の2種類に分けられます。
「認知能力」とは、IQ(知能指数)に代表されるような、点数などで数値化できる知的能力のことです。IQという言葉は一般的にもよく知られており、大人が子どもの能力を把握する上で参考にしやすい指標のひとつです。

一方「非認知能力」とは、認知能力以外の能力を広く示す言葉で、テストなどで数値化することが難しい内面的なスキルを指します。具体的には「目標を決めて取り組む」「意欲を見せる」「新しい発想をする」「周りの人と円滑なコミュニケーションをとる」といった力のことで、子どもが人生を豊かにする上でとても大切な能力であると言えます。

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レッジョ・エミーリア アプローチ

100人の子どもがいれば、それぞれ100通りの個性があるという教育方法「レッジョ・エミリア教育」。プロジェクト型の教育を取り入れ、アート保育やドキュメンテーションなど、子どもたちの主体性を大切にした活動を展開しています。レッジョ・エミリア教育の3つの教育理念や特徴、一般的な教育法との違いなど、詳しく紹介します。

保育士バンク

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