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  • 三菱商事の企業研究のまとめ

    このマガジンでは三菱商事の企業研究、最新の動向、業績をまとめていきたいと思います。

  • 業界研究マガジン

    特定の企業ではなく、気になる業界の動向についてまとめています。

  • 食品メーカーマガジン

    このマガジンでは食品メーカーに関する記事をまとめています。 就活の企業研究や投資判断にしていただけると幸いです。

  • NTTの企業研究まとめ

    このマガジンではNTTの企業情報や最新の動向、業績をまとめています。 銘柄分析や企業研究に使用していただけると幸いです。

  • コマツの企業研究まとめ

    このマガジンではコマツの企業研究、最新の動向、業績をまとめています。 銘柄分析や企業研究に役立てていただけると幸いです。

最近の記事

決算書から見えるビール会社の違い【アサヒ・キリン・サッポロ】

日本のビール企業として認知度が高いのはアサヒ、キリン、サントリー、サッポロでしょう。 商品の違いはあれど、似たビジネスを展開しているように思える各社ですが、決算書からは見える世界が違ってきます。 そこで今回は2台巨頭と言えるアサヒ、キリンと一味違うサッポロの決算書から各社の違いを見ていきたいと思います。 アサヒグループホールディングスまずアサヒグループHDの貸借対照表を見ていきたいと思います。 以下はアサヒグループHDの23年度の貸借対照表をグラフにしたものです。 こ

    • ショーボンドHD ~鉄壁の財務基盤の「造らない」建設会社~

      建設会社と聞いて皆さんはどのような企業をイメージしますか? 鹿島、大成建設、清水建設、竹中工務店、大林組のようなスーパーゼネコンや大和ハウス、積水ハウスといったハウスメーカーをイメージする人が多いかと思います。 これらの企業に共通するのは建物を「造る」会社ですよね。 しかし、「造らない」建設会社があるのをご存じでしょうか。 それが今回紹介するショーボンドHDです。 建設会社なのに「造らない」のはどういうこと?と思う人もいると思いますが、ショーボンドHDが行うのは「建物

      • 【ミルボン】美容室から美を生み出す化粧品メーカー

        ミルボンは、シャンプーやトリートメント、ヘアカラー剤などのヘアケア製品を製造・販売する化粧品メーカーです。 「一人ひとりの美しさを叶え、心豊かな未来を創りたい。」とブランドメッセージを発しているように「美」を追求するメーカーとなっています。 ただ、「スーパーやドラッグストアでミルボンの製品を見たことがない」という人も多いと思います。 それはミルボンの製品は美容室にしか販売されない”美容室専売品”だからです。 そのため、ミルボンの製品を買ったことがなくても、知らず知らず

        • 三菱商事・三井物産・伊藤忠商事の特徴!

          日本を代表する総合商社のビジネスは各社で似ているところもあれば異なるところもあります。 一括りに総合商社と言っても違いがわからないという方もいるのではないでしょうか。 そこで5大商社の中でも頭一つ抜けている3社である三菱商事、三井物産、伊藤忠商事の特徴を見ていきたいと思います。 ちなみに5大商社の簡単なまとめについては以下の記事で書いていますので読んでいただけると嬉しいです。 三菱商事三菱商事は三菱グループの中で「御三家」に属するトップオブトップ企業です。 そんな三

        決算書から見えるビール会社の違い【アサヒ・キリン・サッポロ】

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        記事

          EPSが10年で3.5倍!累進配当を明言している増配銘柄!

          長期的な目線で日本株に投資している人は事業の安定性や成長性、配当方針を重視する人が多いと思います。 今回紹介する銘柄は事業が非常に安定しており、売上・営業利益は右肩上がり、EPSに関しては10年で約3.5倍まで成長しています。 また、配当方針では累進配当を明言しており、安心して長期保有できる企業です。 配当ももちろん毎年増配しています。 15年で配当金は約8.7倍まで増えている銘柄について事業内容や将来性などをまとめていきたいと思います。

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          EPSが10年で3.5倍!累進配当を明言している増配銘柄!

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          すき家だけじゃない!ゼンショーホールディングスの海外寿司戦略!

          ゼンショーホールディングスと聞いて何を思い浮かべますか? 多くの人が牛丼チェーンである「すき家」を思い浮かべると思います。 他にもゼンショーホールディングスは「はま寿司」や「ココス」なども展開しています。 ゼンショーの料理を食べたことがないという人は少ないと思いますし、人気ブランドを数多く持つ巨大チェーン企業と言えるでしょう。 実は世界でもゼンショーの存在感は大きくなってきており、世界で6位になっています。 ゼンショーより上位の顔ぶれを見るとスターバックスやマクドナル

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          NTT 第1四半期決算について

          新NISAで買い付けをした人が多いNTTが24年度1Q決算を発表しました。 まず個人的に大きいなと思ったのが株主数が大きく増えたことです。 NTTは株式を25分割したため、現在150円程度で購入できるようになっていますよね。 そのため若い人でも購入しやすい銘柄になりました。 実際に株主の年齢構成比も大きく変わっていることがわかります。 長期保有してくれる若い投資家が増えれば株価の安定にもつながるので年齢構成が大きく変わったことは良いことではないかと思います。 個人的に

          NTT 第1四半期決算について

          金融領域を中心に非通信に注力するKDDI

          KDDIは言わずと知れた日本を代表する通信会社です。 通信インフラを支える企業なので景気に大きく左右されることがなく、毎年安定した利益を生み出しています。 もちろんEPS(1株利益)も長期的にずっと成長しています。 そんなKDDIですが、新中期経営計画では事業改革を推進するとしています。 ではどのようにKDDIは事業改革を進めるのか見ていきたいと思います。 新中期経営計画KDDIは当初2022年~2024年度までで「5Gを中核に据えた事業変革の推進」を掲げていました。

          金融領域を中心に非通信に注力するKDDI

          コマツ 1Q決算について

          コマツが7/29に発表した2024年度第1四半期決算では、前年同期比で増収増益でした。 売上高が6.7%増の9,598億円、営業利益は6.8%増の1,570億円となっています。 コマツは超グローバル企業なので全世界でビジネスを展開しており、地域ごとに振れ幅があります。 そこで各地域ごとの売り上げの中からコマツにとって大きな地域を見てみたいと思います。 まず日本ですが、売り上げは微減となっています。 新車の需要は減ったものの値上げにより売り上げを確保したというような形で

          コマツ 1Q決算について

          効率的に稼ぐヒューリックが進める事業の多角化

          概要と事業内容ヒューリックは東京23区を中心にオフィスや商業施設などの不動産賃貸事業を中核とする不動産デベロッパーです。 都心の不動産を扱うことで空室率を低くし、安定した賃料収入を得ることで成長してきました。 ヒューリックの特徴として都心の好立地に多数の物件を保有していることが挙げられます。 ヒューリックは富士銀行(現みずほ銀行)のビル管理事業を祖業として誕生した企業なので銀行の支店を建て替えた物件が多いです。 銀行の支店は駅から近いことが多いのでヒューリックは好立地の

          効率的に稼ぐヒューリックが進める事業の多角化

          実は日本企業の寡占状態!オーストラリアでのビール戦争!

          オーストラリアで白熱するビール戦争オセアニア州に位置するオーストラリアのビール市場で白熱した戦いが展開されていることを知っていますか? オーストラリアのビール市場は2社の寡占状態となっており、以下のようなシェアとなっています。 このグラフを見ると「CUB」と「Lion」の2強だということがわかると思います。 この「CUB」と「Lion」ですが、実は2社とも日本企業の傘下企業なのです。 「CUB」はアサヒグループホールディングス、「Lion」はキリンホールディングスの傘

          実は日本企業の寡占状態!オーストラリアでのビール戦争!

          25期連続増配企業!三菱HCキャピタルの銘柄分析

          概要と事業領域三菱HCキャピタルは、三菱UFJフィナンシャルグループの傘下にある総合リース企業です。 2021年に三菱UFJリースと日立キャピタルが経営統合して誕生しました。 三菱UFJリースの強みであった大手企業向けの顧客基盤と、日立キャピタルの強みであった中小企業の基盤や海外事業が合わさったことで、事業領域が広がりました。 現在は7つの事業を行っており、国内外でバランスの良いビジネスを展開しています。 「カスタマーソリューション」は主に国内向けの事業で、法人・官公庁

          25期連続増配企業!三菱HCキャピタルの銘柄分析

          営業利益率30%を超える塩野義製薬の秘密

          製薬企業の時価総額と営業利益率ディフェンシブ銘柄として人気な医薬品・製薬企業ですが、利益率は各社で全然違うことを知っていますか? まず、時価総額ランキングは以下のようになっています。 第一三共が現在(7月26日時点)時価総額で首位を誇っており、それに続いて中外製薬、武田薬品工業となっています。 では、利益率のランキングはどうなるかというと以下のようになります。 これを見ると1位は中外製薬となっていますが、時価総額では6位の位置にある塩野義製薬が37.39%と非常に高い

          営業利益率30%を超える塩野義製薬の秘密

          インドから世界を目指すクボタ

          広大な畑を少人数で耕すために必要な機械がトラクターです。 そのトラクターですが、世界最大の市場はインドであることを知っていますか? 販売台数は年間100万台と世界全体の半数を占めており、インドは巨大市場なのです。 日本の農機メーカーのクボタはインドを起点に世界戦略を描いています。 2022年4月に子会社化したインドのトラクターメーカーを要にして、インド市場はもちろん、その先のアフリカ市場まで見据えているのです。 実はクボタは2008年にインド市場に参入していましたが、1

          インドから世界を目指すクボタ

          アフリカで圧倒的存在感をもつ豊田通商のビジネス

          皆さんは豊田通商の事業内容を知っていますか? 豊田通商は8つの事業を展開しており、その中身は以下のようになっています。 この事業内容を見ると他の事業と少し異なる事業があるのがわかると思います。 それが「アフリカ」事業です。 アフリカ事業だけ他の事業と比べて毛色が違うなと思うのですが、これには理由があります。 それは豊田通商はアフリカでの存在感が抜群だからです。 1922年に綿花の輸入を手掛けたときから約1世紀にわたって豊田通商はアフリカで事業を行ってきました。 196

          アフリカで圧倒的存在感をもつ豊田通商のビジネス

          ストックビジネスで売上は超安定!累進配当の企業をご紹介!

          長期的な目線で投資を行っている人にとって配当は大事ですよね。 特に減配がない企業、つまり累進配当銘柄は長期保有できる安心材料になります。 今回はストックビジネスで安定的に売上を伸ばし、配当も15年以上減配をしていない企業を紹介したいと思います。 また、配当性向は20%台ですし、株主還元方針として累進配当を掲げているので今後も増配ができる企業です。 売上と営業利益は長期的に成長しているのがわかりますし、海外展開もしている企業なので将来性もある企業だと考えています。 企業研

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