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相談が多い診療科 ソーシャルワーカー21の病院編

こんばんは。
野球が好きで、最近は野球の内容になっていました。キャンプが始まって嬉しかったのです。

今日はソーシャルワーカーはどの診療科から相談を多く受けているのかを書きたい思います。

ソーシャルワーカー21の病院は30以上の診療科があります。
相談が多い診療科もあれば、少ない診療科もあります。

※これはソーシャルワーカー21の病院の相談数であり、他の病院は違う結果だと思われます。

ソーシャルワーカー21の病院で相談件数が多い診療科ベスト3

第1位:脳神経内科
第2位:精神神経科
第3位:小児科

ベスト3はほぼ毎月不動です。
いかがですか?
皆さんの病院はいかがですか?

4位以降は整形外科、脳外科、産婦人科、救命等、月によって変わります。

※うちの病院は外科の診療科が細かく別れています。そのため外科系の順位は低くなっています。

脳神経内科

名前の通り脳と神経疾患を治療する診療科です。
脳卒中、神経難病、てんかん、意識障害も診ていきます。
なぜ相談が多くなるかというと、入院後の状態変化が大きく、突然起こる疾患だからだと私は思っています。
特に脳卒中。私は医師ではないので詳しいことは書けませんが、急に発症します。麻痺も残る可能性があります。言葉が出なくなり、嚥下もできなくなる可能性があります。言葉の理解ができなくなる可能性もあります。
そして誰もが自分が病気になるとは思わず、準備なんてしていません。

入院する患者さんの人数が多いことも相談件数が上がる理由です。家族がいない、保険料を滞納している、ゴミ屋敷に住んでいる、口座にお金が入っているけど暗証番号がわからない。これらの背景があると支援が長引く可能性が上がります。

その他神経難病は症状の進行で状態悪化し、退院支援に時間がかかることもあります。てんかんや意識障害も急に起こります。

※詳しい話は長くなるので割愛します。

精神神経科

精神神経科も相談が多いです。
入院病床は少ないですが相談数は多くなります。外来だけでカウントすると1番多くなるかもしれません。

相談が多くなる理由としては、うちの病院は病床数が少ないこと、閉鎖病棟がないことで起こっています。
入院が必要だけど、ベットが満床のため入院できない、開放病棟では対応が難しいので今すぐ行ける病院を探してほしいと言われることも多々あります。
その場合転院先の病院との連携はもちろん、地域の関係者がいれば連携が必要だし、行政職員とも連携が必要な場合もあります。

そして退院支援。こちらも時間がかかります。救急病院でよく言われますが、誰かの命を救うためにベッドを空けなければならない。
精神科も救急病棟から患者さんが移動してきます。移動できるベッドがないと、早く退院させてと言われます。そんな理由もあって多くなります。

小児科

小さいお子さんの支援は経過が長いです。支援が終結しないうちに支援が必要なお子さんの担当をします。相談が増えていくのはそういう理由もあります。

加えて家庭に課題のある場合は、行政機関と連携が必要なことがあります。

小児慢性特定疾患、身体障害者手帳、育成医療等多くの制度を活用します。

親御さんの心のケアをするときもあります(心理士さんとは違ったアプローチになると思います)。

まとめ

まとめをあげられらほど内容はありませんが、ソーシャルワーカーが必要とされて、相談が多い診療科は、急な症状発症、疾患の特性で長い経過を辿ることが理由として考えられます。

うちの病院はこういった結果ですが、病院の機能によっても変わるし、働いている医師によっても変わると思います。ソーシャルワーカー21の病院は特に脳神経内科の先生が優秀で患者さんが集まりやすい。逆にその先生達が退職して患者さんが減ったら脳神経内科の相談も減るかもしれません。

この診療科別の話題は今度詳しく書きたいです。今日は長くなるので…この辺にしておきます。急いで作ったので質が低くなって申し訳ございません。

今回はソーシャルワーカー21の病院の場合です。皆さんの病院はいかがですか?他の方の病院の話も是非伺いたいです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願い致します。

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