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〈小説〉腐った祝祭

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お話がとても長いので、一節ずつをここにまとめてみようと思います。 よろしくお願いします。
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2023年8月の記事一覧

小説|腐った祝祭 第一章 11

 朝食の後に大使館にやってきたのは、サトルが懇意にしている会員制美容室の女性スタッフだっ…

mitsuki
10か月前
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小説|腐った祝祭 第一章 12

 翌日にはナオミを高原に誘った。  皇太子の所有する土地で、連絡を取ると快く許可を出して…

mitsuki
10か月前
1

小説|腐った祝祭 第一章 13

 雨が降っていた。  六時に目が覚めた時にはすでに降っていた。  廊下の窓から外を眺めてい…

mitsuki
10か月前
1

小説|腐った祝祭 第一章 14

 靴屋の正面玄関に走りこむ。  馬車は大使館に向かって走っていった。 「本当、寒いわね」 …

mitsuki
10か月前
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小説|腐った祝祭 第一章 15

 会場に入り、ナオミに深呼吸をするように言うと、彼女は素直にそうした。 「ちゃんと通訳し…

mitsuki
10か月前
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