記憶、感覚に頼らない。
メモを取ること、記録する事は大切だと思ってやっている。
それは、信用につながるから。
体組成の値、セット数、回数、会話の内容etc…
私はパーソナルトレーナーという仕事をしていて、
お客さんとのセッション(トレーニング)中には
カルテに色んな事を記入する。
中にはあまり、カルテ等を利用しない
トレーナーもいるようだが
私は大いに利用する。
カルテを利用するのには大きく3つの理由がある。
①お客さんの変化(成長)を見える化するため
②次回のセッション(トレーニング)までへの課題修正のため
③お客さんとのコミュニケーションツール
①お客さんの変化(成長)を見える化するため
モノゴトを継続するために
「変化」や「成長」を確認できるように
することは欠かせないと思っている。
「変化」や「成長」を確認できなかったら
やっていて意味があるのかな?
となって当然だろう。
お客さんがトレーニングを習慣にしていて
気になることは、
体重、体脂肪率、筋肉量などの身体のデータ。
あとは、
重い重りが以前よりあげられるようになったのか?
とか、同じ重りの回数を多くあげられるようになったのか?
ということ。
これを毎回記録する事で
変化、成長があった時に
感覚ではなく、明確な数値で
お客さんにお伝えすることができる。
モチベーションを保つために
楽しくトレーニングを継続するために
大切なことだと思っている。
②次回のセッション(トレーニング)までへの課題修正のため
過去のデータを蓄積していて
事前にトレーニングメニューを計画していても
本番で上手くいかないことや、
改善したいことや、
ステップアップしたいことが出でくる。
その時に「次回修正しよう」
と思っていても、頭だけで覚えていても
忘れてしまうことが多い。
やはり数値や具体的にメモをして
次回の時に確実に修正したい。
③お客さんとのコミュニケーションツール
これも記憶の部分になる。
今週末ゴルフなんだよね。とか、
今夜飲み会なんだよね。とか、
明日〇〇へ旅行に行ってくるんだよね。とか…
お客さんの大まかなスケジュールを
メモしておく。
すると、次回お会いした時に
このメモした話題から
会話をスタートすることができる。
何気ないことかもしれないけれど
大切なことだと思って続けている。
1人1人覚えていられるのであれば
良いかもしれないけれど
お客さんの人数が増えてくると
私は覚えてることが無理だから
やはりメモをしておく。
以上、主に3つの理由から
私は仕事でカルテを利用するようにしている。
お客さんと同じ
目的、目標を持って
日々のトレーニングをしているけれど
都度少しずつのすり合わせをしていかないと
ズレは生じてくるものであると思うけれど、
そのためにメモは必要。
お客さんの何気ない一言や行動を
メモしておき、次回どうしたら
修正できるかを考えて提案していく。
その繰り返しで、
お客さんとの意思疎通をはかり
ズレを埋めていく。
これが、信用、信頼を
積み上げていく事なんじゃないかなと思う。
これからも
どんどんメモをして
ある意味、
感覚や記憶に頼らない
仕事をしていきたいと思う。
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