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たかしの菜園日記 ルバーブのジャム

 夏になりルバーブが盛大にはびこってきました。葉の長さは1m以上にもなり、場所を広く確保しないと周りに覆い被さります。葉柄を切り取って砂糖と煮込みジャムにします。冬には地上部が枯れて 根が残る多年草です。
 大昔にスウェーデンに住んでいたことがあり、その時に知り合いのフランス人が庭のルバーブを切ってジャムにし、肉料理に添えてくれたことがありました。その時は全く知らなかったので、こんな大きな作物がこんな寒いところでも育つんだとびっくりしたのが印象的でした。
 最近調べたところ、植物学者で有名なリンネがいろいろな作物をスウェーデンに導入し、ルバーブのみがうまく広まったようです。18世紀にはイギリスで広く栽培されていました。
 元々は南シベリアが原産で、根が漢方薬の大黄として使われ、中世には非常に高価な薬だったようです。

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