続 あなたへ

おはよ。
夜が明けたね。
空から落ちるものもなくてささやかなひかりが
庭を照らしてる

あなたが逝って5年。
忘れていられる日が増えて
それでも ふと母や父や大切な人をおもう時
やっぱり思った
こころだけ 飛んで行って
一緒に語り合えたらなって

子育て時代
仕事が大変で 家にいる夫さんに任せ
ふっとある時 ああ 小さな子ども いいなって

失ったときと向かい合いながら
それでも前を向いてた

背中に手を置かれるように
いつも 温かみを感じてたよ


なんて繰り言
だめだね
ん?
いいって?

そうだね
なにひとつ否定しなかったあなたのこと
素敵なひとだったね

おはよ。
行ってくるよ。

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