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【徒然】ノスタルジー

久々に特にテーマもなく、なんとなく書きたくなった。

中学の帰り道がなんとなく懐かしくて。

あの頃は夕暮れも向かい風もアスファルトも田舎の匂いも

全部現実だった。

辛い日常だったけど、片思いの切ない気持ちも

流行の曲も友達との悪ふざけも服を買いに行く服がない悩みも

漠然とした将来への不安と選択肢の自由と未だ見ぬこの先の出会いも別れも

全部全部実感だった。

高校の頃の記憶はあまりないけど、それでも現実だった。

山間の盆地の小さな町というには、あまりにも田舎の世界。

でもギュッと胸を締め付けられる郷愁は確かに生きている感じがしたんだ。

感じるよりも、思っていたよりも、考えすぎるようになってしまったのかもしれない。

このまま世界が終ろうが続こうが、ずっとこの世界に恋していたいのかもしれない。

この先また誰と何と出会って、別れていくのか。感じていたい。

夕暮れの風の匂いを胸いっぱいに吸い込んで。

きっとまだであったことのない誰かが何かが呼んでる。

そんな気がした、5月のノスタルジア。

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