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パラレルワールドっぽい?ぼんやりレビュー映画【THE FIRST SLAM DANK】


父の日に家族で見ました。

なお、めちゃくちゃ個人の感想です。
ネタバレもしています。
漫画は持っているので、確認しながら書きたいですが、主人の部屋にあるため取りに行けません!(就寝中)
そのため、ただいま夜中に昔読んだ記憶とさっき見た映画を思い出しながら、お届けします。
感想文は苦手ですが、忘れないうちに思ったことを書いています。広い心でお読みください。



SLAM DUNKはとても好きな漫画なので、映画を見たときはいろいろな感情が出てきて、上手く整理ができませんでした。
毎回言ってる「思ってたんと違う」

まず、見た人から「宮城リョータの話」「ミッチーがかっこいい」と聞いていたので、りょーちんの話!?どこの話!?
と、思ってました。
りょーちんといえば、チャラくてオシャレで彩子さん命の人しか情報がありません。

SLAM DUNKはモブがいません。
キャラが出来上がっているので、今更りょーちんにこんなバックボーンがあるなんて知らないし、描かれると思ってませんでした。

確かに、花道たちがバスケ部に入部したときは、りょーちんはいなくて「あと1人入院している2年生がいる」と、紹介されていました。

途中からいきなりパッと出てきた感はありました。ヤンキー座りでエラそうなことをゴリと木暮に言っていたと思います。(俺がいれば日本一、みたいなこと)

SLAM DUNKって花道の父親が倒れたくらいしか家族の場面ってないので、まさか家族のことを描かれているとは思わず、SLAM DUNKっぽくないな、と第一印象は思いました。

漫画にはないシーンもあったような…(最後の円陣や、沢北のお参りのシーン)
自分の知らないSLAM DUNKの話で、パラレルワールドのようだと感じました。

亡くなった息子ソータへの思いがずっと吹っ切れずにいる母。
ソータとりょーちんの誕生日(同じ日!)に、暗闇でこっそりソータのバスケ試合のビデオを見るシーンがありますが、心にずっしりきます。


優秀な兄を事故で亡くし、「生き残ったのが俺でごめんなさい…」なんて、手紙に書くりょーちんが悲しいです。兄を超えられない葛藤。
しかし、それを乗り越え最後は試合に勝ち、母からも認められ、応援されるりょーちんの成長物語でした!


そしてそして、作画が素晴らしくキレイです。
ラストの無音からの試合終了までのシーンや、みんなの大きな口を開けて叫ぶ、豊かな表情。
彩子さんが美人でした。

大人になってから見ると、いろんな気付きがあります。

・桜木軍団や闇落ちミッチーの仲間たちは、神奈川から広島まで、自腹で応援に来てくれたんだなぁと、感心します。
鉄男も来て欲しかったなぁ…
でもきっと、鉄男はバイトで忙しいんだね。年上っぽいし。

・りょーちんの入院の原因は、ミッチーとの喧嘩かと思っていたけど、バイク事故だったんですね。

・沢北やゴリの髪型はなんという髪型なんだろう… メンディみたいな髪型なのかな?


・昔のゴリのチームメイトで、ゴリの真面目さに耐えきれず、嫌味を言っていた下まつげの長いヤツのその後
(応援とかきてもよさそうなのに…まぁ来ないか…) 湘北バスケ部のみんながいい人過ぎて、嫌な奴なんか誰もいない!と思えてくるので、
下まつ毛君もいい奴になったと勘違いさせてくれる。


ほんとにどうでもいい事ですが、私は山王戦よりも陵南戦が好きです。
山王工業ってイケメンいないし。

海南がイケメン多いと思いますが、好きな試合は陵南戦です。
田岡監督の謎のメンバー紹介。
「ディフェンスに定評のある池上」
「チームを盛り立てる越野」
読まなくても場面が目に浮かびます。

スポーツ漫画好きじゃないんですが、SLAM DUNKは読んでました。長髪イケメンが出てくるからです。
ちなみに、初めてジャンプで読んだSLAM DUNKは海南戦の流川の「どいつもこいつもよくしゃべる…」だったと思います。

それまで幽遊白書とアウターゾーン目当てで読んでいたのに、すっかりSLAM DUNKにもハマり、コミックスを集めました。

テレビアニメは、皆の練習着の色がカラフル過ぎて、なんだか馴染めず(オレンジとかピンクとかなんですよ)、それに当時は、途中から塾の時間になってしまい、最終回までは見れませんでした。


今回、父の日ということで、主人も好きなSLAM DUNKの映画を借りてきましたが、面白かったです。沢北の「自分に必要な経験をください」=「負けたことがあるという経験」
の伏線回収にゾクッとしました。


拙い文章ですが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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