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【ドラマ感想】9ナインボーダー

一粒で三度おいしい、ロマンス好きにはたまらない、いいドラマだった。


1 美男美女

コータロー(松下洸平)とナナ(川口春奈)。美男美女が織りなす繊細な恋。見ててキュンとした。

2年齢

19歳、29歳、39歳。このボーダー(境界)となる年齢に日本女性は固有の悩みがあるのだなあと、流行を理解できました。

3夫婦

一見通り過ぎるかと思ったけどナナの両親の離婚にも丁寧に触れられてて良かった。ナナの父(高橋克実)がいい味出してんだよー。離婚したあと思い合ってる、という両親がいる一方、ムツキ(木南晴夏)の離婚と新しい恋。別れて、より、ベストマッチに移る形も良かった。

4ファッション

個人的にはムツキのお洋服が毎回楽しみでした。フォームは定番のスーツなのに、柄物のブラウスに変わった生地のジャケット。な、なにやってる人?って思ったけど個人事業主。いいわ〜それっぽい〜。

対してナナは生地や柄はどこにでもある無地で無難な色合いなのに、フォームが左右非対称のジャケットだったり。目立たずこそっとおしゃれしていたい、ってキャラに見えてそれもドラマの役にあってて良かった。

5かわいいが席巻!

ハツミ(畑芽育)演じる三女が、やたらと「かわいくする!」「かわいいの作る!」という。それを聞くたびに、今までのドラマにない、新鮮な感じをうけた。

これから日本には、かわいい、が増えてく、かわいいを増やしてくんだろうなぁ、、とまで思いました。

6続編

頼まれてませんが、続編を考えた。

まず、“9ボーダー イシュー ”、そしてキューゴ(齋藤潤)が19歳になるときに大場家みんな再集結する“9ボーダー アゲイン”。

イシューの方は、issueのこと。全然知られてませんが領域問題(border issues)というのは計算機科学では必ず論じられる興味の対象です。計算機科学で得意なシミュレーション領域は端っこをどう処理するの〜と。そういう定番を踏まえて続編に。せっかくボーダーって古くからあるけど今もすたれてない、良いセンスの言葉なんだから。内容は最終回でうっすら暗示されてた様子を「え、この二人、こうなるの?」という具体的なしあわせとして描いてほしい。悲喜こもごも、そのときの流行りを取り入れて。

アゲインの方は、文字通り、キューゴの19歳を、軸にしたてんやわんや。このときまでにかわいい、がいっぱいになってるといいな!


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