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(読書感想)ミニマリストしぶさん 手ぶらで生きる

この本を読む前のわたしは、物欲がとても強い人間でした。
他人の目を気にし、承認欲求を常に求めていたような気がします。



人より良い服、車が欲しい。他人から認められたい、普通に結婚して家買って当たり前だと。
物欲が大きいので、当然お金もかかり、貯金することもできません。
結婚とか家買うなんてみんなどうしてるのだと自暴自棄になるほどに。



そんなとき、You Tubeでたまたま著者の動画を拝見し、ミニマリストという言葉を知りました。
より少なく、本当に大切なものだけ残し、身軽に生きていくスタイルに何故かとても惹かれました。



所有しないことのメリットを知ったとき、私の今までの価値観が吹き飛ぶくらいの衝撃が走りました。
読んでから私にできることをひとつずつこなしていきました。

・物で溢れていた部屋だったが、収納棚など廃棄

・持っていた服を厳選し、本当に好きなもの以外は廃棄

・食事も一日三食だったものを二食に

・現金主義からキャッシュレス化に

これ以上あげるとキリがないのでこの辺にしておきます。

やってみた感想としましては、物欲がほとんどなくなりました。
そしてものをなくしたり探すという無駄な時間がなくなりました。
これがストレスフリーというものなんでしょう。


自分にはこれがあればいい、必要でないものは増やさなくていい。
この感覚になったとき、気持ちがものすごく軽くなったことを覚えています。


ここからは考え方の話になります。
著者のスタイルは今後広まっていくと私は実感しています。
より少ないもので身軽に生きるということは現代社会において強みになると。


狭い部屋で物が少ないということは、その分家賃も抑えられ、月々の支出を下げることができます。
著者は月7万円で生活できると言っていますし、
自分が生きていく上で最低限必要な金額を知ることは極めて重要だと感じました。


完全に著者のマネをすることは難しいかもしれません。
しかし、少しでも取り入れることができれば、人生の選択肢が広がる。
そんな自分の人生への期待感を感じることができる一冊でした。


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