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夜中3時36分の記録。

悪夢をみた。

次男を車に置いていく夢だ。
ふだん、車に子どもを置き去りにすることなんてない。
でも、夢の中のわたしは、なんの対策もしないまま、寝ているわけでもない次男を置いて、急ぎ買い物に行ってしまう。

大急ぎで買うのにレジはもたつき、時間がかかる。
慌てて戻ると、遠くから次男の泣き声。
走って行くと、なぜか車は空いていて、チャイルドシートから抜け出した次男が、駐車場を彷徨っている。
それを抱きしめ、何度も謝る。

というのを、連続2回も見た。
ありえない内容だ。
悪夢だ。ほんとに。

わたしにとって、我が子が出てくる夢はぜんぶ悪夢なのだ。
それがたとえ、酷い目にあっていなかったとしても、何が起こるかわからない夢に、我が子を登場させたくない。

悪夢をみたとき、みんなどうしてるんだろう。
わたしは夜中に起きてしまったら、なかなかもう一度寝られない。

おそろしいからだ。
再び悪夢を見るのがこわい。
さっきより、さらによくない内容になったら?

そう思うと、すぐに寝直そうと思えなくて、うだうだ目をあけ、携帯を開き、気を紛らわせようとしてしまう。

今もそうだ。
3時36分だ。
起き上がるには、まだ早い気がする。


最近、悪夢以外にも、睡眠の悩みがある。
「噛み締め」だ。

わたしは寝ているとき、奥歯を力強く噛み締めて寝ている、らしい。
起きたとき、奥歯や顎がすごく痛い。
首や肩も凝っている。

歯医者さんで言われて気づいた。
口の中の舌の入る空間をみれば、噛み締めているのが分かるという。
ほかにも、犬歯がとんでもなくすり減っているから、歯軋りもしているのではと言われた。

わたしは、寝ながら何をそんなに歯噛みしているんだろうか。
でも、これがいよいよ酷くなっていて、起きているときすら奥歯をギュッと噛み締めていることに気づいたのだ。

変な癖がついたらしい。
やめたい。痛いし。

歯医者さんいわく、マウスピースを作って、寝るときにそれをはめるといいらしい。
夜間に何度も起こされるので、ちゃんと使える自信がなかったのだが、さすがに作ろうかなあと考えている。
だれか、使ったことある人はいないだろうか。


悩みはもうひとつある。
ふくらはぎが、めちゃくちゃ重いのだ。

運動不足も原因だろうが、いつにもまして最近ふくらはぎがダルい。
寝て起きたとき、膝から下が医師のように重く、固くなっている。
血の巡りが悪く、自分で揉もうとすると、めり込むようで痛いくらいだ。

それでも、時間があれば揉んだり揺らしたりする。
うまく治ることもあれば、1日中そのままの時もある。
夫が揉んでくれるとよく治るのだが、忙しい夫に毎日ふくらはぎを揉ませるなんて、申し訳なくて、わたしの心がもたない。

ほかにも、枕が合わないだとか、パジャマが気色悪いだとか、気温の変化が大きすぎて、布団が寝苦しいだとか。
睡眠の悩みは、本当に尽きない。

それでも、やっぱり悪夢がいちばん気が滅入る。
なんせ、コントロール不可だ。
対策も練れない。
こうして、気を紛らわせるのが精一杯である。

昔は、夢を見るのが楽しみだった。
冒険譚を見ては、二度寝して続きを見られないか試したものなのに。


4時か。
仕方なく、もう少しだけ目を瞑ってみよう。
少し気も紛れた。

ふわふわのオムライスを食べる夢とか、ぽやぽやのうさぎを眺める夢とか、そんな、心癒される夢が見られますように。

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