見出し画像

駐妻生活もうすぐ2年の駐妻は、毎日何をしているの?

こんにちは。台湾で駐在妻をしているぽんです。
台湾は連日30度を超えるようになり、冷房無しでは過ごせないくらい暑くなりました。
湿度は常に70%以上!蒸し暑いです。

約一年前に、毎日何をしているか?の記事を書きました。
この時は来台から半年が経ち、必死に台湾での日常を模索していました。

まず前提として、私は全然キラキラの駐妻ではなく、運転手やお手伝いさんもいません。
毎日自炊して質素な生活をしています。
駐妻友達とホテルの優雅なランチなどは皆無。
たまに一緒にカフェに行ったり、台湾のB級グルメを食べるくらい。
また一人の時間がとても長く、一人でどれだけ楽しく過ごせるか?を日々模索中です。
来台から約2年の私が、今何をして毎日過ごしているかを書きたいと思います。

1.中国語のレッスンは週3日から週1日へ

台湾へ来たばかりの頃は、スーパーのレジや外食の際にも全く中国語が聞き取れず、恐怖とストレスを感じてました。
ほぼ中国語しか通じず、日本語はもちろん英語も微妙。
これは生活できないと、週3日中国語のレッスンを始めました。
今はシチュエーションで聞かれることが大体決まっているとわかったので、恐怖は無くなりました。
わからなければ素直にわからないと言えば良いし、困った時は翻訳機を使えばなんとか会話も成り立ちます。
数少ない台湾人のお友達は日本語が話せるので、中国語は私の生活ではあまり上達する機会がありません。

最近は駐在妻は、現地の言葉を勉強しない人が増えていると何かの記事で読みました。
駐妻の皆様、本当にそうなのでしょうか?
国にもよると思いますが、ある程度英語が話せれば、現地の言葉を勉強しなくても問題ないのかもしれませんね。

夫は任期が決まっているので、残り期間が少なくなるにつれて、元々そんなになかった中国語学習のモチベーションが益々下がってしまい、今は週一で続けています。
語学学習のモチベーションは、その国に来たばかりの時が一番高いと思います。
私の場合、最初に大学の語学センターへ通って集中的に勉強すれば良かったなと少し後悔しています。
中国語が話せれば、習い事をしたり、もっと世界が広がったはず。
もう今更なのですけどね。

2.オンラインヨガ

オンラインで日本のヨガスタジオのレッスンを受けていて、ヨガをしないと体が縮こまって気持ち悪いと思うほどになりました。
ほぼ毎日午前中にヨガをしていて、硬かった体が少しずつ柔らかくなってきました。
また、瞑想をして心が落ち着いたり、自分の心と体のコンディションに気付く良い習慣となっています。

3.ランニング

今年に入ってからランニングを始め、週に3日ほど走っています。
ランニングの楽しさに目覚めてしまいました。
きっと台湾に来ていなかったら、走ることが嫌いだった自分がランニングを始めようなんて思わなかったと思うので、生活環境が変わったことでやる事が変わるということを実感しています。
心身共に健やかになるし、夫との共通の趣味もできて良かったです。

4.家事のルーティン化

毎朝夫を送り出した後、クイックルワイパーで床を拭き掃除。
トイレとお風呂は月曜日に掃除。
洗濯は2日に一度、寝具類のカバーは2週間に一度洗濯。
好きではない家事のルーティンを決めてしまうと、自動的に体が動くので楽に感じます。
以前は外に出る口実のために、ほぼ毎日のようにスーパーへ行ってましたが、今は食材の買い出しは週2回にし、なるべく冷蔵庫を空にしてから行っています。
食材を使い切ることを目標にしていて、使っていなかった調味料や期限切れが近いレトルト食品などを頻繁にチェックし、それを使った献立を考えることで食品ロスを防げるようなりました。

5.noteを始めた

台湾へ来て、ずっとやってみたかったnoteを始めました。
発信をすることで、その時の気持ちを記録できたり、気持ちの整理が出来たり、色んな方からコメントをいただけて楽しいです。
また、普段関わることがない方達の思いや生活を知ることができて、励まされたり発見もあり、とても興味深く拝読しています。

6.本を読む

アマゾンのkindle unlimitedに加入して読んでいます。
読書は、自分の生活からは切り離すことはできません。
ストレス発散にもなるし、知的好奇心を満たしてくれます。

7.お友達とランチ、飲み会

頻繁ではないですが、数少ない日本人のお友達とランチやお茶をしたり、週末は夫も交えて時々飲みに行きます。
他愛のない話ができる人が近くにいてくれるのは、本当に有難いです。
駐在は期間限定なので、せっかく仲良い人が出来ても突然本帰国してしまいます。もう既に3人見送りました。
残された側はとても寂しいです。

8.映画を見に行く

これは最近のお気に入りの過ごし方です。
台湾は、映画料金が290元(1,300円くらい)でとても安いです。
日本映画や韓国映画などを平日の昼間は空いているので、気になったものを一人でふらっと見に行きます。

9.Netflixを見る

先日、日本へ一時帰国した際にNetflixに加入しました。
見たいと思っていた韓国ドラマや映画を見られて、これは引きこもり拍車をかけるなという予感がしています。
でも、お陰でこれから暑い台湾をこれで乗り切れそうです。
こんな時期でないと、一度にたくさんのドラマや映画を見る時間を持てることはないのだと思い、今は思い切り楽しもうと思っています。

10.行きたいところに行く

自転車でふらりと台湾カステラや豆花を買いに行ったり、B級グルメを食べに行ったり。
行きたい場所やお店は、日頃グーグルマップでチェックして気持ちが乗った時に行きます。
綺麗なものが見たいなと思ったら、美術館へ。

またコロナが明けて、最近は海外アーティストがどんどんが台湾に来ています。
先日大好きな韓国の歌手が来台し、うちからは遠いけど思い切って新幹線に乗って台北まで見に行きました。
本当に久しぶりに見られて、感動して思わず泣きました。。。
心に栄養。ついでに観光もできて楽しかった。
こういうの大事です。

11.最後に

たまに晴れの日もあるけど、大抵は地味な日常です。
駐在妻生活は、駐在先の国の気候、交通の便、言語の相性も、生活の質を左右する大きなポイントだと思います。
私が住んでいる地域は台湾の南部なので、12月~3月以外は暑い夏。
日差しも痛いほど強く、交通が不便なので自転車での外出が億劫になってしまい、家に引きこもりがちです。
日本人向けの習い事は皆無で、日本語で教えてくれるところはありません。
正直に言うと、同じ台湾でも交通の便が良く、魅力的なお店も多く、日本人向けのサービスも多い台北に住んでる駐妻さんが心から羨ましいです。
もっと大変な国に住んでいる駐妻の方達もいるのに。。。
私は贅沢なのかもしれません。

また、台湾へ来た当初はこの駐在期間中に資格を取ったり、日本に帰った時に再就職につながるような語学とか、何かを身につけなければと意気込んで、誰からも強制されていないのに勝手に自分を追い込んでいました。

私の駐妻友達には、基本家に引きこもりだけど週に1日はどこか外出するようにしている人、カフェが好きで週に2日はカフェの新規開拓をしている人など、それぞれこの駐妻期間を楽しもうと努力していて、そういう楽しみ方があっても良いんだと教えてくれました。
私たちの合言葉は、「海外で生活しているだけですごいんだ!」と自分で自分を褒めることです。
もちろん、資格取得の勉強をしたり、語学を必死に勉強している駐妻さん達も心から尊敬します。
でも、それぞれの過ごし方があって良いのではないかと思うようになり、それからは気持ちが少し楽になりました。

とにかく心が安定して、夫と共に心身共に健康で日本に帰ることが目標です。
もし、今駐在妻(夫)として意図していなかった国へ来て、生活がつらいと思っている人がこれを読んでくれていたら、こんな地味な生活を送っている駐妻もいるんだと、少しでも心が軽くなってくれたらいいなと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?