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IgAの生成と機能における新しい概念
New concepts in the generation and functions of IgA

過度のトレーニングは免疫機能を落とすらしいが、そこでネックになるのが気管に存在するIgA(免疫グロブリンA)と呼ばれるタンパク質らしい。

このタンパク質は免疫系の第一線として機関に入ってきたウイルスを撃退する働きがあるとのこと。

ならばこのIgAがどこでできるのか、どんなふうにできるのかというのでこの論文を読んで見る。

内容そのものは微に入り細に入り難しいのだが、取り敢えず

・IgAは腸で作られる。

・腸の中でも免疫の特化した組織であるバイエル版で誘導される。

・大部分は腸内にとどまるが一部は全身に回る。

らしく、以下はこの論文以外で調べたところだけど、

・IgAは短鎖脂肪酸の働きによって誘導が強化される。

・短鎖脂肪酸は腸の中で食物繊維やオリゴ糖が発酵して作られる。

というところまで分かった。

つまりは食物繊維やオリゴ糖をしっかり食べることが、回り回って風邪のひきにくさにつながるらしい。

Q: 睡眠はIgAと関連するか?関連するとしたらどういった仕組みで関係するのか?

明日目を通す論文:

部分的な睡眠制限は、免疫応答関連の遺伝子発現経路を活性化します:ヒトにおける実験的および疫学的研究
Partial sleep restriction activates immune response-related gene expression pathways: experimental and epidemiological studies in humans


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