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「初任給は何か買った方がいい」に反論します

初任給は、両親や自分の為に何かを買ったという話をよく聞きませんか?

勿論、初任給で何を買うかは個人の自由ではあるのですが、この意見には疑問を感じます。

何故なら、タイトルの通り初任給では何も買わない方がいいと思うからです。

そこで今回は、初任給で何も買わない方がいい理由と、給料で何かを買うタイミングや真っ先に誰に買うべきかをサクッと述べていきます。


初任給の段階では働き続ける事ができるかどうか不透明過ぎる

そもそも、この先自分が何十年も働き続ける事ができると思っていませんか?

勿論、それが望ましい状態ではありますが、働く事ができなくなる事も充分にあり得ますよね?

例えば、上司からのパワハラやセクハラでうつ病などの病気になってしまったり、働き過ぎて身体を壊して働けなくなる事もあります。

そこまで大袈裟でなくても、初任給=会社に勤めて約1ヶ月なので、まだ環境に慣れていない事を考えると、退職してしまう事も充分にあります。

これらの事を考えた時に、初任給で何かを買っている余裕はありません。

給料で何かを買うタイミング

どうしても自分の稼いだお金で何かを買いたいなら、初任給ではなく、その職場に慣れてきたら買えばいいのです。

何故なら、「職場に慣れてきた=望まない退職をする可能性が低くなった」からです。

言い換えるなら、望まない退職をしないのであれば、毎月安定して給料が入ってきます。

その状態になったら、誰にでも何かを買ってもいいかというと、そういう訳でもありません。

給料で何かを買うなら、最初は自分一択

何かを買うなら、まずは他人ではなく自分です。

「自己中な奴だな」と思ったかもしれませんが、本当にそうでしょうか?
相手を満たすよりも、自分を満たす事が第一優先ではありませんか?

それに、相手のことを本当に考える事ができるのは、自分に余裕のある時です。

言い換えれば、自分が満たされていないのであれば、感謝の気持ちを込めて相手にプレゼントを買う事はできません。

自分が本当に欲しい物を買ってから、両親や大事な人などに何かプレゼントするのが良いでしょう。

最後に

「若い時は、貯金せずに金を使え」という意見を聞きます。
確かに一理ありますが、一理ないともいえるでしょう。

貯金=心の余裕です。
貯金のラインをいくらにするかは人によりますが、少なくとも初任給で何かを買うのは、未来の余裕を少し遠ざけているともいえます。

大袈裟に感じたかもしれませんが、何かを買うのは職場に慣れてきたタイミングでも、全く遅くないですよ。
職場に慣れるのに1年もかかりませんからね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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