副鼻腔炎手術日記(3)

読んでいただきありがとうございます。
3回目は手術前日と当日です。


手術前日~入院手続きのあとはのんびり過ごします~


朝10時に入院手続き。
妻も午前休暇を取ってついてきてくれました。
希望していた個室は空いていました。
金額は1万8千円位。

書類を揃えて提出し、入院手続き自体は数分で完了。
受付に看護師さんが迎えに来てくれてホテルみたい。
さすがに荷物は持ってくれませんでしたが。。。

個室は20平米程度ですが、シャワーとトイレの広めのユニットバス的な部屋が内側にあり、ベッドがあるので使えるスペースは結構せまいです。
また、窓側にユニットバス的な部屋があることから、窓が小さくなっていて景色もほぼ見えません。
部屋にはWifi、テレビや洗面台、小さい冷蔵庫もあります。

部屋に着いたら看護師さんが病棟フロアを案内してくれました。
平日だと看護師さんが20名近くいるんですね、皆さん忙しそうでキビキビ動いておられます。
また、他の部屋の様子もチラッと見えましたが、個室・4人部屋とも結構空いていました。

午前中には麻酔医の方が部屋に来てくれるというので、部屋で待ちました。
麻酔医の方からは、アレルギー等のいくつかの質問を受け、全身麻酔の説明を受けた後、同意書にサインして終了。

お昼にはエビ天丼が出てきました。
思っていたより食事がおいしい!このあとも期待できます。
午後からはすることもないので、携帯でAmazonプライムの映画を2本見て過ごしました。
また、他のフロアも散歩しましたが、同じような作りの病棟でした。
飲料水の自動販売機はどれもSuicaが使えて便利。
さすが公立病院。
街中の自動販売機と同様の価格で良心的です。

食堂には窓際に独立した椅子が幾つかと、4人席が4つ程。
食事は基本各部屋でなので、面会者と話をしたり、wifi利用のための部屋のようです。
食堂からは我が家のマンションの上階が微かに見えました。徒歩10分程の距離です。
面会は昼から21時まで、消灯は22時だそうですが、どちらも実際には少し緩いようです。
夜は21時まで食事可能、翌日は朝7時まで水とOS1を飲んでいいとのことでした。
することもないので22時位には眠りに着きました。
枕が違ってもよく眠れるタイプなんです。

手術当日〜予想と違った!〜


午前中に手術と聞いていましたが、10時45分頃に看護師さんから案内があり、11時15分頃に手術室に入るため5分前には手術着に着替えるようにとのこと。
手術着+パンツ+足の血行が良くなるソックスを履いて準備万端。
看護師さんの案内で歩いて手術室に入ります。

手術室はいくつもあるようなのですが、こちらの手術室は学校の教室を一回り大きくしたくらいの大きさがあり、私一人では勿体ないくらい。
手術室では担当の医師の他にもう1人の医師、2人の看護師さんが準備をしており、ご挨拶のあと、シャンプーハットのようなものを被らされ、手術台へ。
麻酔の注射が入らず苦労しましたが、注射ができてから数十秒で記憶が無くなりました。。。

次に気づいた時には手術は終わり、個室に戻ったところのようです。
どうやら手術は無事に終わり、ベッドにいるのはわかるのですが、意識が朦朧としていて、医師と妻がいて苦しい中で少し話した記憶しかありません。。。
手術がどんなだったか説明があったようなのですが、まったく記憶無しです。

全身麻酔が残っているのと、鼻に詰め物をされていて口呼吸しかできず、酸素マスクをしていたため苦しかったみたいです。
また意識を無くして数時間寝続けました。


夕方になって目が覚め、違和感は他にもあることに気づきました。
一番は手術中か後に付けられた小水用の管、もう一つは点滴用の管。
体からチューブが伸びてます。
小水用の管はすぐに外しましたが、以降翌日まで用を足す度に激痛がありました。
これ、予想外でしたが、経験されてる方は皆さん同じなんでしょうか?


看護師さんに連れられて点滴の支柱を持ちながらフロアを歩きましたが、麻酔の影響か上手く歩けず、かなりゆっくり歩きました。
これも予想外。
看護師さんには「歩けた」と判断され、以降は自由に動いてよいことになりましたが、
上手く歩けない状況は続き、退院後数日もかなりスローでしか歩けませんでした。


当日は食事はできず、点滴を数本打ってもらいました。
鼻には手術後の鼻を支えるためのプレートが入っているそうですが、鼻血が時々出るようで
綿球(1センチ程度の丸い綿)を時々換えるよう言われました。
ティッシュと綿球を枕元に置いて寝ますが、完全に口呼吸しかできないため、数時間毎に目が覚めます。
その度に綿球を交換しますが、毎回べったりと血が。。。
いつになったら落ち着くのか、不安が募ります。
(第4回に続きます)


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