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リーダーの姿

前の会社で業務リーダーになった時、リーダーになったならばチームの仕事全てを把握し、自分が全ての答えを持っていなければいけないと考えとても苦しかった。
細かい事は何でも質問され、依存され疲弊していたのにあるべきリーダーの姿に縛られていた。

転職して、今の上司と接して大きなカルチャーショックを受けた。何かを相談しても殆どの場合において答えが戻ってこない。それどころか、へえー、そうなの?。。どうしたらいいの?と逆に質問が戻ってくる。
その内、答えを聞きに行くのではなく2、3個の考えうる選択肢を示し自分が勧めるものを選ばせる様になった。

そして、アジアチームとの仕事がメインになり私は再びリードする立場になった。チームで新しい仕事に取り組むと沢山の課題が生じる。私は今では課題にぶつかると理想の着地点を伝え、どう解決するのが最善なのか何でもメンバーに質問するやり方に変えた。そしてメンバーの強みを把握してからは、内容によって個別に期待を示すようにしている。

貴女は言葉のセンスがいいから、インストラクションの文章をお願いしてもいいですか?

という具合に。自分の弱点を知らせメンバーに頼るようになってから、過去の自分より何倍も楽にチームリーダーとして仕事を進められるようになった。そして、皆にありがとうと言う機会が沢山生まれる。
色々やり方はあると思うけれど、メンバーと一緒に悩みながら共に解決する方法がとても気に入っている。

カルチャーショックを与えてくれた、女性上司に感謝しかない。

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