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挑戦と失敗を繰り返したシェアハウス営業時代

株式会社ジョイフィオの白石でございます。

23歳の時に立ち上げた株式会社ジョイフィオという会社の経営をしています。主な事業は外国人に特化したお部屋探しサービスです。
月に一回渋谷クロスFMのラジオMCもしております。

起業前、起業後は変わった経験をしているので、その経験から感じたことなどを経歴と共にまとめました。

新卒の頃から現在までを以下の5回に分けて発信をしていきます。

1, OA機器の法人営業
2, 個人事業 開業
3, シェアハウスの個人営業
4, メーカーの子会社立ち上げ 
5, 株式会社ジョイフィオ 設立

3 シェアハウスの個人営業

仙台から東京に戻り、とりあえずバイトをしようと思い求人サイトを見ていた時にシェアハウスの案内スタッフの求人が目に入りました。

仙台で学んだ営業手法は他でも活かせるのかなと興味が湧いたので、応募して早速面接に向かいました。

面接に向かい条件を聞いたらインセンティブが高い分、契約率が一定の数字を下回った場合、解雇という契約でした。

自分の人生はいつも変わった契約に出会うことが多いです笑

やらなきゃ行けない環境で成果を残すというのは一つのモチベーションにもなるし、取締役の人柄も良かったので入社させていただくことを決めました。

3.1 入社した企業について

入社するまでは、シェアハウスの業界について知識がありませんでしたが、入社した会社がシェアハウス業界で当時TOP3に入るクロスハウスという会社でした。(現在は物件数No.1)

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アパートの1室を事務所として借り(当時は恵比寿のビル)始まった会社でITや不動産賃貸仲介会社など色んな業種を経てシェアハウス事業を立ち上げた会社になります。

『世界をクロスする』というミッションを掲げていて、各国にシェアハウスを作り、クロスハウスの物件間なら移動が無料でできるサービスを開発しています。

現在はまだ外国に物件はないですが、日本にある物件は全てが移動無料です。詳しくは以下の記事をご参照ください。


3.2 営業の業務について

まず営業がやる仕事として、2種類の業務内容がありました。詳細が下記になります。

●内勤営業
 問い合わせを頂いたお客様に連絡をする。
 物件紹介をして内見の予約か内見なしで契約
●外回り営業
 お客様が内見を希望の場合案内をする。

まずは外回り営業の研修でした。
最初は私の1ヶ月前に入社した部長の方に同行をさせていただき、案内方法や物件についての説明を受けました。

フルタイムで働いていた関係から、2週間で研修が終わり一人立ちをすることになりました。

仙台でスキルを磨いていたこともあり、早々に結果を出すことができて、研修が終わったと同時に新人の研修も任せていただけることになりました。

ただ、新卒時代に経験した失敗があったので正直不安が大きかったですが、天狗にはなっていなかったのでうまくコミュニケーションが取れて、研修することができました。

人への伝え方を研修を通じて学ばせていただき、ここから私は研修が得意になりました。

3.3 挑戦と失敗

営業の個人成績も研修した方の成績も良かったのですが、私はある課題があると考えていました。

それは『営業マンに武器がない』ことです。

営業マンの評価は外回り営業の場合、その場で契約をもらえないと契約と評価されませんでした。なので、即決をしてもらえないと成約率は落ちてしまいます。

ただ、即決を促せる交渉材料が何もないと悩んでいました。

そのタイミングで元々いた部長が退社されて、新たな部長が入社しました。

新たに入社した部長は元々経営コンサルティング会社で大手企業などをコンサルしてきた経験がある方でした。

その部長にこのことを相談したら、同じことを思っていてくれたらしく「即日で決めてくれたら初期費用割引きはどうですか?」という提案をしたところすぐに導入をしていただけました。

導入後にいきなり3つの問題が起きました。
・即決後のキャンセルが急増
・すぐに割引を提案してしまう営業が増えた
・管理部の負担が大きくなり問題視される

こう言った事象が起きないための研修やルールを提案しなかったが為に、良くない形で制度がなくなってしまいました。

部長は私を庇ってくれて、責任を背負ってくれましたが明らかに私がリスクヘッジをしていなかった為にこのような問題が起きてしまったのですごく反省をしたと同時にリスクを事前に考えなきゃいけないことを学びました。

3.4 入社半年で退職

入社して5ヶ月が過ぎ、解雇されることなく営業を続けていたときに、入社後最初の研修をしてくれた元部長とご飯に行くことになりました。

元部長は前職のメーカーに戻ったらしく、そこで新たに代表として子会社の立ち上げをすることになったとの報告を受けました。

私が独立志向が高いのを知っていて、いい経験になるのでは?ということでその子会社の立ち上げメンバーとして働かないかというお誘いをしてくれました。

シェアハウスの営業も楽しく成長できる環境だし、いい仲間と仕事ができていたのですごく悩みましたが、新たにいい経験ができるかもしれないと思い私は退職をすることになりました。

3.5 まとめ

シェアハウスという特殊な業界で仕事ができ、アルバイトにも関わらず正社員のように扱っていただき、マネジメントなどを任せてもらえたりしてすごくいい環境で仕事ができていました。

しっかり次に繋がるような挑戦や失敗も経験もできたので、入社半年でしたがかなり濃い半年でした。

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次は『メーカーの子会社立ち上げ』の経験についての記事を投稿します。
以下のリンクでチェックしてください。




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