★連載「本音で生きる～LIVEエピソード～⑲自分で決める、という最重要事項 ～大事なテーマは繰り返しやってくる～」

※連載のあらすじ※
「自分のカラーや感性を大事にして生きる人」をコーチとしてサポートする丈二(joji)の、シンガーとしての挑戦記録。偶然うまれた機会から行うことになった1stLIVE(歌、語り)。しかもいきなり憧れの素敵すぎる場所(JZ brat)で行うことに。ドタバタの中で自分と向き合い、仲間と取り組んだ数々の学びや気づきを連載しています。
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前回のおさらい：つながりのおかげで進展した衣装や曲順決め。あとは練習するだけ、と思いきや。
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やっと曲順が決まった。衣装も決まった。
スッキリした心持ちで、リハーサルに向かった。

今回一番音楽面で相談しているピアノのチカタニにそれを報告した。

「本当にそれがつくりたい世界観にとって自分が納得している曲順なのか。1st LIVE、そして自分主催で行う場、一般的なライブっぽさはさておき、
丈二の思うようにやることが大事なのでは」

語り口は優しかったけれど、同時に強い思いやりと意思をもって伝えてくれているのがとてもわかった。

そうだ、その通りだ。

焦るあまり、とにかく決まったことにスッキリしていたけれど、
それは人に責任をなすりつけることになる。
業界に詳しい人が保証してくれた曲順だから、などなどと。

ださい。ださかった。

★自分で決める

それは何度も何度もやってきていたテーマだった。

ライブの１参加者だったはずが、自分主催になった時も、
最初に構成や曲を考える時も。
そのたび、「誰々がこうだから、こう言ったから」
それが大事な時も確かにある。
けれど、人生の手綱は自分で持っていないといけない。
そうじゃないと、社会や誰かや何かのせいにしてしまう。

自分の人生の責任は自分にしか取れない。

そんなわけで、決まったと思った曲順は再考することになった。
さらに時間は圧迫されて大変だったけれど、
そこまで納得するまで考えつくし、
理想をつめこみきる経験は、とても貴重なものだった。

結果的に、配信で見てくれる人にも十分に届けながら、
表現したい世界観を実施し、演者の出入りとしても動きの取りやすい、
理想の形ができあがった。
終わった後だからさらっと言えるけれど、
その全体イメージが湧いた時はパズルがかちっとはまったような
感覚になり、とてもワクワクした。

責任を放棄しないでよかった、そう思う。

その道の途中では、なんだかそれでは相談したヨウコさんに悪いような気がして、それもあって少し苦しくなった面もあった。
勇気をだしてそれも相談したら、
「納得いく場にするための１アイディアを出しただけだから、
そんなのまったく気にしないで」と言ってくれ、
安心させてくれるように今までの仕事の話などを色々話してくれた。

電話越しでどこまで伝わったかわからないけれど、
懐の深さにうるっときた。　
それ以外にもライブ当日までのいろいろな具体的な困りごと、
初めてで分からずに抜けているところをフォローしてくれた。

自分もそんな風にありたいと思いながら、感謝しながら、
自分は当日に向けての準備に専念をすることにした。

ライブ当日自体はもちろん大事だけれど、
こういった事、人、思いなどと向き合い、学ぶこと、
それは同じくらいに重要なことだと思う。

そうやって取り組んでいると、
偶然も後押しをしてくれることがある。
これはきっと偶然ではなくて、
いや "偶然" も　"気づけるアンテナ"　が立てられているからこそ。
偶然と必然はきっと同じ位相にある。

次回、
★連載「本音で生きる～LIVEエピソード～ 挑戦には必ず追い風が吹く
　～偶然の再会、共演～」を予定♪
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初回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる～LIVEエピソード～①はじまり 」
https://note.com/joyandefficacy/n/ndfc6047e2369

前回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる～LIVEエピソード～ 」
https://note.com/joyandefficacy/n/nf2193e78697c