初産の友人に伝えたい「たぶん世界は思ったようにできている」
妊娠中、一度だけ嫌がらせを受けたことがある。
それは電車に乗っていた時の出来事だった。嫌がらせを受ける前は、電車に乗っての通勤中にたくさんの人に優しくしてもらい、席を譲ってもらったり体調不良時に助けてもらったりした。
一度の嫌な出来事があると、それがすべてのように感じてしまった。
そんな自分に気づいてから、私は優しくされたことやいいことにフォーカスしたくて「優しさ・ありがとうメモ」をつけている。自分もいつか同じことができるように、って。
私は世界は優しいと思っている。
たぶん、世界は思ったように出来ている。
あの時、一度嫌なことをされて、それがすべてで「妊婦に嫌がらせがある冷たい世界」と思ってしまっていたら、ずっと悪い出来事や嫌なことばかりにフォーカスして生きていたと思う。
席を譲ってくれた野球少年のことも、体調不良時に角の席に座らせてくれたバリキャリ風の女性も、優先席で「あら、いつ生まれるの?」と声をかけてくれたおばさんも、ベビーカーから手を振ってくれた赤ちゃんも、こんなにクリアに覚えていられなかった。
世界は優しいと思いたくて、子育て中の環境は悪いことばかりじゃないと思いたくて。私は今、子育てポジティブキャンペーンをしている。
だからこそ、優しいところが目に入ってくるし、素敵なニュースには地獄耳を発揮するし、幸せのにおいにとても敏感だ。
世界は優しいと思いたい気持ちが、周りのたくさんの優しさをキャッチするアンテナになっている。と思う。
世界は思ったように出来ている。
最近そんなことを思うんだ。
2024年。私の周りでは何人かの友人が出産を控えている。口をそろえて不安と子育て環境の厳しさに悩まされている。
彼女たちに対面で会うと根拠のない「大丈夫だよ」しか言えないけれど。
子育てにまつわるしんどい情報はどうしても集まりやすくて、その中で「子育てってこんなにしんどいんだ」となるよりは、楽しみなことやわくわくを意識的に集めて過ごしている方が子育てをHappyに過ごせるんじゃないかなと思うんだよね。
子どもが生まれたら何をしたい?
ーーーおろそいの服を着たい。
ーーー動物園に家族で行きたい。
ーーー一緒にお料理してみたい。
そんな少しのやりたいこと、実現したい夢にわくわくや優しさは詰まっている。
「大丈夫、きっと思ったようになるよ」
次に対面で会うときは、そう言いたいと思った。
そんな二児母のひとりごと。
明日もいい1日になりますように。
いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!