不安なときに呼べる名前があるということ。
2/17に第二子を出産した神田ちあきです。
今まで産院でスタッフさんに名乗られたことはあったかなぁ、今そんなことをぼんやり思い返している。
自分でお医者さんやスタッフさんの名札を確認して、この人は○○先生というんだなぁと心の中で思うことはあっても、それ以上のことはなかった気がする。
第二子の計画分娩の当日、私の分娩を担当するスタッフさんが、「○○といいます。神田さん、頑張りましょうね。」と挨拶にきた。
そのことに、私はものすごく心を動かされて。数日経った今も嬉しかった出来事のひとつとして記憶している。
あらためてなぜ、ここまでうれしくなったのか考えて、呼べる「名前」があることに安心したんだと気づいた。
1年半前に第一子も同じ産院で産んだので、産院の病棟スタッフさんたちの顔は覚えている。第一子を取り上げてもらったスタッフさんの顔は忘れられないだろう。
でも、名前はだれひとり知らない。わからない。
スタッフさんが陣痛で苦しんでいる妊婦にわざわざ名乗る必要もないだろうし、赤ちゃんを産んだあとのケアをする時にも特に名乗ることもないのだろう。当時の私も聞かなかったし、そんな余裕もなかった。
思い返すと、1年半前の私はまったく名前の知らない人たちの中で、ひとりで赤ちゃんを産んだ。そのことに対して、とくに何も思っていなかった。
今回は計画分娩。だからかもしれないけど、陣痛誘発剤を飲んでお産がスタートする前に、担当してくださるスタッフさんが丁寧に名乗って挨拶をしてくれた。今回の私には、何か困ったことがあったとき、不安なとき、疑問がうかんできたとき、呼べる名前があった。振り返ってみて、前回のお産と比べてとても安心した気持ちで赤ちゃんを産めた。そんな気がしてる。
名前にはパワーがある。
そう思わずにはいられない出来事だった。
相手に安心してほしいとき、頼ってもらいたいとき、私は名乗ろう。勇気を出して、自分から。
退院して、上の子と一緒に公園に行けるようになったら、顔見知りのママたちに娘と私の名前を伝えたい、そう心から思った。
明日もいい1日になりますように。
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