見出し画像

保育士が思う、保育の無償化について。

10/1の今日、10%の消費税がスタートするとともに幼児教育・保育の無償化もスタートしました。


幼児教育・保育の無償化といっても、3歳〜5歳児クラスの子どもの保育料のみ無償化されます。

0歳〜2歳児クラスの子どもには限定的に無償化です。言い方を変えれば、ほとんどの人が無償化の対象ではありません。所得税を免除されている世帯のみの対応。

保育料って一般的に小さい子の方が高いの、政府や国は知らないの?って思っちゃう。何のための、誰のための政策なの?


ずるいなと思う。伝え方も、言葉選びも。


幼児教育・保育の無償化と言われたら、全ての保育園や幼稚園に通う子どもたちの保育料が無償になると思ってしまうよ。ちゃんと、きちんと国が選挙前に説明するべきだったのに。今更の説明だなんて、あまりにも遅すぎる。


国が、子どものいる家庭のお母さんたちも社会に出て働いてもらいたいはずだよね。実際の待機児童は0歳〜2歳児が8割を占め、待機の理由は働きたくても保育園の空きがなくて、働くことができない状況。この現状をよく考えたら、0から2歳児までの子どもを持つ家庭への支援を打ち出すのが良いと思うなぁ。今回の政策とは合っている気がしないよ。まずは、働きたいママが働ける環境作りが必要だったと思う。保育園に入れない場合にはベビーシッターを利用できるなどの策を出すべきだったんじゃないかなぁ。


国の想いと、政策が、ちぐはぐすぎて。本当に助けてほしい人に届くような政策じゃないと思うなぁ。うーーーーん。微妙!



なんか、もやもやするなぁ。言語化できないのが悔しい。

いただいたサポートは、毎日をハッピーにするものに使わせていただきたいと思っています♪