実際に廃棄される茎の量
STEMNプロジェクト公開になり、おかげさまでとても反応は良いです。
(反応は良いのですが、最後のポチッがまだまだ苦戦中・・)
さて、廃棄されるはずだった茎を活用すると言っても、一般の皆さんは実際にどれだけの量が花の現場で廃棄されているのか?なかなか想像つかないのではないでしょうか?
今回、とある花屋さんから1枚の写真をいただきました。それがこちらです。
こちらは地方のとある花屋さん1店舗で1日にでた破棄される茎(葉っぱもあり)です。45リットルのゴミ袋3袋分です。
単純計算してみましょう。
・1日45リットル×3袋=135リットル
・花屋さんが仮に全国1万店舗あるとして、
⇨135リットル×1万店舗=135万リットル
・これだけの量が出るのは仮に切花の仕入れ日(月水金)だけだとして ⇨135万リットル×3日=405万リットル(1週間)
・それが1ヶ月になると
⇨405万リットル×4週=1,620万リットル
・それが1年になると
⇨1,620万リットル×12ヶ月=1億9,440万リットル
もはや想像できない量です。
しかし単純計算しただけで、これだけの量の茎や葉っぱが廃棄されています。(主には焼却処分)
こちらの花屋さんのようにゴミを出す際には、ゴミ袋を使って廃棄する花屋さんも多くいるので、そうなると当然ゴミ袋もそれだけ必要になりますね。
良い悪いではなくこれが現実としてあるわけです。
まずはその現状を知っていただけたら幸いです。
そして、ここにどう向き合うか?
その1つとしてSTEMNを提示しているわけですが、もちろんこれが全ての解決策だとは思いませんし、STEMNを推奨することで、実は焼却処分するよりも多くのCO2を排出してしまっていた、ということであればそれは本末転倒です。
そうならないような設計はまだまだ課題として残っていますし、そのエビデンスを取るのも容易ではありません。しかし、挑戦する意義はあるプロジェクトになりそうです。既に視点についてはとてもたくさんの共感もいただいています。
このような課題に挑戦させていただくことに感謝しつつも、課題が大きくてヒヨらないように皆さんからの応援メッセージを見て自分を奮い立たせます!
それではみなさま、今日もがんばローズ🌹
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