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フラワービジネス日記

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花業界について書いているnote無料記事の置き場です。お気軽にご覧ください。
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花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事の魅力に迫る

このnoteは花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事について綴った記事です。実績などの活動記録も残していきますので、随時記事が増えていくという特徴があります。 また、花と緑の社会実験室「soe!」というコミュニティで一定期間活動をしたら、その先に認定させていただくことを構想しています。ボタニカルディレクターという働き方が選択肢の1つとして定着する社会を目指します。 無料部分はどなたでもご覧いただけますので、興味が湧いた方は一度こちらを覗いてみてください。

有料
2,300

編集する力

今日は編集する力についてお話をしたいと思います。 ここで言う編集というのは、例えば文章とか動画とかそういうことではなくて、業界の中を編集するということについて具体的にお話をしていきたいと思います。 先日業界の中のコミュニティメンバーのとある方と話をしていて、その方が話されてたのが、「とにかくこの業界、いろんな人がいろんなことやってるけども、ただただみんな頭取りたがってるだけ」「例えばなんとか協会っていうのも他から見たら同じような、似たような活動やってるのに、結局みんな自分で

印刷環境について

印刷プリンター。この環境についてのお話をしたいと思います。 昨年の10月から僕はもうほぼほぼ手放したんですけど、オンラインコミュニティを運営しているので全国に花屋さんの仲間がいるんです。そのネットワークを活用して主に法人向けにお花の手配代行をしていました。「一人花キュピット」と言ってましたけど、お花代の何割かを手数料としていただくということをやっていました。ありがたいことにその相談が増えてはいたんですね。なんですけども花の手配屋さんみたいになっちゃってて、そこに投下する時間だ

お花の再配達問題

先日、地元長野県の地方紙(信濃毎日新聞)という新聞があるんですが、そこで帯で広告も出ていて、すごく目に留まったので見ちゃったんですけど、「再配達削減キャンペーン」というのを長野県がやっているのかな?大事なことだなぁと思ってその記事を見ていました。広告記事ですね。 職場とかで荷物を1回で受け取ろうというようなことがデカデカ書かれてましたが、自宅に指定で荷物届けると、どうしても日中仕事だったり、いないことって多いじゃないですか。置き配ができればいいけど、それができないものもあり

思い出に残るギフト

先日ボタニーペインティングのワークショップって言っていいのかな?それを体験をしてくれたお客様がいらっしゃいました。最初のご相談は「奥さんの誕生日があるのですが、青木さんの投稿見ててボタニーペインティングがすごい素敵だなぁと思ってるんですけど、何か形に残るようなギフトないですかね?」というご相談だったたんです。形に残るものとしても僕は普段生花を扱ってたりギフト扱ってるわけじゃないので、例えばお花で言うとプリザーブドとか花束やアレンジメント作ったりするわけじゃないので、どうでしょ

軌道修正のスピード

10月からボタニーペインティングの募集をし始めて、 認定講師になって、その勢いのまま即オンライン、 まずは体験講座の設定をして、募集開始ってやったんですけど、 反応はすごくいいんです。すごくいいというか、そこそこ良かったかな。けど率直に言うとなかなか申し込みに繋がらなくて、これなんでなんだろうなーって考えてたんです。ひょっとしたら、体験といったわりには、 価格が全然体験の価格じゃなかったのか?日程が固定されちゃうと結構めんどくさいのか?考えられる要素はゼロではなかったんです。

クラウドファンディングスタート

いよいよ始まりました。 11月1日〜31日までの1ヶ月間、走り抜けます。 なぜ始めたのか? なぜノンアルなのか? その後の構想は? などの詳細はプロジェクページに記載してあるので、そちらをご覧ください。 スタートするにあたり、プレスリリースも配信しました。 PR TIMESを活用していますが、おかげさまで38社ものメディアに掲載いただいています。 嬉しいのが地元長野県の信濃毎日新聞さんにも掲載いただいていること。 (新聞にも載せて欲しいけど苦笑) 初日を終えて5%の進

埋もれている才能

今日は埋もれている才能についてお話をしたいと思います。 これは以前からもお話ししているボタニカルプロダクション?フローリストエージェンシー?ちょっとわかりませんが、吉本興業の植物バージョンって言ったらいいですかね。そんなことをずっと独立した時から構想はしているんですけど、最近なんか芸能事務所・芸能プロダクションって必要なくね?みたいな風潮もあるじゃないですか。発信力ある人は自分でチーム編成して自分で発信していけば早いとか。それができる人はそれでいいと思いますけれども、その分

結局1人でやりたがるよねー

今日は「結局自分が頭取りたがるんだよねー」「そういう人が多いよね」というお話をしたいと思います。 どういうことかというと僕がいるこの花と緑の業界、花卉園芸業界以外にも言えることだと思うんですが、結局自分のやりたいことをやりたい。自分の城を建てたい。そういう方が多いと思うんですね。いい悪いじゃないですよ。それは素晴らしいと思います。僕だって独立したってことは結局のところそう思われても仕方ないですね。でも実際僕やってることって裏方に回ろうとしてるんです。やってること自体は。だから

クラフトジンの続き

今日は先日投稿したオリジナルのドリンクの続きのお話をしたいと思います。と言いながら冒頭いきなり違う話なんですけど、先月滝に打たれてきたって話をしましたが、東京にいる友人が菅平高原に出張に来る予定があって そんな連絡をもらったんです。その時に「じゃああそこの滝行ってみなーって」伝えしたら実際に行ったみたいで、そうしたらなんと偶然テレビ局の取材班もそこに来てたみたいで、滝に行った友達の様子が翌日全国ネットの羽鳥アナの朝のニュース番組で取り上げられてました。そんな偶然もありました。

創造性人材の育成が急務な日本

現代はVUCAと言われる時代に突入しています。 VUCAは改めて説明するまでもないですが一言で言うなら「先行き不透明な時代」だということ。 その時代において過去のデータの蓄積からなされる打ち手が効果を必ずしも発揮しません。過去から提示される論理が通用しないことって現場では起きますよね。「じゃあどうすればいいんだよ」そんな時代を僕らは生きているわけです。 だからこそ国としても「創造性人材の育成が必要だ」と言ってアートに注目をしているわけです。こうした背景があるから、「アート

オリジナルドリンクの魅力

今回はクラフトビールとかクラフトジン、サイダーなどのドリンクって魅力的だよねという話をしたいと思います。 以前からオリジナルのお酒作りというのは気になっていて、そこにお花をフレーバーとして入れたり素材として活用するのは容易に想像できてたので、 何かしたいなーというのはずっと考えてました。というか今も考えてます。 ただ、ビジネス的にいうといくらOEMとはいえ(自分で醸造所なんて持てませんから汗)経済ロットを回すには結構な量を作らなきゃいけません。そこで利益が出たとしてもビジネ

ほら、お客様だって変わってきてるんだよ!

今日はギフトのシーンにおいてもお客様(お花をもらう側)の心境っていうのは変わってきているんだよいうお話についてしたいと思います。 何かお祝いってこというと、贈る側が、もちろん「おめでとうございます」とかお祝いの気持ちを贈るわけですけども、一方でそれに対しては何も言えないみたいな雰囲気もあるじゃないですか。せっかくいただくものだからとか、黙って受け取るしかないと。むしろ黙って受け取りなさいと。それが日本人の心みたいな、そんな感じ。 それについてとやかく言おうものなら「何事だ!

プロデューサーの準備運動

今日は「プロデューサーの準備運動」というテーマでお話をしたいと思います。どういうことかというと、前々から感じてはいたんですが、僕自身がそもそもプロデューサーとして意識して今まで活動してきたわけではなかったんですが、じゃあ「今の自分のこの立ち位置ってなんて説明したらいいんだろう?」というのはずーっと悶々としてたんです。で、独立をした時に僕が尊敬する経営者の一人が「青木君がやりたいことはディレクターだね」と言ってくれたんで、僕はでお花の業界でその活動しているからフラワーディレクタ