マガジンのカバー画像

フラワービジネス日記

235
花業界について書いているnote無料記事の置き場です。お気軽にご覧ください。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事の魅力に迫る

このnoteは花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事について綴った記事です。実績などの活動記録も残していきますので、随時記事が増えていくという特徴があります。 また、花と緑の社会実験室「soe!」というコミュニティで一定期間活動をしたら、その先に認定させていただくことを構想しています。ボタニカルディレクターという働き方が選択肢の1つとして定着する社会を目指します。 無料部分はどなたでもご覧いただけますので、興味が湧いた方は一度こちらを覗いてみてください。

有料
2,300

目的を明確にする重要性

今日は目的の重要性についてお話をしたいと思います。 目的が、やっぱり何をやるにも重要ですよっていうのは改めて僕が説明するまでもないと思いますが、先日新たに出会った花屋さんさんから質問を受けたんです。その方はもともと全然別の業界で働いていて、花自体はずっと好きだったと。で花屋さんで働くきっかけを前の経営者の方からいただいて、花屋に勤務することになったと。そこから経営を譲り受けて今経営者としてスタッフを数名抱えて花屋さんを運営、経営しているという状況だそうなんです。なのでもとも

編集する力

今日は編集する力についてお話をしたいと思います。 ここで言う編集というのは、例えば文章とか動画とかそういうことではなくて、業界の中を編集するということについて具体的にお話をしていきたいと思います。 先日業界の中のコミュニティメンバーのとある方と話をしていて、その方が話されてたのが、「とにかくこの業界、いろんな人がいろんなことやってるけども、ただただみんな頭取りたがってるだけ」「例えばなんとか協会っていうのも他から見たら同じような、似たような活動やってるのに、結局みんな自分で

繰り返し発信することの重要性

繰り返し発信することの大切さについてお話をしたいと思います。 なんか新しいことをやろうと思ってやり始めました。で、当然それをsns中心に何か発信します。これはよくありますけども、相手にそれが伝わるかどうかっていうレベルで考えると、まあ1回発信したレベルじゃ当然伝わんないですよね。よっぽどインフルエンサーとか芸能人とか影響力のある人だったらその一発で仕留めるっていうことはあるかもしれないですが、僕ら一般人がそんな力を持ち合わせていることは当然ないので、だからこそ繰り返し繰り返し

印刷環境について

印刷プリンター。この環境についてのお話をしたいと思います。 昨年の10月から僕はもうほぼほぼ手放したんですけど、オンラインコミュニティを運営しているので全国に花屋さんの仲間がいるんです。そのネットワークを活用して主に法人向けにお花の手配代行をしていました。「一人花キュピット」と言ってましたけど、お花代の何割かを手数料としていただくということをやっていました。ありがたいことにその相談が増えてはいたんですね。なんですけども花の手配屋さんみたいになっちゃってて、そこに投下する時間だ

紙をつくるのはいいけれど・・

廃棄されるはずだった花の茎を活用したプロジェクトのSTEMNについて 昨年からこのプロジェクトは商品の販売がスタートしていて、直径10センチぐらいの3.5寸ぐらいの器を販売しています。 そこに特にグリーン系、多肉植物とかミニ観葉植物、こういったものを寄せ植えて飾るというのが一番色合い的にもいいのかなと思っていますけど、その器が第一弾として販売されています。このSTEMNプロジェクトは花の現場で廃棄されている茎、これをどうにかアップサイクルというか活用できないかというプロ

お花の再配達問題

先日、地元長野県の地方紙(信濃毎日新聞)という新聞があるんですが、そこで帯で広告も出ていて、すごく目に留まったので見ちゃったんですけど、「再配達削減キャンペーン」というのを長野県がやっているのかな?大事なことだなぁと思ってその記事を見ていました。広告記事ですね。 職場とかで荷物を1回で受け取ろうというようなことがデカデカ書かれてましたが、自宅に指定で荷物届けると、どうしても日中仕事だったり、いないことって多いじゃないですか。置き配ができればいいけど、それができないものもあり

思い出に残るギフト

先日ボタニーペインティングのワークショップって言っていいのかな?それを体験をしてくれたお客様がいらっしゃいました。最初のご相談は「奥さんの誕生日があるのですが、青木さんの投稿見ててボタニーペインティングがすごい素敵だなぁと思ってるんですけど、何か形に残るようなギフトないですかね?」というご相談だったたんです。形に残るものとしても僕は普段生花を扱ってたりギフト扱ってるわけじゃないので、例えばお花で言うとプリザーブドとか花束やアレンジメント作ったりするわけじゃないので、どうでしょ

軌道修正のスピード

10月からボタニーペインティングの募集をし始めて、 認定講師になって、その勢いのまま即オンライン、 まずは体験講座の設定をして、募集開始ってやったんですけど、 反応はすごくいいんです。すごくいいというか、そこそこ良かったかな。けど率直に言うとなかなか申し込みに繋がらなくて、これなんでなんだろうなーって考えてたんです。ひょっとしたら、体験といったわりには、 価格が全然体験の価格じゃなかったのか?日程が固定されちゃうと結構めんどくさいのか?考えられる要素はゼロではなかったんです。

リアルイベントの価値

今日はですね、「やっぱり人と直接会って話し するのはいいよね」というお話をしたいと思います。先日長野県茅野市で3日間開催されていた「フラワートライアルジャパン2023」というイベントに参加してきました。毎年開催されているみたいなんですけど、その存在は初めて実は知りまして、どんな方が出展しているかというと植物の生産者さんやその生産に関連する商材を扱っている方とか、ざっくり花卉園芸業界の人たちのイベントですね。商談イベントなのでギフトショーの花卉園芸バージョンみたいなイメージです

自分1人の力で成し遂げられることなんてほぼない

自分一人の力なんてほんとちっぽけだし、いろいろ達成できていることがあったとしても、そんなものは自分一人だけの力じゃないんだ!ということをお話ししたいと思います。 今年の4月から放送されていた「らんまん」見ていましたでしょうか?放送の中でこんなシーンがありました。牧野博士の親友であるハタノ君が、「まんさん理学博士になってほしい」というお話を持ってきたシーンがありました。けれど牧野博士は最初断るんです。「俺なんかとても受け切れない」とか「帝国大学に不義隆を果たしちゃったから、そん

あえて制限を設ける

あらゆることに制限を設けることで出てくる価値。 制限があるからこそ出てくる価値。こんなことについてお話をしたいと思います。 どういうことかというと、なんか思い当たることいろいろ皆さんもあると思うんですが、例えば僕でいうとボタニーペインティングというのを最近始めました。天然の蓮の葉っぱとかインド菩提樹の葉っぱ、こういったものを使って専用のパネルに貼り付けて着色を楽しむアートなんですけど、「さ、どうぞ!自由に何でもやってください」と言われると何もできないです。でも、例えば30cm

シナジーマップは随時見直しが必要だね

シナジーマップを以前描いたんですが、常にアップデートが必要だねというお話をしたいと思います。 シナジーマップ描いてる方いっぱいいるかもしれませんが、僕は植物に関する企画ごと(プロジェクト)をいくつか同時進行で回している(例えるならばTVプロデューサーが同時に幾つかの番組を掛け持っているような状態)ので、それぞれの相関図と言いますか、どう関連関係し合っているのか?把握しないといけないなぁと思っています。また、何か一つのアクションが一つのコンテンツのためだけのアクションになっちゃ

美容室Dears

美容室Dearsさんについてお話をしたいと思います。 ご存知の方も多いと思いますが、あの連続起業家としても有名な北原孝彦さんが経営されている髪質改善専門の美容室です。その北原さんのお話を聞く機会がありまして、セミナーですごく勉強になりましたのでその内容についてシェアをしたいと思います。 先日長野県で「マケブラリアルin長野」というイベントがあってプロデューサーであるwebブランディング研究家の草間淳哉さんが主催なんですが、そのイベントで登壇されたスピーカーが5名いて、そのう